概要
オレンジ諸島編(無印編87話)で登場した、全身がクリスタルでできた特殊な個体。
タイプ相性も通常と異なり、水による攻撃を意に介さず、逆に炎による攻撃を苦手とするという従来のイワークでは考えられないものであった。
今で言うリージョンフォームにあたる変質存在と思われる。
ファンの間では実はハガネールになる前の前段階なのではという考察をされる事もあるが、タイプ相性などの辻褄が合わず、やはり亜種と解釈した方が辻褄が合う(固有の特性を持っている可能性もあるが)。
イワークは本来、鉄鋼を含む岩石を摂取してハガネールへと変わっていくポケモンであり、恐らくこの個体は水晶を豊富に含むものばかりを食べ続けた結果、この様な変化を遂げたものと思われる。
進化すればクリスタルのハガネールになるだろうが、タイプ的にはどうなるのかは不明。
ハガネール自体もメガシンカで体組織がクリスタルに変わる性質を秘めている為、この変化は決して不自然という訳ではない。
ちなみに、イワークやハガネールの姿や体積を考えると、地中より水中の方が適しているともいえる(厳密には、カバの様に、泳ぐというよりは水底を軽やかに跳ねたり水底を蹴ったりしながら進むのが不自然に思えない)。
なお無印編第208話では、アサギジムのミカンの弟子トレーナー・コナツが、自分のイワークにクリスタル装飾を施したことで水技を無効果。しかし、サトシとのバトル中にやってきたミカンによって、その不正を看破されてしまった。
2022年11月に発売された『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』にて、新システムのテラスタルが登場し、ポケモンがクリスタルのような見た目になったりタイプ自体が変わるなどクリスタルのイワークを連想したオールドトレーナーが多く話題を呼んだ。現時点でのパルデア地方にイワーク(及び進化系のハガネール)は登場していないが、もし登場するのであれば草タイプにテラスタルすることでタイプ相性を再現することができる。