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蜘蛛子

くもこ

蜘蛛子とは、『蜘蛛ですが、なにか?』の登場人物。同作の主人公である。
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CV:上坂すみれ(ラジオドラマ) / 悠木碧(アニメ化企画PV及びテレビアニメ版)

人物

元は地球で暮らす「若葉姫色」という女子高生だったのだが、勇者魔王が争い続ける世界から放たれた壮絶な魔法が世界を越えて彼女らがいた教室で爆発してしまったために死亡してしまう。その救済措置として、蜘蛛の魔物「スモールレッサータラテクト」に転生させられることが同作の始まりである。

ちなみに「蜘蛛子」という名前は広報やファンの間で使われている通称であり、作中で公式に用いられたものではないので注意。
公式には「」もしくはとある人物から名付けられた名前(後述)を用いて呼称される。

「スモールレッサータラテクト」は蜘蛛系モンスターの中でも底辺に属する種族であるため、戦闘能力は極めて低い。しかし人間としての頭脳と、いわゆる転生特典として得た「韋駄天」のスキルを活用して、死と隣り合わせのサバイバルを潜り抜けていくこととなる。

転生前は、学校には居場所がなく、親とは顔すら合わせない…学校以外はネットとゲームだけの底辺女子高生であった。だが、それゆえに蜘蛛としての生活や『ステータスやスキルが存在する世界』に比較的あっさりと順応し、ゲーマーとしての知識を駆使して戦闘能力を徐々に成長させていく。

遭遇するそのほとんどが格上の魔物との戦いで幾度となく死にかけながらも、レベルアップにより進化を繰り返し、やがて産み落とされたダンジョンの中でも上位に位置する力を得ることになる。しかしその過程で効果の不明だった「禁忌」のスキルを最大まで上げてしまったことで、ステータスやスキルの正体、世界の秘密を知ることとなり、自らの未来のために行動を開始する。

日本の女子高生としての記憶を持つため根は善良な性格をしており、危機に瀕している人間を見つけた場合は、何の益にもならないと分かっていても最終的には手を差し伸べることが多い。その一方で過酷な生存競争の経験から、敵意を向けてきた相手には容赦のない面もあり、ダンジョン内で遭遇した人間の精鋭部隊を壊滅させたことで、「迷宮の悪夢」という厨二臭い名前で恐れられることとなった。

その後は血縁上の母親である大蜘蛛「クイーンタラテクト」との交戦や、圧倒的な力を持つ現魔王との敵対、他の転生者との邂逅などといった紆余曲折を経て、人間の上半身と蜘蛛の下半身を持つ魔物「アラクネ」への進化を達成する。

デザイン

小説版、漫画版の2種類があり、顔つきや身体の色が異なる。小説版は白地がかったピンク色。
漫画版はピンク色そのものとなる。また腹周りが小説版より少し大きい。
進化の形態によっては体色が真っ黒であったりと設定にもあるが、その辺に関しては無視されることが多い。

ただし、これらのデザインは主人公補正でデフォルメが施されたものであることに注意。特に小説版ではリアルなデザイン画が併せて収録されている。
作中の人間目線からだとどう見えるか? という観点に立てば恐るべき魔物であることは揺るがないのだろう。

原案を担当する輝竜司が描くおまけマンガでは漫画版、小説版の二匹の蜘蛛子が登場し冒険している。


関連項目

蜘蛛ですが、なにか?

ターニャ・デグレチャフアズサ・アイザワ:アニメ版の中の人繋がりの異世界転生者。経緯等はそれぞれ異なるが、それは蜘蛛子にも……。

























これより下は物語の重大なネタバレを含んでいるため、閲覧は自己責任でお願いします。

アラクネに進化した直後、互いに打算を抱きつつも魔王と和解。戦争に巻き込まれて故郷を滅ぼされた転生者及びその従者と共に魔族領へと向かうことになる。
魔王からは「白」と名付けられ、以後それが通称となった。その後、旅の途上で発見した古代遺跡にて、封印されていた戦略兵器が暴走するという事件が発生する。激戦の末に無力化に成功するが、その際に膨大なエネルギーを宿した爆弾を取り込んだことで「神」へと至る神化を果たし、肉体も完全な人型となった。しかし潜在能力こそ増大したものの、逆に神となった事でこの星の神が作った(いかにもゲーム的な)スキルシステムから逸脱してしまう。つまり今まで使っていたスキルを全て失い、一般人と同程度の能力しか持たないポンコツとなってしまった。

こうしてしばらくの間一行のお荷物と化していた白だったが、スキルの副作用で暴走していた転生者との交戦などを経て、一部ではあるがかつての能力を再現できるようになる。特に空間魔術の能力は他の星への転移すら可能になるほど向上しており、それを使って日本への帰還を果たす。そして――。















実は、蜘蛛子の前世が若葉姫色と言うのはミスリードである。


若葉姫色の正体は、教室で死亡した人々を異世界に転生させた張本人で、蜘蛛子が魔物だった頃からたびたび介入してきた「邪神D」こと「管理者D」である(世界(宇宙)の管理者であるDは、前述の星の神よりも格上の存在であり、神化した蜘蛛子も神としては雑魚である。ただし異世界には同格の存在も居る)。

物語の事の発端となった壮絶な魔法も流れ弾などではなく、管理者としての仕事を投げ出して女子高生生活を満喫していたDを先代の勇者と魔王が協力して抹殺しようとして放ったものである(ただし彼らが攻撃した理由は「世界をもてあそんでいる」と思ったからであり、仕事放棄は関係ない)。しかしDは無傷であり、巻き添えで死亡した先生・生徒に対し(面白半分でもあるが)責任を取る代わりに異世界に転生させた。
更に死亡者数と転生者数が一致していないと仕事をさせようとする部下に居場所を特定されてしまうため(勇者と魔王は魔法の反動で消滅しているので問題なし)、たまたま教室に巣を張っていて巻き込まれた蜘蛛に若葉姫色としての人格や記憶を植え付け、数合わせのために同様に転生させたのである。

それが「蜘蛛子」である。つまり「蜘蛛に転生した女子高生」ではなく、「蜘蛛に転生した女子高生、と思い込まされた蜘蛛」だったということであり、他の転生者と比べてボーナスポイントが少なかったり、ステータス画面で前世の名前がバグっていたのはこのためである。

蜘蛛子も薄々自分の正体は察していたのだが、「仕事をサボり続けるため」というあまりにも下らない出生の秘密に拍子抜けし、開き直って自由に生きていくことを決意するのであった。

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