曖昧さ回避
- 平安時代の歌人。当記事で説明。
- 『東方Project』のキャラクター。→小野塚小町
- 『どろろんぱっ!』の主人公。→小野小町(どろろんぱっ!)
- 『モンスターストライク』のキャラクター。→小野小町(モンスト)
- 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のアニメオリジナルキャラクター。→小野小町(こち亀)
概要
生涯について詳しいことは明らかになっていないが、絶世の美女であったとの伝承が残る(当時の美人観なのでおそらくおかめ納豆のパッケージみたいな顔だったのだろうが…)。
そのため、生誕の地がいくつか地方にあったり、言葉は悪いが彼女が野たれ死にをし、朽ち果てていくまでの絵画がいくつか残されている(美人も腐ればこんなものとして、修行僧達の煩悩を祓う為の絵)。
現在でも特定の分野や地域で活躍する美女を指して「〇〇小町」と呼ばれるのは、彼女がきっかけである。
歌人でもあり、古今和歌集や百人一首に彼女の和歌が採録されており、六歌撰のひとりに数えられている。
出生地は当時の出羽国、現在の秋田県湯沢市とされる。秋田新幹線「こまち」、秋田県を中心に作付けされる米の品種「あきたこまち」はこれに由来する。
誰が言ったのか不明だがクレオパトラ・楊貴妃と並び「世界三大美人」の一人される。なお「世界三大美人」は日本ローカルの模様。
「絶世の美人とされるのに、同時に夫や男性の恋人が居たとされる伝承・伝説がほぼ皆無」なせいで「実は女性器が無かった」という派生伝説が生まれる事になった。
この為、「糸を通す穴が無い」針を「まち針」と呼ぶのは、「穴が無い針」の意味で「小町針」と呼んでいたのが縮まった、という俗説が有る。