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「ところでバルさー、おまえってアクニンなのかー?」

「テュフォンは『傲慢の魔女』だぞー」

プロフィール

性別女性
イメージカラー緑、青
能力『傲慢』の魔女因子


概要

濃い緑髪を肩口で揃えて、リンゴのように赤い頬をした童女。褐色の肌に白のワンピースのような服装、髪には青い花を模した髪留めを付けている。

かつて400年以上も前に大罪を背負い、世界に災厄をもたらした七人の人物、魔女。
その内でも『傲慢の魔女』として知られた人物である。

他の「魔女」と呼ばれた者たちと比べても一番幼く、年齢も精神も見た目相応に幼いもの。
しかしながら生前は「処刑人」として名を馳せ、罪人を裁き続けてきたという。

過去に討伐されており、物語開始時点では既に故人。
現在では『強欲の魔女』エキドナによって魂を「蒐集」されており、エキドナの精神世界でのみ再現された存在として、スバルの前に現れる。

人物

幼い容姿に違わず、活発で明るく、常に元気いっぱいな人物。
かつて『傲慢』の名を冠し、「処刑人」として活動していたとは思えないほど無垢で無邪気な童女。

…が、精神的にも未発達でまだ幼いからこそ「他人の痛みが分からない」という一面があり、時に「処刑人」として相手に非情かつ残酷なまでの「罰」を与える。
基本的に相手を見るときは「シロ」なのか「クロ」なのか、あるいは「善」なのか「悪」なのかのどちらかであり、幼さ故に妥協を知らないため、そこに両極以外の中間は存在しない。
一度「アクニン」と認定した者には然るべき罰を与えようとしてくる。

このように相手を「裁く」事に関して躍起になるのは、彼女の生い立ちに関係しているようである。


しかし機嫌を損ねない事には普通に無害な子ども。遊ぶことが大好きだし、難しい話には参加できない。
よく『色欲の魔女』カーミラに遊んでもらっているらしい。

他者をあだ名で呼んでおり、初対面のスバルを「バル」と呼んだ。スバルは彼女時点では「アクニン」ではないため、割と好印象な模様。

また『怠惰の魔女』セクメトの事は「はは」と呼んでおり、非常に懐いている様子。セクメトも彼女の母親のように接しているが、血縁関係は恐らく無いと思われる。
普段から風呂にも入らないだらけきっているセクメトの体を定期的に拭いていたりしているらしい。

能力

魔女因子に適合しており、『傲慢』の権能を行使することができる。

権能は相手の心の内にある「罪悪感」によって相手を「裁く」事。
具体的には不明だが、テュフォンは相手が「罪の意識」を持っていた場合、体の一部をまるでガラス細工が砕けたかのように粉砕することができる。
そして「アクニン」であれば、それ相応の激痛が発生するようであるが、そうでなかった場合いくら身体が粉砕されようと痛みは感じない。

テュフォンはこの権能を用い、過去に処刑人として罪人を裁き続けてきた。

スバルは実際にこの権能を受け右肩と両足が粉砕したが、痛みは全く感じなかった。
テュフォン曰く「アクニンじゃないのに自分をアクニンだと思ってる」とのこと。

粉砕される身体の部位、あるいは数が何かに左右されるかどうかは不明。
また粉砕された部位は元に戻る事は無い模様。
(劇中でスバルはこの後、『憤怒の魔女』ミネルヴァによって治療される)


相手が「罪の意識」を持っていた場合その効果は発揮される。
が、逆を言えば善悪の区別も何も無い野生動物のようなものには効果がなく、『暴食の魔女』ダフネの産み出した「魔獣」とは相性最悪とされている。

…あと効かない者がいるとすれば自身が間違っているとは欠片ほども考えていないクズくらいだろうか。
一番裁かれるべき邪悪が裁けないとは皮肉なものである。

とはいえ、この能力も彼女の権能の一端に過ぎないらしく、彼女がその気になってしまうと他の魔女達も手がつけられないほどの脅威になる様子。
そのため、カーミラセクメトは機嫌を損ねないよう、よくあやしていたようだ。






「――ツミハタダイタミニヨッテノミアガナワレル」

「――トガハクサビトナッテケッシテノガサズ」


「アクニンじゃーないのに、自分をトガビトだと思ってる。おまえはやさしー子なんだなー。かわいそーになー、苦しいだろーになー」







彼女の最期は、「大水に沈められての溺死」であったという。

余談

  • あだ名

名前の一部を短くとってあだ名をつける。

エキドナ→ドナ
ミネルヴァ→ルヴァ
ダフネ→フネ
サテラ→テラ
セクメト→はは (母)
スバル→バル

  • 『傲慢』の魔女因子
魔女達の死去後、『嫉妬』を除いた魔女因子はそれぞれ大罪司教達に移譲されたが、『傲慢』のみまだ誰かに移譲されたかが分かっていない。
劇中、また読者からも様々な人物が候補に挙げられているが…

関連タグ

Re:ゼロから始める異世界生活
魔女 , 傲慢 , 魔女教
セクメト(リゼロ)

※第6章のネタバレを含みます!※










































元々の彼女は普通の少女であったが、処刑人の父親の娘として生まれていたことが判明した。

彼女の父親は罪人の咎に相応しき罰、死刑を与える「死刑執行人」であった。

罪人の首を刎ね、血と断末魔が満ちる凄惨な死の現場に身を置きながら、彼は処刑人としての立場に誇りを持っており、そしてその役割を立派に果たしていた。

この世には善悪が存在し、悪行を働いたものには必ず罰が、報いが与えられる。
彼は残酷な断罪の場に立ちながらも、彼なりの信念と、この世の条理を、幼い我が子にも教えるべく敢えて処刑の風景を見せていた。


それがいけなかった。
彼女は幼なすぎたが故に、「悪を裁く」という行為を正しく理解できなかった。
それ以前の問題である「命の尊さ」を学ぶことができなかったためである。

彼女は父親の教え通り「罪に相応しき罰」を考えることに苦悩した。
まず悪を認定するためには、その基準となる善性を知らなければならないのだが、生憎彼女は幼いことも相まって「正しい善行の在り方」が父親のものでしかなく、なかなか答えが出せずにいた。

そんな中、ある時彼女は父親の酒杯を割ってしまう。
自身が犯してしまった罪に怯え、どんな罰を与えられてしまうのかと思いながらも、父親に正直に伝えた。

しかし、父親は正直に罪を認め、素直に謝った彼女を優しく許してくれた。


それから、彼女は理解した。

犯した罪を計る天秤は他でもない、罪人自身の心の内にあるのだと。

善悪の区別はできない。罪に相応しい罰の基準はない。が、罰に相応しい「罪の意識」は己の中にある。
彼女は漸く自身の答えを見つけ出し、早速父親のように罪人を裁くために行動を始めた。

だが人は少なからず、自分が全く正しい存在だなどとは思えないものである。
したがって、彼女によって多くの者が無残にも「裁かれて」いった。

彼女の父親も彼女の裁きによって死亡している。
彼にも自身の在り方に誇りがあったとはいえ、人の人生を終わらせることに少なからず罪悪感があったのかもしれない。


――『傲慢の魔女』は罪を問い、罰を与え、罪人を裁き続けた。

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