概要
CV:木村珠莉
アルゴノゥトの義妹にしてハーフエルフの少女。
愚かで軟派気質な兄のお目付役だが、いつも振り回されその度に強烈なツッコミ(制裁)を加えている。
善王が統治していた多種族同士が住む都『イルコス』にて生まれたが、差別の憂慮を捨てきれず両親に存在を隠されていた。
しかし、押し寄せた魔物の群れによって都は陥落し彼女の両親も死亡。
誰にも助けて貰えず一人で泣いていた所をアルゴノゥトに助けられた。
最初は半端者の自分を助けた事を糾弾したが「そのちょこんと尖った耳、僕は好きだ。花のような君にとても似合っている」と勇気づけられ、それ以降自身にとって英雄となった彼を兄と慕うようになる。
当たりが強い時もあるが義兄の優しさと内に秘めている想いを理解しているため彼の事を慕っており、喧嘩をする姿は仲睦まじい兄妹そのものである。
人物像
性格はどこぞの千の魔法を扱う魔力馬鹿妖精に似て少し百合要素が入っている所があり、アイズ・ヴァレンシュタインと瓜二つの王女・アリアドネをアルゴノゥトによく顔を見るようにと促された時に一瞬で一目惚れし、「お姉様」と呼び慕うようになる。
アルゴノゥト曰く「兄弟好みは一緒愛だネ」とのこと...。
アルゴノゥトがベル・クラネル、フィーナがレフィーヤ・ウィリディスの前世だとすると、二人の出会い及び二人がアリアドネに惚れたことは「運命」と思わずにはいられない物である。
またハーフとは言え、エルフである為魔法には長けており、英雄選抜でもバカ兄を庇いながら勝ち残るなど戦闘力は極めて高い。
ハーフの為、周囲からは差別されることもあるようだが、その場合は普段はヘラヘラしている義兄が怒るためかあまり気にしていない。
英雄に相応しい実力を持っているが、後世では他の英雄達のような英雄譚は特に遺されていない。
「ナイツ・オブ・フィアナ」には登場しなかったが大反抗作戦に向けて動いてはいたらしく取って置きの援軍を参戦させた。
余談
『デート・ア・ライブ』との二度目のコラボイベント「剣姫エンゲージ」にて再登場。
自分のことを詩人の一人と称した。
魔法
- ゲイル・ブラスト
詠唱式:【契約に答えよ、森羅の風よ。我が命に従い敵対者を薙げ】
魔物を一撃で吹き飛ばす風の魔法。
- フレア・バーン
詠唱式:【契約に応えよ、大地の焔(ほむら)よ。我が命に従い暴力を焼き払え】
恐らく爆裂魔法。劇中では格上の敵を足止めする為に使用されている。
- ライト・ヒール
詠唱式:【契約に応えよ、聖なる海よ。我が命に従い傷を癒せ】
回復魔法。それなりの大怪我でも彼女の技量によって瞬く間に癒す事が出来る。