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ヴェルフ・クロッゾ

ゔぇるふくろっぞ

ヴェルフ・クロッゾとは、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の登場人物。
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概要

CV:細谷佳正

元【ヘファイストス・ファミリア】所属のヒューマンの鍛冶師。17歳。
かつて王国(ラキア)で魔剣によって貴族の地位を得ていたクロッゾ家の末裔。
『戦える鍛冶師』を自称し、10階層のモンスターにも難なく対応出来るため、パーティでは前線を担っている。
原作6巻の戦闘遊戯において友であるベル・クラネルの力になる為【ヘスティア・ファミリア】に改宗する。
ファミリア内での立場はご意見番という感じでどこか一歩引いて発言をすることが多い。
口癖は「ふざけろッ!」。

人物像

職人気質で面倒見もよく兄貴肌な性格。
鍛冶師の腕は確かで、Lv.1の時点で主神のヘファイストスからも目を掛けられているが、非常に残念なネーミングセンス(兎鎧(ピョンキチ)牛短刀(ミノタン)など)と彼自身の意固地、更に強力な魔剣を作れる事で他の鍛冶師に嫉妬の目を向けられていた事でファミリア内でも浮いた存在になっており、くすぶっていた。

上級鍛冶師になるためランクアップし『鍛冶』の発展アビリティを習得しようとしていたが、ダンジョンに一緒に潜るパーティがいなかった所に、丁度『未完の少年(リトル・ルーキー)』として名を上げ始めたベルと出会い、ランクアップするまでという条件でパーティを組んだ。ベルに関しては、オラリオに来てからクロッゾの魔剣だけを求める者ばかりだった中、(知らなかったとは言え)後述の魔剣ではなくヴェルフ自身の作品を求めた事から気に入り、さらにこの時専属契約を結んでいる。

原作5巻の事件を経た後、Lv.2に昇格し、念願の【鍛冶】の発展アビリティを手に入れるが、その後もベルの力になる事を伝える。そして上記の通り上級鍛冶師になったにも関わらず、ベルを救うべくその立場を捨て【ヘスティア・ファミリア】へと改宗する事となった。

とある理由で精霊の血を宿しており、その影響で強力な魔剣を作製出来るスキル、『魔剣血統』を有しており、事魔剣においてはオラリオ最高の鍛冶師、椿・コルブランドを凌駕するほど。しかし当の本人はヘファイストスと同じく、「武器は使い手と共に成長すべき」と言う信念を持ち、使い手だけを残して壊れ、自分の人生を狂わせてしまった魔剣を非常に嫌っており造ろうとしなかった。
しかし原作5巻でヘファイストスから「意地と仲間を天秤にかけるのはやめなさい」と背中を押されたこともあって割り切れるようになったのか、以降は(作品として世に売り出したり誰かに愛用武器として使ってもらったりするためではなく、あくまでファミリアの危機の際にそれを脱するための切り札としてのみ、だが)魔剣を鍛造するようになり、実際に幾度となく【ヘスティア・ファミリア】の苦難に抗う力となっている。後に彼が創り出した壊れる事のない魔剣『始高・煌月(かづき)』の創造に成功したことで、以前よりは魔剣を受け入れられるようになっていく。

リリルカ・アーデとはパーティを組んだ時から憎まれ口をたたき合っているが、決して邪険にはせず、むしろ彼女のサポーターとしての腕を買っている。

タケミカヅチ・ファミリア】の団長であるカシマ・桜花とは自分たちを怪物進行(パス・パレード)の囮にした事や彼の態度もあり、最初は険悪な仲だったが、ベルを命がけで守った桜花を見て考えを改め、現在では戦友と呼べるような仲になっている。

自分を気に掛けてくれたヘファイストスには恩義以上の感情を抱いており、第8巻の出来事で彼女に認められる程の武器を作れたら付き合ってほしいと懇願した。これが後に自分の二つ名「不冷(イグニス)」というこっぱずかしい名の由来になるとはつゆ知らず。

その性格、風貌とは裏腹に没落したとはいえ貴族の生れであるためかをバイオリンを弾いたり紅茶の淹れ方が上手かったりと教養は高い。

王国にいたころは家のことで彼を馬鹿にする周囲の貴族の子弟と喧嘩ばかりしてた。
父・ヴィルは鍛冶師であると同時に貴族的な人物でヴェルフを連れ戻しクロッゾを再建したいと思っている。祖父・ガロンは貴族というよりは鍛冶師としての側面の強い人物で孫に魔剣を作る様に命じたが思うところはあったらしくオラリオで鍛冶師として成長した孫を見て魔剣を諦めた。
アレスの従属神に落ちぶれていた女神フォボスはクロッゾの異端児である彼を面白がってたらしく悪友ともいうべき関係だった。魔剣血統のスキルを発現後、彼の出奔に協力し送還されることになる。
余談だが王子のマリウスはそんな彼に共感を抱いてたらしい。

ステイタス

 ※原作15巻時点
Lv.2

耐久器用俊敏魔力
H117H191G233H138I98
鍛冶
I

スキル

  • 魔剣血統(クロッゾ・ブラッド)

クロッゾ家の一族にのみ発現する特殊な鍛冶スキル。このスキルで造られたものがクロッゾの魔剣である。
Lvに関係なく発現し、魔剣限定だが通常の魔法を超えるほどの一品を作り出す事が出来る。
クロッゾの魔剣の欄も参照。

  • 炎化創火(ベリタス・バーン)
遠征帰還後に発現したスキル。これまでの極限状態下での鍛錬での影響で現れたと推測されている。
炎に対する高耐性。さらに炎属性に関わる攻撃時の効果増幅が成される。これにより炎系の魔剣に関しては更に威力が高い力を出せる事となった。

発展アビリティ

  • 鍛冶

自身が作った武器に属性を与える事ができ、現代の鍛冶師はこのアビリティが必須と言われているほどで、【ヘファイストス・ファミリア】ではこのアビリティの習得が上級鍛冶師になる為の条件でもある。
本来ならば魔剣もこのアビリティを極める事で初めて作製する事が出来る。

魔法

  • ウィル・オ・ウィスプ

対魔力魔法(アンチ・マジック・ファイア)。
敵が魔法および魔法属性の攻撃を発動する際、タイミングを合わせて発動する事で魔力暴発(イグニス・ファトゥス)を誘発し、自爆させる『魔法封じ』の魔法。威力は対象の魔力の量に比例する。詠唱は「燃え尽きろ、外法の業(わざ)〜」。

魔法系の攻撃を放つモンスターや魔法種族であるエルフにとっては最悪と言っていい魔法で、外伝に度々登場し【ロキ・ファミリア】の面々でさえ苦戦を強いる精霊とモンスターのハイブリッド、『穢れた精霊』に対しても有効なのではないかという意見があった。そして外伝12巻で直接対峙する事となったが、読者の予想通り遥か格上で強力な魔法を放とうとする『穢れた精霊』に見事魔力爆発を起こさせ、文字通り完封させるという成果を見せた。

以下、アストレア・レコードの若干のネタバレ有り

このようにかなりのポテンシャルを持つ魔法だが、当然欠点も存在する。それはヴェルフ自身の詠唱よりもさらに早い詠唱速度を持つ相手には意味がないこと。その最たる例が元ヘラ・ファミリアの眷属たるアルフィアである。彼女は魔法使いとしてのスペックが文字通りに振り切れた公式チートキャラであり、特に脅威なのが絶望的な破壊力の魔法をノータイムに近い激速詠唱で放てること。原作者曰く、「燃え尽き〜」の段階でアルフィアの詠唱が完了してヴェルフはぶっ飛ばされるとのこと。ヴェルフの名誉のために言っておくが、彼自身の詠唱は作中でもかなり速い方である。

また、アルフィアと同様の理由で、主人公であるベルにも相性が悪い。なぜなら、彼の魔法ファイアボルトはそもそも詠唱の必要がないからであり、どうあがいても撃ち負けてしまうのである。


装備

  • 大刀

幅広の片刃。ヴェルフの自作だが、自分が使う物には名前を付けないので「無銘」。

  • 着流し
ヴェルフが着用している鍛冶用の作業服。炎や熱への耐性を持つが防御力は殆ど無いので、ダンジョンに潜る際は鎧を重ね着している。

始高シリーズ

かつてヘファイストスが友神であるヘスティアの頼みで作り上げた「神の刃(ヘスティア・ナイフ)」の使い手と共に成長するという特性を構想してヴェルフが新たに創造し、以後手掛けていくであろうシリーズの総称。
最大の特徴は使用者の『魔力』に依存することで使用制限が無くなり、決して自壊する事のないというこれまでの魔剣の常識を覆すもの。威力も使用者の『魔力』に合わせて変動し、使う度に精神力(マインド)を消費する。他者(魔力がある人間)と共に使用すれば魔力が併合し威力の上乗せも可能。
ヴェルフが使用する場合、精霊の血と共鳴することでクロッゾの魔剣と同等以上の威力が加算される。

ヘファイストスは「神の刃(ヘスティア・ナイフ)」を鍛冶屋の手を放れて勝手に成長する邪道の武器と述べている一方で、ヴェルフは魔剣鍛冶師として「始高」を使い手と共に成長していく正道の武器と肯定している。

これまで作ってきた先祖と同じクロッゾの魔剣ではない、ヴェルフの魔剣と言っていい作品である。

  • 始高・煌月(かづき)
原作14巻にて絶体絶命の状況を打破する為に、ダンジョン内でモンスターの襲撃を受ける最中に魔剣の鍛錬を行うという前代未聞の所業の中作り上げた始高シリーズの第一作。長剣型で属性は炎。上述にある通り、ヴェルフが使用した事でこれまでのクロッゾの魔剣以上の威力を見せ、押し寄せるモンスター達を一瞬で焼き尽くした。彼が新たに得たスキル『炎化創火』とも相性がいいので、以降は更に威力が増すと思われる。

この作品を見たヘファイストスからは「まあまあ」という評価を受け取った(鍛冶神である彼女からのこの評価は鍛冶師達にとってはとても栄誉な事である)。

クロッゾの魔剣

事の始まりは初代と呼ばれるクロッゾの先祖が魔物に襲われていた精霊を助け、恩を感じた精霊が自らの血を与えて彼を救った事に起因しており、これにより初代は本物と同じレベルの魔法を放つ事が出来る魔剣を作り出せるようになる。後に神時代(神が下界に降りてきた時代)が始まり、ステイタスが現れた事で子孫達にも魔剣の作製が可能となった。余談だがヴェルフは初代クロッゾと顔と声がよく似ている。
その威力は通常の魔剣とは比べ物にならず、ある世代が魔剣をラキア王国(軍神アレスが主神の国家系ファミリア)に売り込んだことで貴族の地位を得るこことなる。

しかし世代を重ねるにつれ、一族は驕り始めていく。

大量の魔剣を送り出した事で数々の国を滅ぼし(特に国を焼き払われた事で多くのエルフがこれを蛇蝎の如く嫌悪している)、結果として精霊の住処も焼き払った事で精霊の怒りを買い、戦争の最中に全ての魔剣が砕け散り一気に連戦連敗を喫し、一族も魔剣を作れなくなってしまう。
王国は敗北の責任をクロッゾ家に押し付け、これによりクロッゾ家は没落する事となる。

何の因果かヴェルフにその力が戻るのだが、一族復興の為に金儲けを企む家族に魔剣作りを強要された事に反発して出奔し、名前を隠して鍛冶屋をやっていた所をヘファイストスにスカウトされた。

【ヘファイストス・ファミリア】に在籍している間、一度だけ魔剣を作ったことがあった(しかし上述の信念に基づきヘファイストスに預ける形で封印していた)が、後に17階の階層主モンスター『ゴライアス』との、【タケミカヅチ・ファミリア]]】の3人やリューアスフィ、その他18階層で街を作っていた冒険者たちも巻き込んだ一大決戦の際に、ヘファイストスから剣を預かっていたヘスティアに返却され封印を解くことに。
その時使われた炎の魔剣「火月」は、普通に同じ魔法の呪文を魔術師が唱えた時のそれを遥かに上回る大爆炎として放たれた。
その魔剣はその一発で壊れてしまったが、この件は『魔法の発動体としての魔剣』を作るうえで、ヴェルフの才能が歴代のクロッゾ一族のそれを大いに凌駕していることを暗示している。
それ以外には原作10巻でヴェルフの造った氷の魔剣「氷鷹」(上記の火月より使用回数が多い分威力は下と思われる)の攻撃を直接受けたガレス・ランドロックが、オラリオ最強の魔導士と言われているリヴェリア・リヨス・アールヴの魔法と同等の威力はあると称していた。

恐ろしいのは彼がまだステイタスがLv.2で、『鍛冶』のアビリティに至っては未だ最低値のIであるという事実。原作8巻にてヴェルフを連れ戻そうと彼の父親、ヴィル・クロッゾが破壊を逃れ保管されていたクロッゾの魔剣一振りをヴェルフに向かって放つが、ヴェルフが新たに作った魔剣にあっさり相殺され、先祖がスキルの力のみに頼って製造してきた魔剣とは強度、威力、使用回数全てが上回っていた。ステイタスが上がった事で魔剣の質も上がっている証拠であり、つまり彼がステイタスを更に極めていけば、より強力な魔剣を作ることが可能という事である。

上述の魔法や魔剣の記載から分かるように、ベルの活躍や飛躍的な成長に目を奪われがちだが、彼も作中トップクラスのチートキャラなのである。

関連タグ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 鍛冶
ベル・クラネル リリルカ・アーデ ヘスティア(ダンまち) ヘファイストス
ヴェルファイ

ライナー・ブラウン…アプリ「メモリア・フレーゼ進撃の巨人コラボのストーリーでヴェルフが出会った中の人が同じキャラ。同い年、兄貴肌、意地と仲間を秤にかけた点が共通しており、出会って早々意気投合した。
しかしヴェルフとは真逆の選択をしたため、最終的に真の姿を露わにしてヴェルフと衝突することになる…

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