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プロフィール編集

前世の名前根岸彰子(ねぎししょうこ)
種族人族 吸血鬼
得意技吸血鬼由来の能力、氷魔法、水魔法、酸攻撃
好きなものメラゾフィス
嫌いなものポティマス、他人の幸福
固有スキル吸血鬼
CV竹達彩奈

概要編集

日本の高校生だった記憶を持つ転生者の一人。

「S編」においては作品序~中盤のアナレイト王国でのクーデターで登場。


人物編集

紅い目と白い肌をした儚げな美少女。その能力は鑑定が妨害されるため未知数だが、高い魔法能力を持つフィリメスの魔法を霧散させ、戦わずに撤退の判断を下させるなど非常に高いと思われる。


ポティマスの首を持ってシュンらの前に現れ彼らのことを挑発、本気で戦っていないことを仄めかしながら余裕綽々の態度で交戦するが、フェイルーンの乱入によってそのまま彼らの離脱を許す。

この際に「転生者を殺すな」と「ご主人様」に命じられていると漏らした。


フィリメス曰く、エルフが敵対している「管理者」の側についている転生者であり、ユーゴーが起こしたクーデターもユーゴーは利用されているだけにすぎず、黒幕は彼女含めた管理者たちだろうと語っている。


転生後編集

「サリエーラ国」ケレン領領主夫妻の間に生まれた転生者。

生まれてすぐの頃、彼女が乗った馬車が盗賊に襲われる。警護の兵も盗賊に敗れ、命の危機に瀕した際に通りかかった主人公「私」に救われた。


穏やかな家庭で過ごすのも束の間、オウツ国ら神言教国家との戦争の最中にケレン領はエルフの襲撃を受け、両親を亡くす。

従者のメラゾフィスを眷族にすることで一度は切り抜けたかに思われたが、エルフの首領ポティマスにより再度命の危機に瀕する。


そこに彼女の危機を察知したアラクネに進化したばかりの「私」(上半身を見たことで、前世のクラスメート「若葉姫色」と気付く)と、ポティマスを察知して現れた魔王アリエルによって命を救われる。

その後、吸血鬼となったメラゾフィスに抱えられながら、アリエルらと共に魔族領へ向かう旅をはじめる。


旅の中で、趣味と実益を兼ねた「私」によって過酷な訓練が施される。

歩行もままならないはずの赤ん坊の頃から糸で吊られて歩かされる、基本食事は魔物肉(毒)といった危険な行動が日常になってしまうことで数々の称号やスキルを獲得していく。

また、自ら撃った魔法で自傷するなどの(流石にアリエルが丁寧に説明しなければ行わなかった)拷問とも取れる修行にも耐え抜いていった。


転生前編集

転生前の名前は「根岸彰子」、他の転生者と同じく平進高校に通っていた高校生。

優しい両親に恵まれたが、容姿は控えめに言ってもあまりよくはなく、病的に白い肌、歯並びが悪く、犬歯が目立つために付けられたアダ名は「吸血鬼」もしくは「リホ子」(リアルホラー子の略)。


そのため、クラス内では孤立しがちな上に避けられたりと不遇な生活をしていたため、少々曲がった性格をしていた。

容姿端麗な上、神聖な雰囲気を持った若葉姫色には一方的な暗い感情を抱いていた。


前世の自分を嫌っているためか、前世の名前で呼ばれることを嫌う。特に蔑称である「リホ子」はソフィアにとって特大の地雷である。


性格編集

転生後はそんな暗い性格を吹っ切り、我が道を行く傲岸不遜な性格になっており、貴族然とした振る舞いの中に誇り高さも垣間見せる。

その一方で身内がメラゾフィスだけ、仲間も主人公やアリエルのみの生活が長かったためか、仲間への執着心が異常なほど高くなってしまった。


特に、淡い(歪んだ?)恋心を抱いたメラゾフィスに他の女性が寄ろうものなら、殺気を見せるようになっているほどの強い執着を見せている、アリエル曰く「育て方間違えたかなぁ」。


能力編集

転生前に吸血鬼と呼ばれていたためか、転生特典はスキル「吸血鬼」である。

なお、転生後の世界に吸血鬼は存在したが、過去にその存在を危険視されて絶滅しているため、出生時点では世界唯一の吸血鬼だった。

ただし、生まれながらに吸血鬼を保持していることで獲得した称号「真祖」によって、吸血衝動や日光、血の摂取不足からくる弱体化など吸血鬼特有のデメリット効果を防いでおり基本的に吸血鬼の強みのみを持った存在となっている。


前述の嫉妬深い性格の影響のせいで、「嫉妬」の系列スキルのレベルをガンガン上げていき(アリエルや主人公に「上げるな」と言われていた)、勢いで七大罪スキル「嫉妬」を獲得する。

嫉妬は他者のスキルを狙って封印することができるなどデバフとしては非常に優秀な効果を持っており、付属して獲得した「天鱗」のスキルも防御系スキルとして極めて優秀。


攻撃面では氷や闇属性と相性が良いほか酸属性のスキルなど多彩な攻撃手段を揃えている。

また、複数のスキルを複合的に組み合わせることで単独に発動させた場合より強大な効果を発揮させるなど、発想力にも優れている。

大剣を用いた近接戦闘に留まらず、引き出し自体が非常に多くその場の状況に応じて手管を変える応用力と機転に優れた戦闘経験の豊富さこそが彼女の強みである。


スキルを除いたとしても、純粋なステータスも不明ながら各項目一万以上は確実視されており、各種耐性の高さもあいまって交戦したシュレインは(格下であることを差し引いても)完全に翻弄されており、5人がかりで彼女に傷ひとつ付けることも叶わなかった。


スキル・称号編集

ソフィアが転生した時から所持している固有スキル及びスキルと同時に獲得できる称号。吸血鬼になれば必ず獲得できるため、厳密にはユニークスキルというわけではないが、作中世界ではソフィアが転生した時点で吸血鬼という存在が根絶しているため、実質ユニークスキルと言える。そのため、吸血鬼のスキルを持っている者はソフィアとソフィアによって吸血鬼に変えられた者に限られる。

生まれたながらにスキル「吸血鬼」を所持していることを示す称号。

この称号によって「日光に弱い」「吸血をしないと生きられない」といった吸血鬼の弱点を克服している。

  • 不死体

称号「真祖」の特典スキル。

火、光、腐蝕以外の全属性の耐性が向上し、1日に1度だけ致命傷を受けてもHP1で生存する。

対象のスキルを封印するスキル。生来の嫉妬深い性格により「嫉妬」の下位スキル「妬心」をメキメキと上げていき、勢いで七大罪スキル「嫉妬」を獲得してしまった。

七大罪スキルである「嫉妬」は、スキル封印の効果はそのままに、耐性による抵抗不可や封印できるスキルの上限数がなくなるなど、デバフ効果として優秀であるが、七大罪スキル共通の弱点として、精神に悪影響を及ぼしてしまう。要するにヤンデレになる。

  • 嫉妬の支配者

スキル「嫉妬」の習得によって獲得した称号。支配者権限の確立によって、鑑定の妨害などを行うことができる。

  • 天鱗

称号「嫉妬の支配者」の特典スキル。本来は龍種が持つ固有スキル。

体表に非常に硬い鱗を生やすことができる。鱗は物理的な防御力に優れるだけでなく、魔法を阻害する効果もあり、物理と魔法の両方に対応できる優秀な防御スキル。

  • 魔法系スキル

適性の高い水魔法と氷魔法を中心に、サブとして闇魔法を使用する。特に水魔法は吸血鬼の能力である操血と組み合わせることで、血を混ぜた水を自由自在に操ることができる。

  • 酸攻撃

酸性の攻撃ができるスキル。水魔法や氷魔法と併用する形で使用し、さらに操血も合わせることで回避困難な酸攻撃を展開する。


関連タグ編集

蜘蛛ですが、なにか?

吸血鬼 ヤンデレ 嫉妬

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