要は何だっていいんだ。人生ってのは勉強の連続だ。それはいくつになっても変わらない。
CV.鈴木達央
概要
ヒプアニ2期のラスボスでありキーキャラクター。黒い髪に鋭い眼光が特徴的な男性。
人物
神宮寺寂雷と天国獄の大学の同期であり、ノーベル賞候補の機械工学の天才といわれていた。大学生で起業し、国内最大のIT企業BGグループのCEO、その子会社の町工場・ビギニングゲートの社長でもある。アニメの時点で両社は前政府と関わりがあるため中王区により解散させられている。
素顔
BGグループが大きくなり金銭的に満たされていても本人の感情は満足せず、人生のやりがいを求め更正施設も兼ねた町工場、ビギニングゲートで働く社員を家族と称し、社員が新たな夢を見る環境を作り出すことに生きがいを感じていた。本人は命令で社員の意思を曲げさせず、くじで今後の勉強内容を決めさせるなど本人の意思をある程度尊重した上で選ばせている。放任主義だが面倒見が良く、社員には慕われていたようだ。
しかし中王区により強制的に解散させられ、社員である2人が殺されたため言の葉党を恨み、国家転覆を目論むようになる。実行した矯正局長の棕櫚夏喜にはすでに鉄槌を下し意識不明の状態にある。今後は新たな犠牲者を生み出すのを防ぐべく中王区の解体を目指す。現在の彼は点滴につながれた状態で複数モニターがあるパソコンの前に座っている。その手元にはかつての二人が持っていたお互いの歯が入ったペンダントがある。
市民の暴徒化にはヒプノシスマイクは使っておらず、自らの技術でドローンの超音波による催眠効果で市民を狂暴化させている。今現在彼の元でまともに動けるのは彼ら2人の後輩の艾健司だけである。最終話で彼は重度の脳腫瘍に侵され、余命が短いとの自覚がある。
ヒプマイキャラには後先考えない癖の強い悪役(狂人)が多いが、彼はもともと善人で人格者だったにもかかわらず恨みから復讐の鬼に転落してしまった。しかも頭脳も人望も優れているため一筋縄では解決が難しい。
最終的に自ら作った数百のヒプノシスマイク増幅ドローンを使って一人でファーストチームと対峙するも引けをとらなかったがディビジョンオールスターズと二人に救われ、毒の抜けたような顔で寂雷の病院で治療を受けた後に獄の弁護の元、今回の事件と2人の死亡経緯の再捜査を依頼することになった。
関連タグ
艨艟鵺 こちらもイベント会社の社長、黒髪と中王区相手に国家転覆を目論むと共通点があるがこちらは悪党にふさわしい野心家である。