CV:興津和幸
概要
『転生したらスライムだった件』アニメ第24話「外伝:黒と仮面」に登場するフィルトウッド王国の騎士。
初手から登場、シズを城の大広間まで案内した。
その後は暫く登場していなかったが、同話の後半にて「国王が呼んでいる」と今度はシズを大広間地下まで案内した。
案内役として登場したものの、俗に言うモブキャラである。
余談
演者の興津氏はOVA『コリウスの夢』にてカールの声も担当している。
関連タグ
この先、ネタバレ注意!!
「人為的に英雄となった俺にはこの国の民の声が力となる。その力が俺に名を与え、自らネームドへと至ったのだ。頂点たる、あのお方のようにな。」
その正体は王国騎士に成りすましていた赤の係累の悪魔。国王も、大臣も皆オルトスの手下だった。
実は現世へ顕現してからと言うもの、自ら名付けを行なって現世での悪魔最高位の【上位魔将】まで上り詰めていた。
「復活した悪魔の討伐」という依頼で、何人もの冒険者を国に呼び寄せては彼らを生贄目的で殺害する悪事を働いており、高名な冒険者である“銀嶺の翼”の2人も犠牲になっていたが、実は死の寸前にオルトスに復讐するべく命を代価にある悪魔を召喚していた。
その悪魔はギィの同格たる原初の黒。
オルトスは真相を知ったシズとの戦闘中に原初の黒に邪魔をされ、正体に気づかず「貴様如き低俗な悪魔など…」と侮るが、その直後に彼に首を絞められたまま持ち上げられ、「赤の係累は自信過剰すぎるから相手の力量も見定められない」等と言われてようやく相手が原初の黒と気付いて慌てるも時既に遅く、最後は復活できない様に魂ごと破壊される末路を辿った。
ギィがオルトスを知っていたかは不明。
尚、後にギィはリムルに臣従した原初の黒ことディアブロがしでかした問題について問い詰めようと魔国連邦に来訪し、そこでディアブロの口からシズとの縁やリムルに臣従するまでの経緯を事細かに長々と聴かされる事になるのだが、ディアブロの語った内容によっては恐らくそこでオルトスの起こした事件とその顛末も報されたと思われる。
オルトス自体は小悪党の枠を出ないキャラだったが、彼が起こした事件を切っ掛けにディアブロはシズに目をつけ、それが巡り巡って彼がリムルを知って臣従する事になる等、後の世にもたらした影響はかなり大きい。