CV.櫻井孝宏
原案:あだちとか
概要
長めの白髪に、目玉模様の描かれた黒い面で顔の半分を隠した男性姿の禍津神。この面には意味があるのだが、夜トにはサンバイザーと称される。
野良に零という名(器は零器(れいき・ふるひめ))を与えて仕わせている。
血を浴び、彼岸に狂い咲く禍津神。夜トと過去に何らかの因縁を持つらしい。
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以下ネタバレ
もともとは人間で、敵地に忍び込むスパイをしていた。仕事が終わったため主によって殺され、祟りを恐れた人々に奉られて生まれた禍津神。
望まれれば人も妖も、神でさえも斬り、同じく禍津神だった夜トと共に闘っていた。
"人を殺したい"という人の邪な気持ちに応え、その願いを叶える禍津神だったが、時代と共にその存在は忘れ去られ希薄になっていた。そこを野良に助けられ、500年もの永い眠りに就いていた。
しかし、目覚めてみると、昔は同じ禍津神だった夜トはまっとうな神になっており、その原因は壱岐ひよりにあると考えて、夜トを禍津神へ戻すため、野良にひよりの記憶を奪わせる。
最終話ではその身に妖を封じ込めた状態で夜トと決闘を行うが敗れ、本当の望みは、「忘却に殺される前に、自分をよく知る夜トに殺されたい」というもので、その身体はとっくに朽ちていて、面を依り代に呪詛を使って無理矢理保っていたことが判明した。