イラストタグでは 『野良』 の方がメジャー。
CV:釘宮理恵
概要
白装束と天冠が特徴的な、愛らしい容姿をした少女の神器。しかし、その可愛らしい容姿とは裏腹に如何なる状況においても平然と薄ら笑いを浮かべる等、非常に冷酷な性格の持ち主でもあり また神器としての実力も相当。
夜トに与えられた名は緋(ひいろ)、器は緋器(ひき)で白鞘の刀となる。
夜トの裏の仕事の相棒であり、かつては彼の神器として毘沙門の神器達を斬り殺した過去を持つ。……つまり、何世紀にも渡って夜トの手汗に耐え続けたある意味強者。
夜ト以外にも5代前の恵比寿に筒弥(つつみ)、タケミカヅチには疫 (えやみ)と名を与えられる等、複数の神に仕えるているため全身に神器をあらわす文字が刻まれている。また、アニメ版では禍津神 蠃蚌に零姫(ふるひめ)の名で仕えていた。
神の恥部であり、下賤の者として神や神器からは忌み嫌われている。
気に入らないという理由でひよりの命を狙っている。
雪音とは犬猿の仲であり、お互いに嫌い合っている描写が多々見られる。12巻では 彼の挑発に乗って一戦を交える事となるも、己の呪歌を綴り返された事に対する驚きから隙を見せ 額に傷を負った。
「不和」をもくろむ何者かと手を組み、目玉模様の面をつけた妖を使役するが、未だにその目的は分かっていない。
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以下ネタバレ
夜トが幼少期の頃から寝食を共にし、まるで姉弟のような親しい関係にあった。
現在でも夜トに対して並々ならぬ執着を見せており、今もなお神器として使われたがっていたが、恵比寿の一件で激怒した夜トに名を消され、ついに放たれる。
放たれた際には、ショックを受けつつも「父様(ととさま)に言いつけてやる」と物凄い形相で夜トを睨みつけていた。
ちなみに10巻のオマケ漫画では、自分を都合のいい女のように扱っていた夜トに対し「実際都合よく使われていたのはそっちだから」と吐き捨てている。
夜トの父親にも螭(みずち)の名で仕えている。形状は錫杖で、触れると神器の生前の記憶である神の秘め事を暴いてしまうという厄介な力を持っている。この能力によって毘沙門の神器、紹巴が犠牲になった。また、父様の前では素直で従順な一面を見せる事もあり、毘沙門との戦闘で深手を負った父様を心配する場面もあった。20巻の時点で「父様に捨てられた」と口にしているが、真実は定かではない。