「人は死ぬんです 夜ト様がそんなことしなくても そしてもう…会えなくなるんですよ」
概要
『ノラガミ』の登場人物。
かつて夜トの神器であった人物。
元は天神の神器であったが、乱心した天神に名を取られたことで路頭に迷っていたとき夜トに出会い彼の神器となった。幼く無邪気に人を殺す夜トに衝撃を受けるが、梅雨から夜トに善悪を教えるよう諭され夜トと向き合う。
夜トに大きな影響を与え彼から強く慕われていたが、自分の生前のことを知りたいと夜トに迫り緋に唆された夜トが彼女に生前の真名を明かしたことで全てを思い出し、妖となってしまう。最後は夜トによって殺された。
生前は貴族の娘と思われる珠音(たまのね)という名の女性だった。野党に襲われ強姦され亡くなった。
夜トが神器に音の字をつけて呼び名としているのは彼女の真名に因んでいる。また夜トが黄泉でイザナミに会ったときは彼女にひよりと桜の混ざった姿を見ている(桜と同じ髪飾り、同じ着物を身につけている)。
夜トが夜卜(やぼく)という名前を書いたのを見て夜ト(やと)と読み間違えた。夜トはそれ以降本名よりも夜トの方を好んで名乗るようになる。