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怪物進呈

ぱすぱれーど

怪物進呈(パス・パレード)とは、ライトノベル『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』に出てきた用語。
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概要

ライトノベル『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』において、冒険者が自分達に襲い掛かって来たモンスター達を他の冒険者達に押し付けていく行為。

ダンジョン内では冒険者達の間で頻繁に行われているらしく、ダンジョンでの探索や攻略において命の危険に瀕した際には生き残る為の手段として有効(本当の意味での最終手段と言うべきだが)だからか、あるいはどの冒険者にとっても「自分の身を守るのが第一である」為だからか、これを特定の険者達が実行に移したとしても、『ダンまち』の世界においてギルド側から特に咎められたりする事は無いらしく、また冒険者の間でも「緊急避難的措置の一つ」として、一定の理解を払うという不文律がある。
ただし、これを実行する冒険者の殆どは、自己防衛よりも気に入らない相手や邪魔者を陥れる為という「悪意」によって利用する事が多いのも事実である。

作中では、最初にベル・クラネルリリルカ・アーデに陥れられる形で『怪物進呈』を受ける事になっているが、その直後に彼女もまた同じ【ソーマ・ファミリア】の眷属達から、暴行を受けて身動きを出来なくなった上でというかなり悪質な形で『怪物進呈』を受ける事になっている。
その後、リリルカやヴェルフ・クロッゾとパーティーを組んだベルが、遭遇した【タケミカズチ・ファミリア】のメンバーであるヤマト・命カシマ・桜花の二人から負傷したヒタチ・千草を守るという目的で、『怪物進呈』を仕掛けられるに至っている。
本編12巻では、新たに出現した強化種の魔物が、遠征に来ていた同盟軍に『怪物進呈』を仕向けて疲労させるだけでなく、彼等が倒した魔物達から出た魔石を取り込んで自身を強化させるという恐るべき知略を発揮している。

一切の罪に問われないのか?

さて、この『怪物進呈』について、実際に行った者は罪に問われないかについてだが、前述の内容からも、「自分達の命を守る事」を目的とした悪意のある行為では無い限り、ギルドからの厳重な処罰が下される事は無いようである。
ただし、それはあくまでも「ギルド側」の方針に過ぎず、それ以外の者達…特に「実際に『怪物進呈』を受けた側」が「『怪物進呈』を実行した側」に対しどう出るかについては全く別となる事も留意されたい。

作中にて、『怪物進呈』を何度も受けているベルは基本的に相手を許してしまっているが、それは彼が「極端なまでのお人好し」であるからに過ぎない。実際は、いくら自分達の身を守る為とは言え、『怪物進呈』をされた側が怒りを覚えるのは当然で、特に危機的状況に陥っていた際にこんな事をされ、ましてや誰かが死亡するに至ったとなれば、『怪物進呈』をして来た側に殺意を抱いて報復に出ようとする事も十分にあるだろう。
また、前述の通り「冒険者達同士の間で頻繁に行われている点」から見ても、ギルド側は「『怪物進呈』を行った事自体については、悪意無い限り厳しく咎めるつもりはないが、その結果自分達がどのような恨みや殺意を買って報復されたり、他のファミリア達から見放されたとしても、あくまでも『自己責任』と見なし、一切の関知はしない」というスタンスを取っている可能性もある。

つまる所、『怪物進呈』とは「する事自体は冒険者それぞれの意志に任せるが、その結果どうなったとしても自業自得なのだから、ちゃんと自分で責任を取れよ」と言うものなのだろう。

現実的には

この『怪物進呈』は、現実のMMORPG等で言うところの「MPK(Monster Player Kill)=周辺にいるモンスターを大量に引き付けて、気に入らない、もしくは邪魔な他のプレイヤーキャラにけしかける」に当たる行為と言える。
追ってくるモンスターの群れに別のパーティを狙わせて自分たちは逃げおおせるという、群れを押し付けられたパーティにしてみれば迷惑極まりない話なので、運営側からペナルティを課せられかねない行為となっており、何度も繰り返すようならアクセス自体禁止にされる可能性もある。

ゲーム内での行いで、自分達の命が本当にかかっている訳では無い以上、厳しい罰則となるのも当然と言えば当然と言えよう。

関連タグ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 
カルネアデスの舟板:これに近い概念と言える。

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