声優
概要
江口沙織の幼い頃のフルートの教師で、「ごおるでん」序盤で楓達の中学校の音楽教師として赴任してきた男性教師。
沙織にフルートを教えていたのは10年ほど前だが、彼女の記憶と全く変わっていないほどの若く整った顔立ちにスタイルもよく、温厚で心の優しい性格なため、女子生徒から高い人気を集めている。
しかし一方でかなりのドジっ子で、少々間の抜けた一面が目立つ残念なイケメンでもある。
沙織と同様、妖精のパートナーがいないにもかかわらず、ミルモ達妖精の姿を見ることができ、沙織との再会をきっかけに楓やミルモ達とも親しくなり、次第に沙織から恋心を寄せられるようになった。
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※以下、ネタバレ注意!!
実は沙織と再会し、楓やミルモ達と関わっていた桐生は偽者で、その正体はダアクであったことが判明。
正確にはダアクが沙織の記憶の中にあった「桐生拓海」をコピーして作り出した分身で、ドジであった本物の性格を利用してミルモ達を密かに妨害しつつ、完全復活のために沙織を再び操る機会を狙うと同時にアクミ達にミルモでなく楓を狙うよう命じていた。
妖精のパートナーを持たない桐生に妖精が見えていたのも、桐生自身がダアク本人だったためである。
後に沙織が桐生になりすました自分に好意を抱いていることを察すると、その想いを利用して楓と沙織の友情を引き裂くため、楓に好意を寄せる振りをし、二人だけでなくその周りの仲間との間に深い溝を作った。
楓達がミルモ達の尽力で仲直りをしていく中で沙織に告白する振りをして彼女と接近し、楓への告白は「沙織にやきもちを妬いてほしかっただけのちょっとした冗談」と答え、楓に謝罪する。その理由にミルモ達が激昂する一方、当の楓は「沙織が桐生先生と幸せなら構わない」と特に桐生を責めようとせず、沙織の恋が叶ったことを素直に喜んでいた。
しかし、そのことで薄々正体に気付き始めた結木に上記の一件を含めて問い詰められると、ダアクとしての本性を現し、口封じのために彼とリルムを準備室にあった鏡の中に閉じ込めた。その後、沙織が出る世界音楽祭でドイツにいた本物の桐生が彼女の応援のために楽屋まで駆けつけたことで沙織に偽者であったと気付かれたが、楓との絆を失った沙織を再び操り、自身の復活を成功させた。
ダアクが作り出した偽者の桐生は沙織が幼かった時の姿であるため、本物はもっと老けており、世界音楽祭で沙織と再会するまではドイツで子供達にフルートを教えていた。
「ごおるでん」終盤において、沙織が世界音楽祭に出場することを聞いた本物の桐生がドイツからはるばる沙織の応援に楽屋へ駆けつけ、10年ぶりの再会を果たすも、その直後に背後から現れた自身の偽者によって眠らされてしまう。
ダアク消滅後、(楽屋で再会した際の一部の記憶を失ったが)沙織の自宅の門前で改めて再会すると、沙織をドイツ留学に誘い、彼女と共に日本を発った。
その後、「わんだほう」にて再登場。本物も昔と変わらず、かなりのドジっ子である(安純も車の運転に不安を感じたほど)。