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ダフネ(リゼロ)

だふね

「安らぎがなくてもぉ、愛されなくてもぉ、感情を吐き出せなくてもぉ、自我を保てなくてもぉ、欲しいものが手に入らなくてもぉ、なにに憧れることがなくてもぉ、人は死んだりしないじゃないですかぁ。でも……」 「食べれなかったら、人は死んじゃうんですよぉ?」
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概要

ダフネ(リゼロ)とは長月達平の小説「Re:ゼロから始める異世界生活」に登場するキャラクターである。既に故人。

プロフィール

出演作品Re:ゼロから始める異世界生活
性別女性
誕生日不明
出身地不明
身長約150cm
体重不明
特技魔獣創造など
好きなもの食べること
嫌いなもの空腹であること


人物

メイン画像の様に全身を拘束具で拘束され、眼帯を付けたロり体形の魔女。変な足が生えた棺桶に入って普段は寝ており、移動もこれ(造形美がきらりと光る移動型棺桶、正式名称百足棺)で行う。暴食の権化。机も美味しいといい食べる人、いや人外(人害?)。
身長はおおよそ百五十センチ前後。灰色がかった肩ぐらいまでの髪を、二つくくりにしている。色白で華奢、胸は小さい――というより、まだ十三、四歳ぐらいの子どもに見える。
左目の色は金色。右目は不明、というか見たらどうにかなってる。


一級魔女評論家のスバル先生によると

 彼女がああして移動型の棺桶に収まっていたり、全身を拘束具で封じている理由は彼女の危険性を外に出さないための檻――ではない。
 動くことで、手足が自由になることで、消費してしまうカロリーを少しでも減らすために、空腹感を紛らわすためにやっている単なるファッションだ。
 両目の眼帯だけはそうではないかもしれないが、あの眼帯すらも、魔眼を使用することで体力を疲労するのを避けるため、ぐらいの可能性が高い。

とのこと。この評価をするまでに彼女の魔眼(左。先生曰く「食欲の魔眼」又は「飢餓の魔眼」)の力で「空腹感」から自分の指を食いちぎっている。その後、有志のミネルヴァさんによって無事再生。

尚、ダフネさんからは

すばるんって筋肉いっぱいでお肉とか筋張っててぇ、骨も太そうですごぉく、すっごぉく……ダフネの好物な気がするんですよぉ。

と、好印象を持たれた様子。

が、エキドナ博士によると

 ダフネに触れていたんならあの程度では済まなかった。左目だけならダフネはそれほど脅威じゃない。ダフネの恐ろしさは右目と、『喰われて』からが本番。
 しかし魔女の中では温厚なほう。問題は彼女の存在そのものが他の生き物にとっての害悪そのものということだけ。

らしい。わけが分からないよ

結論としては、本編を見ろ。これに尽きる。

経歴

伝説の三大魔獣たる白鯨(空飛ぶクジラ。当たると消滅する霧を吐くうえ部位切断するとなんか分身の術を使う)、大兎(正確には多兎というべき。際限なく分裂して辺り一帯の生き物を食い散らかし、飯がないと共食いする)、黒蛇(環境汚染クラスの毒を帯びていると思われる蛇。でっかい。エミリアの故郷を蹂躙したり毒がルグニカ王族暗殺に使われていたりとけっこう凄い)の三匹や、そのほか世界中の「魔獣」と呼ばれる存在を生み出したビッグマザー(凶)。
食料として魔獣たちを生み出したらしい。その魔獣たちが戦闘能力を持つ理由は

「相手を食べようとするのにぃ、自分が食べられる可能性を考慮しないのってぇ、ちょっと勝手すぎませんかぁ?」

この一言に集約される。


 ――女、一人の女がいた。


 女は気が触れていた。女は狂気の淵にいた。女は、飢餓の極地に立っていた。
 孤城で唸り声を上げ、空の玉座に齧りついて、歯を欠き、口を裂き、飢えていた。

 生まれ落ちた日は人であった女は、このときすでに人ではない。

 全ての始まりは数年前、この土地を治める男が不治の病にかかったこと。
 日に日に衰え、迫る死に怯えた男は、延命のためにあらゆる手段に手を伸ばす。
 やがてそれは禁忌の術法に及び、長らえるための悪逆無道に多くの命が集められる。

 多くの命が犠牲になり、多くの命が無為になり、その犠牲の一つに女がいた。
 自分が誰で、なんて名前で、どこの生まれで家族が誰で、そんな記憶は燃え尽きた。
 女はただの道具だった。病魔に蝕まれ、死を待つだけの男の命の苗床だった。
 費やされるだけの無為の命、そのはずが、女は生き残った。

 滅びぬ肉体、湧き上がる力、時というものに置き去りにされる命の灯火。

 病魔に侵された男の望みが、悲願が、女の肉体で実現された。
 男は成果に歓喜し、犠牲者たちの追悼も後回しに、女の拘束を強引にほどいた。

 ――気付いたとき、女は一人、無人の孤城で飢餓に悶え苦しんでいた。

 残酷なまでの飢えに思考は掻き消え、暴力的な渇きに記憶は白く食い荒らされる。
 何も記憶にない。何もわからない。ただ、全身は拘束され、自由もない。

 城内の食物は喰い尽くし、胃の中身を吐き出して、再び咀嚼するのを繰り返した。
 最後には飢えのあまり、石壁を齧り、玉座を噛み砕き、絨毯を食い千切る始末。

 このままでは、飢えて死ぬ。死ねない体で、飢えて死ぬ。

「ぐるぐる、ぐるる。ぐるぐる、ぐるる……」

 忘我をもたらす極限の飢餓に、女はついに幻を見る。

 孤城の中、自由気ままに駆け回るのは獣毛を纏った犬の群れだ。
 幻覚でも構わない。物理的に満たされぬなら、心だけでも満たされたい。
 その一心で女は這いずり、獣に喰らいつく。喰らいつかれる。喰い尽くす。

 満たされる。直後に吐いた。吐いたものを舐める。咀嚼する。吐く、喰らう。

 幻に、見間違いに、錯覚に、願望に、味がある。形がある。舌の上に転がる。
 気付けば城内は、おぞましい獣たちの巣窟と化していた。

「あは、あはは、あははははははぁ」

 歓喜した。喰らい、喰らわれる日々に埋没し、喰らっては満たし、満たしては吐く。
 飢餓と拒食の板挟みになり、女は喰らっては吐き、啜ってはこぼした。

 虚空より産み落とされる――否、産み直される、おぞましい気配の獣たち。

 いつしか女の拘束は、獣たちとの喰らい合いに耐えかね、外れ、自由になる。
 自由を得て、女は這いずり、城を出た。
 獣たちも、女に続いて城を出る。地に、あちこちに、散らばっていく。

 空腹は、飢餓は、絶えることなく、女は食い荒らし、喰い飽きた城をあとにする。
 いつか、この飢えと渇きが満たされる日が訪れんことを。

 ――『暴食の魔女』は魔獣の群れを産み落とし、尽きぬ飢餓に飢え続ける。

(Re:ゼロから始める異世界生活 第六章26『棒振り男』より)

能力

詳細は不明だが「飢餓」を見た相手に植え付ける魔眼ともう一つ謎の魔眼を持つ。
「飢餓」の効果はお腹が穴が開いてるんじゃないかというレベルで減って、無意識で自分の体を食べちゃう程度のやさしいもの。

また、定かではないが「頭に浮かべた」魔獣が現実に発生するとかいう無茶苦茶な力を持つ。魔獣限定なのかは不明。が、ダフネが抱くのは「飢え」とそれに関連する感情くらいなのでわからない。

食事行為は口を利用せず、その肌や髪なども含む「全身」で行う(これが「触れてはいけない」理由と思われる)。

身体能力も高いと思われるが、スタミナが無い(一度も満腹になったことがない)らしい。

余談

彼女の言う「暴食」とは不必要な過食を指すのではなく。尋常ではない飢えを晴らすために無機物、果てには自身の身すら食料とみなし喰らうという意味での「暴食」であると思われる。

「魔女」によって作り出された魔獣が「嫉妬の魔女」に敵意を向けるのは創造主(暴食の魔女)を滅ぼした相手だからかもしれない。

≪一般人目線の魔女の危険度スケール≫
嫉妬>暴食>>色欲>傲慢>>>強欲>怠惰>>>>>>>>憤怒

一応このスケールは公式?である。web版のあとがきに載っていたもの。

関連イラスト



別名・表記ゆれ



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魔女 百聞は一見

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