概要
暗部組織「スタディ」のリーダーで、企業「スタディコーポレーション」の取締役。眼鏡をかけた青年。「学究会」上位入賞の常連で、2年前には次世代技術部門と先端理論部門で最優秀賞を受賞している学園都市でも指折りの秀才だが、高位の能力者ではない「ただの秀才」なので知名度は低い。
ケミカロイドの理論を木原幻生に「夏休みの工作」と馬鹿にされたことがきっかけで、能力よりも知性が勝ることを示すべく、現行の方式とは全く違う完全に新規のアプローチで、より安定し均一の品質で使い潰しても惜しくない能力者を作り出す「ケミカロイド計画」を実施、ジャーニーを利用して学究会当日に「革命」と称したテロ行為を画策する。
しかし、御坂美琴たちに加え、「風紀委員」など彼女の助けに応じ集った人々の助勢、自分たちが計画のためのデータ収集に利用した「アイテム」からの報復により失敗に終わり、フェブリを伴いアジトに侵入してきた美琴に追い詰められる。最後のあがきとしてジャーニーを暴走させ、最終フェーズを発動して学園都市そのものの壊滅を図り自殺しようとするが、美琴に取り押さえられた。
その後は観念して、素直にケミカロイド用の中和剤キャンディも保管場所を白状している。