概要
キノコタウンにて格闘道場を開いているキノピオ。
普段は赤いローブのようなものを纏っており、一人称は「ワシ」。ござる口調で時折咳き込みながら話す。(咳の影響かテロップも時々震えて表示される)
前述の道場の師匠兼責任者であり、現在は少なくともチェンとリーという2人の弟子を抱えている他、町中にも彼の元である程度修業を積んだキノピオが居る。劇中ではあまり触れられないが、同じくキノコタウンに住んでいるキャシーや『ペーパーマリオRPG』に登場するナンシーとは兄妹関係にある。また、クリオの祖父であるクリじいとは師弟関係にあり、クリじいはシショーの先生といった関係になっている。
仕事の都合で道場を留守にしていることもある。マリオがゲーム内で初めてキノコタウンを訪れた時も外出中で会うことができず、ある程度ストーリーが進んでから道場を訪問できるようになる。
道場ではマリオを挑戦者として扱い、腕試しのバトルに挑むことができる。シショーと直々に戦えるのは弟子の2人を倒した第3戦以降となり、3回勝利するまで戦うことができる。
ちなみに彼らを倒してもスターポイントやコインなどはもらえないが、道場にて実力を認められた証明書である「つよさのあかし」がもらえる。(つまり道場への挑戦は本作のやり込み要素の一つである)
本人曰く「体が弱い」そうだが、実際は師匠兼責任者というだけあって道場では最強の存在。特に本気の本気となる第5戦(最終戦)のシショーの戦闘力は凄まじく、あるいはラスボスであるクッパさえも凌駕しかねないレベル。本作最強のキャラクターとの呼び声も高い。
本気になると全身が金色に輝き、本気の本気となると更に金色のオーラを纏い、発するセリフの一つ一つにも明らかな覇気が宿る。マリオに対しても普段は「マリオ殿」と呼ぶが、本気(及び本気の本気)を出している場合は「マリオ」と呼び捨てにする。挑戦者としてのマリオに対する彼なりの敬意の表れだが、考えてみるとマリオを呼び捨てにするキノピオは歴代シリーズの中でもかなり珍しい。
本気になると残像が残るほどのスピードで突進しながらのパンチ→画面外まで飛び出さん勢いで跳び上がりながらのアッパーカットという連携攻撃を繰り出すようになり、本気の本気の場合はこれに飛び蹴りまでも加えた三連撃を繰り出すようになる。この連続攻撃がシショー最大の必殺技であり、三連撃を全てまともに受けてしまうと総ダメージ量は18にも達する。ただし、事前にマリオがビリビリ状態になっている場合は一撃目が直撃した時点で電撃によるダメージを受けて攻撃が止まるという弱点がある。
第5戦のシショーの強さは半端ではなく、正面から戦いを挑むと苦戦は必至。しかし抜け道は多い。
まず本気の本気でも防御はたったの1と並のカメ族レベルの低防御しかない。
そして猛威を振るうのがこの相手に限らないが「レンゾクジャンプ」もしくはクリオの「れんぞくずつき」。
前者の場合は少し準備が必要になる。まずシショーの攻撃をできればニ発耐えられるHPが必要(連続で三連撃が来さえしなければ30で良いが、三連撃をニ回耐えるには40必要)。
バッジは更にジャンチャージSが必要。BP次第だが「パワープラス」「イチカバチーカ」「モロハノヤイバー」で出来るだけ底上げもしたい。その状態でレサレサのすきとおりで時間を稼ぎつつ4回チャージすればシショーを一撃で仕留められる。
後者ならマリオがストーン帽子を何個か使い、その間にクリオがチャージしてれんぞくずつき。こちらならストーン帽子数個分のコインとウルトラランクのクリオがいるだけ良いので更に簡単。
尚、攻撃力に関してだがシショーには実は星の精の技「ちからをぬいて」が通用するので、
これにダメージヘールやナマクラヤイバー、腕に自信があるならナイスデボウギョを付ければ
連続攻撃なのもあってだいぶダメージを減らせる。
各動画サイトでは様々な手法での攻略動画や低レベル帯での挑戦動画がアップされている。
因みに彼に限った話ではないが彼との戦闘BGMはサントラ未収録。
関連タグ
ジャッキー(スーパーマリオRPG):シショーの前身とも言える存在。
プリンス・マッシュ:次回作『ペーパーマリオRPG』のリメイク版における同ポジション(本名はキノシチョフ)。彼もシショーと同じくキノピオである他、総攻撃力を遥かに上回り倒すにはスーパーガードがほぼ必須、かつ分身を用いてマリオ一行を惑わせると言った多彩な戦法でシショーを上回る最強のキノピオとなっている。なお、原作版では彼と戦うことが出来なかった。