CV:平野綾
トランシー家唯一のメイドを務める。
以下ネタバレ注意
「悪魔の剣を納める鞘」と呼ばれる悪魔。
実はアロイスの実の弟ルカの魂を喰らった張本人。
元々、悪魔ゆえ退屈した日々を送っていたがある日ルカと出会い彼の願いを叶え、アロイスとルカが住んでいた村の住民全員を殺害、契約によりルカの魂を喰らう。
しかし、この時ルカが死への恐怖ではなくアロイスの幸せを願ったため、その想いに心打たれる。
この出来事からルカ、その血を分けた兄弟であるアロイスを愛し、眷属の三つ子と共にトランシー家に現れた。作中で唯一最初から最後まで心の底からアロイスに忠誠を誓っていた人物。
アロイスがクロードに殺害された後は、アロイスの眼を取り込みクロードによってシエルの魂と融合させられていたアロイスの魂を目覚めさせた。
アロイスが作り出した薔薇迷宮にて上記の事実を告白し、アロイスと契約した(この時アロイスに抉られた左目が再生している)。悪魔の印は、水色の五角形に逆さペンタクル。
死の島でセバスチャンとクロードの死闘を見届けた後契約によりシエルを悪魔へと変える。その後アロイス、ルカの魂を内包し、クロードの亡骸の側で崩れゆく島と運命を共にする。