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「キミのような可愛らしいお嬢さんに怪我をさせてしまったとなったら、私は地獄へと落ちてしまう所だったよ」


CV:中田譲治緑川光(青年期)、小市眞琴(幼少期)


概要編集

原作第1巻の終盤で声のみで登場し、第8巻でその姿が明らかになった〈ラタトスク〉の創始者にして円卓会議の議長を務める、眼鏡をかけた初老の紳士。琴里の恩人でもある。


昔は相当のプレイボーイだったらしく、口説き文句とも取れるようなセリフをすんなりと口に出して話す事が出来る。


全盲ではないようだが視力がかなり衰えてきているようで、彼の書斎の本棚には点字図書が多数保管されており、また足が悪いのか車椅子に乗って移動している。


自分の目的のために巻き込むことになってしまった秘書カレンや、不測の事態になった場合には想い人の士道を自らの手で処刑するという辛い役目を背負った琴理を気に掛ける素振りを見せる等、大組織のトップに相応しい人格者。

その他にも、十香反転体になったことや士道が人間の身でありながら複数の天使を顕現させたこと等の報告を受け、居ても立っても居られなくなり部下に何の相談も無しに素性を隠した上で、実際に士道と十香に会いに来ている。


上記の人格や受けた恩から、円卓会議の議員たちを内心ではバカにしている琴里も、ウッドマンにだけは敬意を払っている。


精霊を対話により保護し、空間震災害の平和的な解決を目指する観点から、全くの対極に位置するDEM社とは対立する立場にいるが、特にDEMのトップであるウェストコットとは何か浅からぬ因縁があるようで、彼の冷酷非道なやり口を良く知っている素振りを見せたほか、捕らえたDEM一派の1人であるパディントン越しにウェストコットと会話を交わした際、「優秀な君に今一度協力してほしい」とのウェストコットからの誘いを一蹴している。


また過去に何か有ったらしく、第10巻で感情を露にしたエレン曰く、かつてウェストコットたちと誓いを交わしていた同志だったが、何らかの理由により(精霊に対する接し方の違い?)ウェストコットたちの元から離反し、現在に至ったようだが詳細は不明。判明していることはDEM社の創業メンバーの一人であったが、技術開発部部長であったカレンと共に離反したことのみ。


また、第12巻において彼の創設した<ラタトスク>もDEM社と同じく一枚岩でないことが判明し、その内の1人であるクライトンが先走って士道を殺害しようと勝手に<ダインスレイフ>の起動キーの複製を作り実行した際は激しい怒りを露わにしていた。


よって彼もまた、物語のキーパーソンの1人と目されるが、現在の所その詳細や〈ラタトスク〉の結成にいたる経緯やその真の目的は一切が謎に包まれている。


第13巻では、精霊を生み出した元凶の1人であることが示唆されている。


関連タグ編集

デート・ア・ライブ ラタトスク(デート・ア・ライブ)


過去(以下ネタバレに付き閲覧注意‼)編集





























































ウェストコットやエレンらと共に始原の精霊である崇宮澪を誕生させた張本人の1人。

その実態は魔術師の末裔の生き残りの1人で、30年前故郷が魔術師狩りで滅ぼされた後、自分を含めて目生き残った4人で世界を書き換える為にマナと呼ばれる神秘のエネルギーを一か所に集めて精霊を現出させ、その過程でユーラシア大空災を引き起こしてしまった。

当初は彼女の“霊結晶(セフィラ)”を利用しようと考えていたが、澪への一目惚れや、彼女の庇護者である崇宮真士との出会いでその考えを改め、彼女の様に苦しんでいる他の精霊たちを救おうと決意。ウェストコットが秘める思想を危険視して袂を分かち〈ラタトスク〉を発足した。


全盛期は優れた魔術師であり、専用の顕現装置(リアライザ)を使うことで当時の姿に戻り戦闘を行うことが可能だが、先にも述べたように今まで力を酷使し過ぎた為なのか、使用回数と活動時間に制限が生じている。

実力は未知数だが、DEMとの最終決戦において、戦場にかつての同志の1人であったエレンが投入され圧倒的な不利な状況に陥った時、自身を愛するカレンの制止(とはいえ冗談的な側面が強く、後に「保身に走るような男なら私はあなたに付いてきていなかった」と述べている)を振り切り、彼女を止める為に遂に自らが戦場へと赴き、因縁の相手の1人である彼女と対峙する。それが自らの死に繋がることを十全に理解していながら……


その際に「俺がいない間最強を名乗っていて楽しかったか?」と彼女に宣言していた事から、如何やら全盛期はエレンより実力は上。つまり彼こそが本来の人類最強の魔術師であった模様。

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