cv 横山智佐
概要
信濃を拠点とする忍者集団「真田忍群」を率いるお頭。
ツインテールの美女で、非戦闘時は喪服のような黒い着物を纏っているが、戦闘時はスタイルの良さを強調したセクシーな忍び装束になる。
忍者らしく潜入、変装が得意で異性にすら化けられる。蝙蝠を操り、多少の会話すら可能。
戦闘では高い身体能力を活かした格闘術と小刀を武器に戦うが、作中では不意を突かれたた為かほぼ一方的にやられていた。
真田忍群
大坂の陣の後、信濃の山中で独立国を建てていた忍者集団。六文銭の旗を掲げている。
その独立性から隠密御庭番衆にもその存在を警戒され、監視されていた。
太古より伝わる「聖なる霊薬」を守り抜くことを使命としていたが、首領の洩矢御沙薙の独断により欧州の秘密結社「黒騎士団」と結託し、霊薬を売り渡す代わりに日本を支配する約束を取り付ける。
その際、大量の反逆者が出るも黒騎士団の手により始末される。
最終的には黒騎士団に裏切られ、霊薬も失われてしまったが、責任を取ることを望んだ洩矢御沙薙を再び首領に据えて結束を固めた。
ちなみに真田忍群を名乗っているが真田十勇士とは無関係。
余談
第87幕で裏切られて追い詰められる際の異様に気合の入った作画の深夜アニメの如きエロ演出は、ほんの一部のマニアの間で語り草になっていた。
DVD等のパッケージイラストはただえさえセクシーな忍び装束が破れて無駄にエロさを強調している。(本編にそんなシーンはない)
アイドル声優の走りとも言える横山智佐を起用しキャラソンも用意されるなど、その筋の受けを狙ったものと思われるが、迷走に迷走を重ねたTVオリジナル編末期の登場人物であること、元々女性向けの側面が少なくない作風であること、そもそもが健全であるべきゴールデンタイムの番組であることから、あまり成功したとは言い難い。
名前の由来は信濃の諏訪大社神官家・守矢氏(始祖は洩矢神)と、重要な祭祀場である御射山(みさやま)からと思われる。