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「士道に何してくれてんのよ・・・・・・・・・!こいつに悪戯していいのは――――私だけなんだからぁぁぁぁぁ~ッ!」

※彼女に関するネタバレが含まれています。ご注意ください。


プロフィール編集

身長144cm・大人ver.170cm
誕生日7月23日
スリーサイズB69/W55/H70・大人ver.B94/W62/H90
好きなもの部屋の隅
嫌いなもの集団行動
声優真野あゆみ

概要編集

狂三とおなじく読みにくいが、「七罪」と書いて「なつみ」と読む。(モチーフである数字の7を組み込む為。)8巻『七罪サーチ』で初登場。

物質変化や変身能力を兼ね備えた精霊。識別名は<ウィッチ>。


本来は手入れがされていないボリューム感がある緑色のロングヘアが特徴的な、翡翠の瞳を持つ細見の少女(作者曰く真・七罪)であるが、初登場時は先端に鏡が取りつけれらたような箒の形をした天使〈贋造魔女(ハニエル)〉の能力により、自身の理想とする艶やかな長い髪をしたグラマラスな20代の女性の姿を取っていた。


本来の自分の姿に強烈なコンプレックスを持っており、褒め言葉を掛けても、どうやったらそんな結論に至るのかが理解できないほどのネガティブな考えになってしまう思考の持ち主。

そのため、本来の自分の姿を見た者は、容赦なく様々な嫌がらせをして、社会的に抹殺しようと謀略を張り巡らせ、陥れようとする、危険思想の持ち主である。

しかも、好奇心旺盛な彼女は静粛と現界をかなりの頻度で繰り返し、こっちの世界へ遊びに来ているので、他の精霊たち(狂三琴里美九凜祢を除く)と違い人間社会に詳しいため、その方法を熟知しているというから手に負えない。


その理由は初めてこちらの世界へとやってきた際、本来の自分の姿では、誰も相手にしてくれなかったことが原因であり、そのため自身の理想とする姿をとり、周りと接していく内に、だんだんと自分はそういう風に決まっているという強迫観念に陥ってしまったことに由来する。

そのため、士道たちのコーディネートにより可愛らしい姿へとメイクアップしてもらった際も、その事実をなかなか受け入れることが出来なかった。


その後、紆余曲折を経て第9巻『七罪チェンジ』にて初めて本当の自分を見てくれた士道に心を開き、自ら力を封印され、事態は解決を迎えた。


…のだが、他の人(精霊)とは違いメンタル的に弱い彼女は、少しでも嫌な事を考えたり想像しただけで簡単に霊力の逆流が起こり、変身能力が使用可能になってしまうようだ。


なお、大人バージョンになったときの彼女はそれに伴い、気が大きくなり普段の彼女からは考えられない行動を取ってしまう(例:初めて自分を認めてくれた士道に恩返しをしようと思い、朝、彼を起こしに部屋に入る→緊張のあまり何もできず→霊力の逆流に伴い大人バージョンへとメイクアップ→ハイテンションになって、何故か服を脱ぎ下着姿になってベッドに潜り込む)。

そして、後からその事を思い出して激しく自己嫌悪に陥る、といったことが結構あるようだ。


また、仲良くしようと自分からアプローチをかけてきてくれた四糸乃とは、特に仲が良い。


ちなみに天使贋造魔女(ハニエル)は変身能力だけではなく、対象を異空間へと閉じ込めることが出来るほか、応用することで対象物を別の物質へと変化させ、相手の無力化や瓦礫の除去や救助、そして受けた傷の応急処置が出来る等、使いようによっては極めて応用範囲が広い優れものである。


また、天使に関係しているかどうかは不明だが、観察眼に優れ、見聞きした情報をもとにした他人の物真似や技術の模倣を得意としている。

絵や執筆、楽曲作りの分野でその才能を発揮し、二亜の攻略では彼女が主体となって同人誌作りを行った。反面、身体機能が関わるスポーツの模倣は苦手のようで、冬にみんなでスキーをした際には見事に雪玉と化していた。


また、上記の芸術面の才能もプロを唸らせるものではあるが、あらゆる賞賛を皮肉と受け取る人間不信が災いしてデビューを自分から辞退しており、宝の持ち腐れとなっている。


「生命の樹(セフィロトの樹)」において対応する事象は以下の通り。

数字7名前七罪
神名アドナイ・ツァバオト霊装〈神威霊装・七番(アドナイ・ツァバオト)〉
守護天使ハニエル天使〈贋造魔女(ハニエル)〉

また、「真・七罪」および「七罪おねえさん」の帽子に付いているエメラルドにも意味があり、対応するセフィラ「ネツァク」に対応する宝石が「エメラルド」である。


その他、髪の色が緑なのは宝石が「エメラルド」同じく、セフィラ「ネツァク」を象徴する色が緑であるため。


余談編集

有り得ない程のネガティブっぷりと、妙に説得力のある例えをしたりと少々面倒臭い性格をしているものの、それを可愛いと感じるファンも多い(というか、七罪が好きな人は大概彼女のそういった所が好きだったりする。それに他の精霊も大なり小なり面倒臭い性格をしている)。


その味のあるキャラと等身大の現代人に最も近いメンタリティの為か、登場して間もない時に行われた人気投票でも割りと上位にランクインしていた。

原作者やイラストレーターもかなり気に入ってるキャラらしく、アニメ版でもかなり優遇されていることが見て分かる。といった様に公式からも結構愛されているキャラだったりする。流石は七の精霊である。


関連イラスト編集

補足

彼女のイラストを検索する際、七罪と入力すると別の七罪(7つの大罪)関連のイラストが引っかかってしまうため注意されたし。

七罪ちゃん七罪ちゃん

デート・ア・ライブ 七罪センシティブな作品


関連タグ編集

デート・ア・ライブ 魔女 グリーンヒロイン 変身 コピー 7 ネガティブ 陰キャ 被害妄想


カサンドラ・イリオン(ダンまち)・・・中の人が同じネガティブなヒロイン。アプリメモリア・フレーゼのコラボイベント、『剣姫エンゲージ』にて共演を果たした。ちなみによしのん曰くボンキュッボン。それが影響してか、七罪の〈贋造魔女(ハニエル)〉の力によって七罪自身の理想の姿の服装に変えられてしまった。

遠山キンジ(緋弾のアリア)

性別の違いはあれど『悲惨な過去を有しており、それが原因で普段は自己否定的』『特定の感情をトリガーとして能力が発動した場合、普段とは打って変わって『異性を魅了し翻弄する様な自信満々で蠱惑的な人格』に変わる、というか『変身』する』『そしてそのモードが解除された場合、大抵素面に戻った反動で自己嫌悪と羞恥心に陥る』『普段の外見は一見すると地味だが、着飾れば美形の部類』『自己評価とは裏腹に、能力を抜いたスペックを見ても結構ハイスペック』と共通点が多い。














ラタトスク調査報告書(デート・ア・ライブ22巻のネタバレ注意)









七罪、本名鏡野(きょうの)七罪。

父親は彼女が物心つく前に失踪。他に妻子のいる身となっており、妻に口止め料の養育費を払っていた。七罪の母は七罪を嫌い、常に怒鳴り散らし、暴力を振るっていた。癇癪持ちで七罪が中学生になった頃には違法薬物にも手を染めていた程で、それ故七罪は母の名を覚えていない。(作中でも母の名の部分が■■となっている)


■■は食事を出さなかったので、食事は学校の給食(洗濯や入浴を■■に隠れてしなければいけなかったため、校内でも露骨に避けられ、目を付けられたため学校嫌いとなった)、長期休暇は調味料を少しと、劣悪な環境下で生きていた。

中学生になってからしばらくしたある日、七罪の父の死亡の連絡が入り、養育費という金ヅルを失い絶望した■■は、七罪に八つ当たりし絞め殺しにかかる。その時、そんな末路を見かねたファントムによって霊結晶を授かった。


そして手に入れた贋造魔女の力で■■を小さいカエルに変え、そのまま二度と元に戻す事も会う事も無かった。


復讐を遂げて七罪は初めて分かった。自分は仕返しがしたいのでは無く、ただ、愛して欲しかったと


本来の自分にコンプレックスを抱いていたのは母からよく『醜い』と呼ばれていたから、精霊の中で最も小柄なのは虐待による栄養不足による発育不全、

アンコール7巻での異様な学校嫌いは給食を食べるためだけにいじめを受けながら通学していたから。彼女は魂の奥底まで毒親の呪縛に苦しめられていたのだ。


しかし、自身を庇って怪我を追った四糸乃の言葉や、自身を助けるために行動する士道を見て、自分自身を認める事ができるようになった。

「私は……できる」「私は……強い」「私は……可愛い……ッ!」「みんなは……私が」「私が、守る……ッ!」

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