「俺か?俺はクロッゾ。ただのクロッゾ。ちっとも武器が売れない、しがない鍛冶師だ」
概要
CV:細谷佳正
『クロッゾの魔剣』を代々造っていた鍛冶貴族・クロッゾ家の『初代クロッゾ』のことを指す。
原作では名前のみで彼の子孫であるヴェルフ・クロッゾの口から語られるている。
かつてモンスターに襲われていた精霊を身体を張って助けたことで瀕死の重傷を負うが、その精霊から血を与えられたことで傷が癒え、魔剣を造り出す力を得た。寿命も延びたという。
『メモリア・フレーゼ』の2周年イベント『アルゴノゥト』にて登場。
ヴェルフとよく似た容貌と性格で、腕はいいのだが何故か売れない鍛冶屋(その理由は、ヴェルフにも受け継がれているある致命的なセンスの無さ)。
彼を助けた精霊ウルス(恐らく火の大精霊)の血を宿した出鱈目な魔剣《明月》(ちなみに当時は魔剣という概念がなかったらしい)を操り、戦士としても一流の実力を持つ。だが、力は強大だが使うたびに寿命が縮むという代償がある。
犯罪者としてラクリオス王都を追われていたアルゴノゥトとオルナを一目見ようとした所、どう見ても追っ手の兵士の方が悪人に見えたため手を貸し、そのまま成り行きで旅路に協力してくれる。
本人曰く強い使命感などを持たない普通の感性の持ち主で、友人となったアルゴノゥトが偶々強い使命感を持って救おうという意思を持つから、彼の旅に同行しただけにすぎないという。同時に自身が世に名を残すようになっても、後世に英雄として名を残さないと確信していた模様。
『ストライク・ザ・ブラッド』とのコラボイベントである『異界の眷獣と呪われし魔剣』には、彼の記憶と彼が製造した力を失った魔剣が登場した。
因みに明言こそされてないものの、彼と共にある精霊ウルスはコラボイベントで登場した「紅剣の炎王(イグニス・ウルカヌス)」という単語と女性のような外見から、後にヴェルフの主神となるヘファイストスことウルカヌスの分身と思われる。