「なるほどな。それなら確かに、見極めねばなるまいよ。」
ステータス
EP | 約4000万 |
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種族 | 悪魔族(デーモン)/上位魔将(アークデーモン)→悪魔公(デーモンロード)→悪魔王(デヴィルロード) |
所属 | 白氷宮 |
称号 | 原初の赤、暗黒皇帝(ロード・オブ・ダークネス)、世界の調停者 |
アルティメットスキル | 傲慢之王(ルシファー)→深淵之神(ノーデンス) |
担当声優 | 石田彰 |
概要
遥か昔に戦争のために召喚された悪魔族。
敵の国、召喚者の国を両方とも滅ぼしてその時の悲鳴(「ギィヤアア」といったものと思われる)から、ギィと言う名前を得た事で世界で初めての魔王となる。
クリムゾンの方は、当時は勇者だった後の帝国の初代皇帝となるルドラによって「自分の武勇伝に乗せるならもっと格好いい名前がいい(カーディナルはヴェルグリンドと被るので却下)」という理由でつけられた。ちなみにルドラは元より「ギィ」の名前があったので、追加で名前を足すくらいは大丈夫だろうと思っていたが、魔王を正式に「名付け」した事になり生命力をごっそり持っていかれて死にかけ、ヴェルグリンドと妹ルシアに怒られた。
その正体は原初の悪魔の一柱原初の赤(ルージュ)で、ミリムとは七日七晩戦い続けて来た事がある、この世界の最強格の一人。その戦いに仲裁に入ったのがラミリスであり、以来彼女たちと交流が続いている。
人物
最強最古の悪魔の王にして、世界を見守る『調停者』。
悠久の時を生きて居るため、ミリム同様に面白い事に目がない。
自分が認めた実力者には気配りをするが、無ければ気にとめることすらない。
男にも女にもなれると言っており、レオンには女になって抱かれても良いと言っている(レオンは断っている)。
交友関係の中でもミリムとラミリスは別格らしく、自分と対等に渡り合うミリムならまだしも、ラミリスに害なす者はたとえ誰が相手だろうと容赦なく殺そうとする姿勢を示す。
太古の昔に悪魔界(冥界)にて原初の黒(のちのディアブロ)と最強の座をかけて戦い、引き分けた程の実力者。
因みに武器は剣。今は名称不明の直刀だが、かつては『天魔』という片手剣を使っていた。
過去の逸話や最強最古の魔王という肩書き故か、非常に周囲から畏怖の念を持たれているが、実際のところギィの度量はかなりのものである。
傲慢とは評されているものの契約に重きを置く悪魔らしく、友との約束を違えたことはない。また配下が何か失敗しても即処断するといったこともなく、とりあえずは注意し正座で反省を促すこともある。
独裁的とはいえ短慮ではなく、配下の具申に耳を貸すこともあるため、配下達からは普通に慕われている様子も見受けられる。勿論、不興を買えば殺されてしまうことに変わりはない。
また何かと苦労人気質であり、変人や暴れ者と言った他の原初六柱と比べると常識人と言って差し支えなく、悪い噂がほとんどだが、直接ギィの人となりを知った者達は、彼は意外と話が解る人物である事に驚いている。
創造主から任された調停者の役目を放り投げずに世界を管理し続け、一癖も二癖もある魔王達を取りまとめてバランスを調整し、面倒なライバルとのゲームも2000年以上に渡り付き合い続けている。
決して人類の味方ではないものの、ギィはあの世界に貢献し続けている偉大な管理者なのだ。
能力
傲慢者(プライド)
大罪系ユニークスキル。
権能は「捕食した対象を解析」「対象を永遠に封印」「周囲の人間の精神操作」etc.
幾つもの強力なユニークスキルを混ぜ合わせたような能力。
傲慢之王(ルシファー)
大罪系究極能力。かつてのユニークスキル
『傲慢者(プライド)』が進化したもの。
権能はスキルの複製。
一度見たスキルや能力を複製でき(究極能力を含む)、
その能力を調節、最適化できる。
深淵之神(ノーデンス)
『傲慢之王(ルシファー)』が進化した究極能力。
権能は「万有具現能力」で、文字通り何でも生み出す。
元素魔法:熱龍炎覇(ナパームバースト)
指向性を与えられた灼熱の炎。魔法で作られていながら酸素を燃焼させている。
関連人物
- ヴェルザード…相棒。初対面では激闘を繰り広げた。
- ミザリー、レイン…部下。遥か昔に歯向かって来たので殺害したところ、復活し従属した。ギィからの許可がなければ部下が独断で相手に手を出す事も、助ける事もできないという徹底的な主従関係を持っている。尚レインの自由さ、ミザリーのレインへの甘さには、ギィも頭を悩ませている模様。
- ディアブロ…「ギィ」の名前を得る前に互角の死闘を繰り広げた事があり、油断ならない仲(似た者同士だが本人達は認めない)。というかギィが悪魔の中でも変人なディアブロに手を焼き頭を悩ませている。
関連タグ
テュフォン(リゼロ)/(ナツキ・スバル)、蜘蛛子:他のなろう作品における「傲慢」。
猗窩座:『中の人が同じ』、『紅い髪』、『服装が素肌に羽織』、『認めた相手には饒舌』、『逆に弱者には全く興味がない』など意外と共通点が多く、こちらにもかつては雪の名を冠する恋人がいた(リンク先重大なネタバレ注意!!)。