CV:神谷浩史
「オレ 人を幸せにできるような存在になりたい!!」
「オレが父を討ちます 必ずや この手で!!」
「大丈夫 きっとまた会えるから」
概要
住所不定無職で、いつも小汚いジャージを着ている無名の神。
自称「デリバリーゴッド」。
本来は神器で魔を斬る(最強武神である毘沙門とも互角に戦える程強力な)武神だが、ガサツで気分屋でヘタレな性格であるため、人気は皆無、知名度は底辺というマイナー神。たった五円の料金(賽銭)で悩み事を解決するという、便利屋まがいの地道な活動をこなす日々を送っている。
知名度を上げ、ゆくゆくは日本一の神になることが夢。当初は信仰もゼロに等しく祀られる社すらなかったのだが、毘沙門編後ひよりに小さな社を作ってもらったことで正式な神として認められ(それまではあくまで「自称」神だった)高天原に2坪6.6平米の土地を手に入れた。
事故や他殺など何らかの要因で命を落とした死霊である神器に対しては同情的で、生前の記憶を見た際には涙を流すこともある。一方自ら命を絶とうとする人間のことは軽蔑している節があり、「死にたい奴は死ねばいい」と言い放つなど冷淡な一面も覗かせる。
ダメ神(人間)ぶりに隠れがちであるが、ひよりの兄に「顔はいいのに残念」七福神オーディション時に弁財天より「ビジュアルは合格♡」と評されるほか、SNSに自撮りを掲載直後に逆ナン及びストーカー被害に遭う等、客観的に見たルックスは整っており、いわゆる残念なイケメンである。
なお労働基準における3Kが揃っている(クサイ・キタナイ・カセギナイ)……雪音くんマジ涙目。
手汗が酷く、以前の神器である伴音には「生理的に嫌」という理由からたったの3ヶ月で辞められている。
ちなみに、首に巻いている手ぬぐいは本人曰く「ゆるふわ」のつもりだとか。
現在は黒ジャージに手ぬぐいで統一しているが、売り方にブレがあり頻繁に装いを変えている。
過去には着物でも売っていたが、現代ではウケなかったらしい。
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阿良々木暦…中の人ネタ。人ならざるものとの関わりがある、刀を使った事があるなど共通要項もある。
以下ネタバレ
かつては人斬りも行っており、禍事を好む卑しい禍津神として知られていた。
本名は「夜卜(やぼく)」。未だ詳細は不明だが「人を間引く」という願いから夜トを生み出した父親が存在しており、夜トにとっては絶対的な恐怖の象徴であると共に、夜トのことを記憶していることで生かし続ける唯一の命綱である(神は人に忘れられると代替わりせずに消えてしまう)。
誕生した当初は善悪の概念を知らず、父に命じられるままに緋で人斬りを行っていた。二番目の神器である桜と出会って盗みや殺人が悪であることを教わり、人を喜ばせることを学ぶが、緋に唆されて桜の真名を明かしてしまったことで桜は妖に転じ、涙ながらに手にかけることになる。
以降は神としての自分を恥じながらも父の言いなりにならざるを得ず、人を斬っていた。その間神を憎む父からは妖で襲わせる等の虐待を受けていたような描写がある。
ひよりや雪音との出会いで変わりたいと望むようになり、先代の恵比寿が術師とされて討伐された件をきっかけに緋を放ち、父と対立することになる。
毘沙門討伐の戦いの後、天照に父が術師であることを打ち明け自らの手で討つと宣言、兆麻を自らの神器として立ち向かう。またその過程で夜トが自ら命綱を断とうとしていること、兆麻を神器にしたことに気づいて激怒した雪音とも敵対することになる。