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声優編集

小杉十郎太


概要編集

ミルモでポン!」に登場した敵キャラクターであり、本作におけるラスボス

漫画版とアニメ版で大きく設定が異なっている。


漫画版編集

実体のない黒いモヤ(ミルモ曰く「黒いまりも」)のような姿だったが、その後は妖精姿で登場した。

ダアク様(マンガ版)

一人称は「私」。

恋を憎む陰湿な性格であり、かつてのパートナーである星野銀河でさえも役に立たなければ切り捨てる非情な一面を持つ。


原作ではヤシチシショーの上司として登場し、彼らからはあのお方と呼ばれている。

あらゆる手段を使ってミルモを倒そうと彼らに命令を下すが、失態が続くため遂に自らがミルモを倒しに向かう。

ミルモの魔法攻撃を無力化させるなど圧倒するが、敗北した。


実は彼は過去に好きだった妖精に失恋したという理由からミルモの里を消滅させようと企んだのである(それを聞いたミルモや楓もそのはた迷惑な理由に唖然となり、呆れ果てていた)。


銀河には妖精が見えたり魔法を使えるようになったのもダアクの魔力のせいで、幼い頃に両親を亡くした銀河に色々と教えたのも彼であり、銀河からの忠誠心は高い。


黒いモヤの様な姿は魔力を消費してしまうため、銀河からもらったヒヨコのぬいぐるみに憑依して魔力を制御するが、改心後はヒヨコのぬいぐるみに入ったままで過ごしている。


アニメ版編集

アニメ版では長髪の赤い目をした人型(「ごおるでん」第23話のアイキャッチ後半では、人型をそのまま二頭身にした姿)で登場。

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大昔に人間の負の感情から生まれた悪魔であり、ガイア族との死闘の末に封印されたが、封印の場にやって来たアクミワルモ団に黒魔法の力を授けて手下にした。

ワルモ団のミスで妖精界の時が止まった隙にアクミによって封印から解き放たれたその後はガイア族が手を出せない人間界に移動し、世界的に有名なフルート奏者の江口沙織を操り、力を蓄えていた。

普段は沙織の家の鏡の中に潜んで、アクミたちに指示を出しているが、自身も沙織を通じて密かにアクミ達を手助けしていた。


部下であるアクミワルモ団にも気遣いをするなど悪役だが寛大で器が大きく見える。

しかし、その本性は長年仕えてきた部下であっても躊躇なく手に掛けようとする冷酷な性格で、人間界の支配よりも妖精界の支配を優先していた。

原作以上の冷酷非情である反面、アクミに「チーズケーキが食べたい」と命令したり、趣味丸出しの部屋があったり、完全復活して早々不細工なお面で登場するなど、どこかコミカルで間の抜けた一面も多く、水着や浴衣姿も披露している。


「無印」最終回でミルモ達やガイア族によって再び封印されるが、封印される直前にすれ違ったある妖精の中に精神だけが入り込み、「ごおるでん」では完全復活を果たすために新たに手下として加わったラットやアクミなどを利用し、沙織を再び操るために標的をミルモから楓に変更して再びミルモ達と対立。

水溜まりや手鏡、民家の窓やトイレの鏡などのつるつるして姿が映るものならお構い無しに移動してアクミ達に楓を狙うよう指示を出し、自身は沙織の恩師である桐生拓海(正確にはダアクが沙織の記憶の中にあった「桐生拓海」をコピーして作り出した分身)になりすまして楓達の学校の音楽教師として赴任し、沙織やミルモ達を監視していた。


最終的には楓との絆を失った沙織を再び操ったことで完全復活を果たし、妖精界を消滅させかけるが、ミルモ達4人のセッション魔法がかかった沙織のフルートの音色によって人々の負の感情が消えていき、さらに沙織の言葉で自身にも善の心が生まれ、暖かい光に包まれながら消滅した。


関連タグ編集

ミルモでポン!

江口沙織 アクミ ワルモ団 桐生拓海 星野銀河

ラスボス 絶対悪 心の闇 闇属性


ジャアクキング…同年代アニメ『ふたりはプリキュア』、『MaxHeart』のラスボス繋がり。冷酷非情な性格、目が赤くて黒い姿、一度主人公と闘って敗北したが完全復活を遂げた、闇属性と結構共通点がある。

ヤトノカミ…『ゲゲゲの鬼太郎アニメ第5作劇場版『日本爆裂!!』にて登場した中の人繋がりのラスボス。冷酷非情な性格、大昔に封印されたがある少女を利用して復活を目論む、闇属性と共通点が多い。

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