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概要編集

CV:森川智之


エルフという種族すべての頂点に立つ族長。フルネームは“ポティマス・ハァイフェナス”。

「S編」では親善大使という形でアナレイト王国に赴任したことからシュレイン・ザガン・アナレイトたちと接触を持った。


なお、書籍版ではシュンたちの学園入学前に見定めを兼ねて顔を合わせたが、アニメ版では魔族の一大攻勢「人魔大戦」後、勇者「ユリウス」が戦死した結果を受けてという形になっており、メディアごとに初登場のタイミングが大きくズレている。


平和を愛好するという表向きの言動にはそぐわないほどに、傲慢で他者を見下す態度を崩さない男で、彼のことを深く知る人間はことごとく彼のことを嫌っている。


フィリメス・ハァイフェナスの父親でもあり、彼女の後ろ盾としてその活動をサポートしている。

胡乱な態度はともかくとして、勇者になり立てのシュンにも助力を惜しまないように思われたが……


アナレイト王国のクーデターに現れたソフィア・ケレンに首を斬られ死亡した。

しかし、シュンたちが本拠地である「エルフの里」に辿り着いた時には何事もなかったかのようなかで一同のことを出迎える。


人物編集

フィリメスの父親でもある。

見た目は穏和ではあるが、態度は前述の通り、他人を見下しているため、初対面の人物からも不信感を持たれやすい。(シュレインは不遜な態度を感じつつも、不信感を抱かなかったが、カティアは初対面の際に不信感を抱き、鑑定までされたことを見抜いている)

フィリメスから頼まれた転生者の保護のため、配下のエルフを世界中に散らせ、多くの生徒を里に保護しているが……。


本性を語れば、自分以外の他人、なんなら他のエルフも交換可能な道具にしかみておらず、全てを見下している。

ストーリー終盤で、物語中における真の諸悪の根源であったことが明らかになる。


エルフについて(本編のネタバレ)編集

表向きにはファンタジー世界における一般的なエルフと言って相違のない種族である。

ただし、それは表向きだけの話。スキルはあるが、生活レベルが中世からいいところ近代の世界でありながら、現代日本もかくやというロボット技術を持ち、運用する技術を有している。


さらに言えば、種族としてのエルフは元々はポティマスのクローン体や、誘拐してきた人間が改造をされた姿であり、しかも、一部のエルフの魂にはポティマスが寄生している。

いざとなれば、その身体を乗っ取り、ポティマスとして行動ができる。乗っ取られた体の持ち主の自我は当然ながら消滅する、すなわち死である。


ポティマスがソフィアによって殺害されるも死から逃れたからくりもコレ。

里に残してあるスペアに自身の意識を移し変えることで死を免れた。


なお、フィリメス自体もポティマスのスペアボディ候補である。

白織が先生に恩義を感じていたため、不用意な接触は乗っ取りを誘発する危険があり、魔王陣営がフィリメスに手出しをできなかった理由である。

そしてさらに、一部のエルフは機械兵器(グローリア)に「皮」を被せたようなものであり、指示さえあれば殺戮兵器になる。

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