CV:矢尾一樹
概要
ガンマ団の刺客の一人であり、その名の通りイヤリングが東京タワーのデザインになっている。アニメ版オリジナルキャラクター。
当初は素性を隠すため老婆に扮して現れ、鏡を使った占いや超常現象で周囲を楽しませつつも、シンタローに対してガンマ団へ戻らせるための説得を行っていた。しかし、素性を疑われたことで正体を見せ、鏡もその真の力を発揮する。
力ずくで説得させる為にシンタローを鏡面世界へと封印し、ガンマ団でトレーニングをしていた頃の過去の映像を見せることで、サービスとの約束を思い出させることによる精神攻撃を通して、現在のパプワ島での生活に決別をさせようとした。
しかし誤算は鏡面世界にパプワ一行(パプワ・チャッピー・イトウくん・タンノくん)がやってきてしまったこと。この鏡面世界で見る事が出来るのはあくまでも過去の「映像」に過ぎないはずなのだが、常識が全く通じない彼らは本来触れることの出来ないはずの過去の映像に堂々と接触。当時のシンタローの所持品を普通に使ったりとやりたい放題。
現実的に言うならばホログラムの映像を普通の物体同然に取り扱うようなものであり、これには困惑の色を隠せなかった。
精神攻撃という手段を扱う点から見られるように陰険な性格であり、パプワたち一行からは満場一致で「人間ああはなりたくないものだな」と評されていた。シンタローが降参するまで鏡面世界から出さないつもりだったが、鏡面世界の特殊な原理が一切通用しないパプワ島のナマモノの特徴に気づいたシンタローに機転を利かされ、イトウくんとタンノくんを眼魔砲で送り出す形で半ば強制的に鏡占いをさせる。言葉巧みに誘導された2体は「濃い」化粧直しでバッチリ決めており、ただでさえ得体の知れない生物が濃いメイクをしたその異様な出で立ちに鏡のほうが耐えられず、本来ならば眼魔砲さえ跳ね返すはずの鏡面があっさりと破壊されたことで脱出を許してしまった。
本人もその際にイトウくんとタンノくんの下敷きになっており、戦意喪失へ追い込まれた模様。