概要
CV:目黒裕一
マジックとルーザーの弟でハーレムの双子の兄弟。右目が秘石眼だったが、自身でえぐっている為、現在は隻眼。誕生日は双子の兄のハーレムと同じ2月14日。
今は亡き次兄ルーザーを心より慕っている一方、家族バカ極まる長兄マジックの事は疎ましく思うこともあり、また双子の兄であるハーレムに対しては特にぞんざいだったりする。
穏健な紳士であり本編開始の7年前、甥のシンタローをマジックの依頼により、半年間のサバイバル生活で鍛え上げ、眼魔砲も伝授した。
またシンタローに秘石眼を持つ者(特に青の一族)の宿業と悲劇を教え、ゆえに秘石眼を持たないシンタローに対し、だからこそ青の一族の運命を変える事が出来るかもしれないと当初から期待を寄せていた。
これらの理由からシンタローには「美貌のおじ様」として慕われておりマジックにはそれについては嫉妬されている。
ドクター高松とは学生時代の友人かつ新兵時代の同期であり、彼に貸した4万円を未だ返さないことをしつこく覚えている。
新兵時代、自らの秘石眼と眼魔砲の暴走によって親友・ジャンを喪ってしまった過去を持っており、これが自らの秘石眼を自身で抉り出した原因でもある。しかし、この出来事の裏にはとんでもない真実が隠されていた。
最終的にシンタローを連れ戻す最後の刺客として彼の前に降り立つ。
その実力は、隻眼となった現在でも健在でありシンタローに加えアラシヤマ・ミヤギ・トットリとの4対1の戦いを展開・圧勝し、シンタローにお尻ぺんぺんのお仕置きをするにいたるほど。
そしてシンタローにコタローが生まれながらに背負ってしまった宿業を教え、弟をその運命から解放するためにも、父のマジックと和解するように促した。
しかし、それが新たな悲劇の引き金を引く事となる。
原作では金髪でワンレン系のロングヘアーだが、『南国少年パプワくん』のアニメでは、髪の色が水色を帯びている銀髪で、原作の巻頭カラー漫画でもアニメに合わせてこの髪色だったことがある(単行本でそのページはグレースケール化)。
アニメ終了後に出たOVA、パイロットフィルムやDVD-BOXのパッケージなどでは、原作同様に金髪となっている。