大谷育江(同上の素顔時)
概要
青の秘石を狙う「ガンマ団」の第六の刺客として登場。
顔まで覆う大きなマントを羽織った少年で、その素顔はシンタローの弟・コタローに非常に似ている(アニメ版では『南国少年』『PAPUWA』共にコタロー役の声優が津軽の声を担当している)。
名前の由来は「津軽じょんがら」。その名の通り青森県津軽地方出身で、癖の強い津軽弁で喋る。
得意技は「津軽じょんがら狂(きょう)の舞」。
津軽三味線の演奏により相手を混乱させつつ、複数の虫をけしかけて攻撃を行う。
当初はガンマ団No.2のアラシヤマはおろかシンタローすらもその得体のしれない攻撃に苦戦を強いられたが、倒されたフリをして攻撃を観察していたアラシヤマによってそのタネを明かされるとともに彼の炎で虫たちをコントロールする三味線を焼かれてしまう。
三味線を失って以降はその素顔を晒してシンタローを懐柔し、シンタローとアラシヤマを同士討ちさせつつ彼を仕留める隙を狙いながら攻撃した。
最終的に、とある経緯から故郷の母を思い出し戦闘不能となる。
シンタローに謝罪するとともにガンマ団から足を洗い故郷の津軽へ帰っていった。正体が判明して以降もシンタローは彼にメロメロで、丁重にお見送りをしつつ「手紙書くからね」とまで発言している。
続編の『PAPUWA』では、再びガンマ団に所属している模様。
グンマの提案で失踪したコタローの影武者役を任されそうになるが、直後にシンタローが遠征から帰還し、彼が既にコタローの失踪を感づいていたため役目を担うことはなかった。
SFC版での津軽ジョッカー
SFC版では第7ステージ「ツガル岬」のボスキャラとして登場。
博多どん太同様に精神を操られている様子で、願いの像を捜索するシンタローに襲いかかる。
原作通り三味線を演奏しながら虫たちをけしかけるとともに、本作では巨大な青森りんご形の爆弾で攻撃を行う。…ただ、タイミングによってはその爆弾で自滅するというバグが稀に発生する。
シンタローに倒されてからは正気に戻り、再び津軽へ帰ってゆく。