「この身、忠義の下僕とならんことを」
プロフィール
年齢 | 77歳 |
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身長 | 177C |
種族 | エルフ |
職業 | 冒険者 |
所属 | フレイヤ・ファミリア |
Lv. | 6 |
二つ名 | 白妖の魔杖(ヒルドスレイヴ) |
所持金 | 790700000ヴァリス(18巻時点) |
CV | 島﨑信長 |
概要
【フレイヤ・ファミリア】幹部の一人である白妖精(ホワイトエルフ)の男性。
Lv.6の第一級冒険者で、二つ名は【白妖の魔杖(ヒルドスレイヴ)】。
同じ幹部の黒妖精(ダーク・エルフ)のヘグニ・ラグナールとは入団前から因縁があり、二人揃って『白黒の騎士』『最凶の魔法剣士』として知られている。
かつては白妖精と黒妖精が争いを続けていた妖精の孤島『ヒャズニング』の白妖精側に生まれ、一族から王族でないにもかかわらずその有能さから勝手に『賢王』として掲げられ、愚かしく思いながらも与えられた責務を全うしつつ、黒妖精の『戦王』として担がれていたヘグニを宿敵と見なし、彼を打ち倒そうと戦いの日々を送っていた。
しかし、ヘディン達を酷使する国のあり方を醜いと感じたフレイヤの誘導によって『ヒャズニング』は壊滅。生き残ったヘグニと共に、自分を王という名の呪縛から解放してくれたフレイヤに忠誠を誓うようになる。
人物像
容姿
透き通るような白い肌に、金の長髪と珊瑚色の瞳を持ち、男性でありながら絶世の美貌とも言える容姿をしている。ちなみに男性冒険者の中では珍しく眼鏡をかけている。
性格
無駄な事や無能な人間を極端に嫌う徹底的な合理主義者。誰に対しても基本的に辛辣で、初対面の相手に対しても容赦のない罵声を浴びせる。
普段は理知的に振る舞っているが、主君であるフレイヤに侮辱を働いた者や非道な行いをした者にはその仮面を捨て、激昂を見せながら容赦なく相手を蹂躙するといった苛烈な本性を持っており、その際は一人称も「私」から「俺」へと変わる。
また、『責務に苦しまぬ者に王を名乗る資格なし』『無能こそあがいて生き急ぐべき』という考えを持っており、たとえどんな相手だろうと逃げずに責務をやり遂げようとする者や無能から脱する努力をする者を高く評価する。ちなみにこの考えを持っている相手には面倒見が良くなる傾向があり、作中では王族としての責務から逃げなかったアリィや死に物狂いで生き急いだベルを認め、彼らの面倒を見ている。
派閥の参謀
頭脳明晰かつ英明な人物で、派閥内における参謀・軍師の役割を担っており、その卓越した頭脳と白妖精の王として培ってきた知識・経験は作中でも随一。フィン曰く、自身とヘディンが戦略で争った場合、十回やれば四回は自分が負けるらしい(勝ち越せるのは『指の疼きの直感』というズルのおかげとの事)。フレイヤも彼に信頼を置いており、他の幹部メンバーも不満を隠さないが特に口を挟むことはなく、その能力を認めている模様。
派閥のブレインを担当している事や実力的に副団長についてもおかしくない人物で、実際副団長を決める際に推挙されていたようだが自ら辞退し、その役職を自分より実力が上だと認めていたアレンに譲っている。
ベルの師匠として
作中でなし崩し的にベルの師匠を務める事となったヘディンだが、作中屈指の実力・頭脳・洞察力もあって育成能力は非常に優秀。作中では【フレイヤ・ファミリア】幹部全員でベルが死ぬ一歩手前まで追いつめては蘇生を繰り返すと言う拷問のような修行を考案・実行したが、効果は絶大で、ベルのLv.4の最終ステイタスは全アビリティがSSSの領域に辿り着き、技や駆け引きもヘディンと相応に渡り合えるほど向上した。このように方針はかなりスパルタだが指導者としての能力は極めて高く、師匠としては間違いなくアイズより優秀と言える。
また、ベルの師匠という読者の誰も思わぬ形に収まったヘディンだが、彼の特徴や能力を並べると
- ベルに戦い方を教えているアイズやリューと同じ金髪長髪
- ベルに強さを教えた義祖父ゼウスや好敵手アステリオスと同じ雷属性
- ヘディンの担当声優は、ベルの担当声優である松岡禎丞と仲が良い事で有名な島﨑信長
等、実はこのようにベルを導く者の特徴を多く持っている。この事を踏まえるとヘディンがベルの師匠になったのは必然だったのかもしれない。
ちなみに、ベルはヘディンの事を「冷酷非情のエルフ」と恐れ、ヘディンはベルの事を「要領の悪い愚兎」と罵っているが、互いの事をよく理解しており、師弟の絆は間違いなくある。
周囲との関係
敬愛する主神。彼女に対しては眷族の中でも一際高い忠誠心を抱いており、彼女の幸せの為なら、フレイヤの神意に逆らう事も、ファミリア全体を敵に回す事も辞さない。
その為、フレイヤに理想を押し付けたり、忠誠心から思考停止しがちなファミリアの構成員を「狂神者」と呼び、厳しい視線を向ける事もある。
【フレイヤ・ファミリア】に入団する前からの腐れ縁。現在は共に行動することが多いため周囲からはコンビと見られがちだが、その点についてはお互い不本意に感じている。もっとも付き合いだけは長いので、難解な言葉で話すヘグニの通訳も可能(ヘディンは不服に思っているが)。ちなみにヘグニの方からは「残酷非道、邪知暴虐の暴君」と思われている。
自派閥の副団長。上述にある通り自分より実力が上と認めて副団長の座を譲ったのだが、後にアレンは強くなる理由を自ら捨てた事で、気迫や気概といったものが弱体化。その為、ヘディンは彼に対して「腑抜けた」「副団長を譲るんじゃなかった」と憤慨する事になる。
敵対関係である【ロキ・ファミリア】の所属であるものの、他のエルフ同様に本物の王族でありその素質を兼ね備えている彼女に尊敬の念を抱いており、第二次クノッソス戦ではファミリアの柵を捨てヘグニと共に彼女の手足となって共闘した。
劇中の様相
本編
本編初登場は7巻で、【イシュタル・ファミリア】への侵攻で、ヘグニとともに戦闘娼婦(バーベラ)達を一掃していた。
本編11巻の異端児(ゼノス)編では、ベル・クラネルがアステリオスと決闘を行った際、駆け付けようとしたアイズとベートの前にヘグニとともに立ちはだかるも、二人がベルの決闘を静観する姿勢を見せたことで構えを解いてヘグニとともに決闘を静観した。
本編16巻では、ベルがシル・フローヴァとデートをすることを聞くと、独断でベルのもとに行って拉致し、【ヘスティア・ファミリア】を潰されたくなければ男を磨けとベルが今まで体験をしたことがないようなスパルタ教育で男を育てることになる。因みに、この五日間に及ぶスパルタ教育によってベルからは「師匠(マスター)」と呼ばれるようになった。
ベルに対して特訓中も「愚兎(ぐさぎ)」と容赦なく罵倒しながらも自分が課した特訓を逃げずにやり遂げた事や、彼が現在に至るまで超えてきた冒険についてもフレイヤを通して全て認知しているので、文字通り命を賭して生き急いできたベルの事を「期待は裏切らない人間」と評している。その事からシルの「本当の望みを気づかせることが出来るか?」と期待もするようになり、デート中もベル達を監視しているが、過激派に分類されるアレン達を遠ざけたりするなど、裏で色々と動き回っていた。
本編17巻でフレイヤがベルを奪うべく動き出し、ヘスティアと交渉決裂した瞬間に下知が下った合図を出して他の第一級冒険者達に【ヘスティア・ファミリア】を襲撃させ、自身はヘグニとともに駆け付けたアイズ達を足止めした。
オラリオ中にフレイヤの『魅了』が施されてベルは最初からフレイヤの眷族という偽りの記憶が植え付けられた後は、ベルの指導係となる。
『洗礼』では、ヘグニとガリバー兄弟とともにベルを死ぬ寸前まで扱いていた。フレイヤに異変が起きた際、真っ先に気付いてベルを直ちに屈服させるために『洗礼』では本当に殺しかねないほど熾烈さを増していき、さすがにやり過ぎだとヘグニやガリバー兄弟に止められて諫められるが、「『箱庭』で追いつめられているのはフレイヤ様の方」と明かして彼らに協力を強いた上に、『豊饒の女主人』の監視を行っていたアレンにも『洗礼』に加わることを承諾させ、オッタルにも『洗礼』に加わるように告げるが断られた。
だが、ベルがシルを探しに『豊饒の女主人』に向かおうとした際、監視していたヴァン達に「深層域に潜っていたリヴェリア達が戻ってくるため、それを迎撃しに行く」ことを理由に任務を解き、自らがベルの監視に赴くが一切手を出さず、ベルがアイズと対面した時も見守っていた。詳しい心情は定かではないが、ベルがアイズの言葉を聞いたことにより再び奮い立ち、『洗礼』で前に進む事に決めた彼に擦り傷だが確かな一手を与えられ、自信に啖呵をきってみせた際は小さく笑みを浮かべている。
後にフレイヤの『魅了』が解除されてオラリオ中を敵に回す事態となるが、浮足立つ団員達を鼓舞して立て直した。
『派閥大戦』では、【フレイヤ・ファミリア】の軍師として戦略を練り、最強の布陣としてほぼ全員を本陣に置いて迎え撃つ背水の陣を敷き、戦いでは後方から指揮を執る。だが、Lv.6にランクアップしたリューがヘグニを倒した直後に、自派閥である【フレイヤ・ファミリア】に攻撃を開始する。元々ヘディンは、【フレイヤ・ファミリア】の勝利ではなく敗北こそがフレイヤの解放に繋がると判断しており、最初から【ヘスティア・ファミリア】側に寝返るつもりだった。
ヘイズを始めとする『満たす煤者達(アンドフリームニル)』たちに魔法【カウルス・ヒルド】を放って行動不能にし、更に『強靭な勇士(エインヘリヤル)』たちにも【カウルス・ヒルド】を放って大半を戦闘不能にする。そのままヘスティア陣営の指揮官であったリリの作戦をそのまま乗っ取り、【フレイヤ・ファミリア】を追い詰めた。
その後、オッタルに追い詰められていたベルたちを救いそのまま参戦。ベルたちと共に兼ねてからオッタルを倒す為に用意していた秘策で彼を追い詰めるが、オッタルがスキル【戦猪招来】で『獣化』したことで再度形勢逆転され、圧倒されてしまう。それでもなお立ち上がり、「『彼女』を女神の『軛』から解放しなくてはならない」と叫び、ベルたちを奮起させる。戦場に駆け付けた春姫の階位昇華魔法【ウチデノコヅチ】が付与されてパーティ全員が疑似ランクアップし、オッタルとの死闘を再開する。
『階位昇華(レベル・ブースト)』の力を借りてもなお互角以上に渡り合うオッタルの前に致命傷を負ってしまうが、オッタル相手に臆することなく立ち向かうベルに全てを託すことを決め、彼に残りの精神力全てを注ぎ込んで魔法【ラウルス・ヒルド】を付与してベルを回復・強化させると、「行け、馬鹿弟子」と告げて意識を失う。最終的に【ラウルス・ヒルド】で強化されたベルはオッタルの打倒に成功し、【ヘスティア・ファミリア】の勝利に大きく貢献した。
『派閥大戦』が終結して【フレイヤ・ファミリア】の解体後、フレイヤはオラリオを去る為に『豊饒の女主人』を出たところを待っていたベルとリューたちに、シルの姿で「私は女神をやめたい!みんなの側でシルでいたい!!」と『本当の望み』を叫ぶ姿をオッタルたちと共に見届け、彼女を救ったベルに対して「及第点だ。馬鹿弟子」と呟いた。
その後、アレンら幹部達やヘイズら団員達から裏切りによる制裁を受けることとなる。だが、自らの所業を十分理解しているためそれぞれ一発は甘んじて受けたが、二発目以降は許容出来ないと普通に反撃して大乱闘になった模様。
『豊饒の女主人』で開かれた祝勝会では、オッタルのトラウマで気絶したベルを中立という理由で介抱を押し付けられると、蹴って目を覚ましたベルから手を貸してくれたことを感謝され、「師匠がいなかったら、シルがあんな風に笑っていなかった」と給仕として働くシル(フレイヤ)を二人で見ながら一瞬だけ小さく笑い、「彼女と交わした約束(ちかい)、違えるなよ」と念を押してベルから離れた。
その後、陰ながら【ヘスティア・ファミリア】の護衛を行っており、特に他勢力から狙われるようになった春姫とリューの刺客を悉く潰している。
また、とあるクエストでベル達が37階層に向かうことになった際、シルに紹介される形でヘグニとガリバー兄弟とともに護衛を引き受けることになる。あくまで護衛の依頼のため、報酬としてリューの故郷である『リュミルアの森』に伝わる『守り人の聖書』を要求したため、リューはかなりのしかめっ面を浮かべていた。
アストレア・レコード
小説版『アストレア・レコード』ではLv.5で、『大抗争』が勃発した時には立場上仕方がないとはいえ、オラリオのファミリア連合の総指揮を取るフィン・ディムナの指示に従い、前線指揮官として奮闘することに不満をあらわにしていた。ディース姉妹を相手取り、重傷を負ったヘグニを救助するが避難民を守り切れることができず、ディース姉妹に煽られて屈辱を味わうことになる。
翌日にはフレイヤの神意によって、ザルドとアルフィアを倒す為の『強靭な勇士』を生み出す為に、オラリオ南西部にもう一つの『戦いの野(フォールクヴァング)』を生み出してオッタルたちと殺し合う。
そして、『大抗争』最終日にディース姉妹と再び殺し合い、ヘグニと弾かれて手元から離れたように見せかけて交換し合ったヘグニの呪剣《ヴィクティム・アビス》でヴェナ・ディースの肩を貫いて魔力暴発に追い込んで重傷を与えた後、ディナ・ディースを対峙するヘグニごと魔法【ヴァリアン・ヒルド】を放って、ヘグニがヘディンの長刀《ディザリア》でディナの首を刎ねた後、ディナの死で狂乱したヴェナに足元に縋りつかれて激怒し、ヴェナの頭を鷲掴みにすると【ヴァリアン・ヒルド】でヴェナを遺体すら残さずに焼き払って勝利した。
『大抗争』終結後、この戦いの偉業が評価されてLv.6にランクアップする。
冒険者としての能力
戦闘スタイルは魔法攻撃主体の『魔法剣士』。戦闘では優れた洞察眼で戦場を把握し、魔法増幅効果がある杖の側面を持つ長刀《ディザリア》を振るいながら、超短文詠唱の雷魔法で正確無比に相手を殲滅する。
魔法行使のみならず近接戦闘もこなす『魔法剣士』として、白兵戦技術と超短文詠唱による速射性は上級中衛職(ハイ・バランサー)の理想とされ、尚且つ高射程・高威力の魔法を有している事から、作中では『魔法剣士』ならぬ『魔砲剣士』と称されている。魔法を行使するのに必要な精神力(マインド)の総量、即ち魔法持続力においても都市最強魔導士であるリヴェリアを上回り、実際リヴェリアも超遠距離からの撃ち合いや白兵戦に持ち込まれれば、自身が敗北すると分析している。
ステイタス
Lv.6
力 | 耐久 | 器用 | 敏捷 | 魔力 |
---|---|---|---|---|
C622 | E411 | A899 | B737 | S943 |
魔導 | 耐異常 | 魔防 | 精癒 | 雷破 |
E | F | G | G | I |
スキル
- 聖女血統(ヒルド・ブラッド)
詳細不明。
- 妖精聖唱(フェアリー・ヒルドル)
詳細不明。
- 戦界白精(ディウ・ヒャズニング)
詳細不明。
- 雷精光魔(ソルバトス・エオ)
詳細不明。
発展アビリティ
- 魔導
威力強化、効果範囲拡大、精神力効率化など、魔法を使用する上で様々な補助効果をもたらす魔法円を作り出すことができる。
- 耐異常
状態異常の症状を防ぐことの出来るアビリティ。
- 魔防
作中で詳しい効果は説明されていないが、名前からして魔法攻撃に対する耐性が強化される物と思われる。
- 精癒
少量だが精神力(マインド)の自動回復が出来る。魔導士にとって貴重なレアアビリティ。
- 雷破
詳細不明。
魔法
- カウルス・ヒルド
詠唱式:【永争せよ、不滅の雷兵】
超短文詠唱の雷魔法。人の頭部ほどの白い雷の弾幕を放つ。
威力は人間を一撃で黒焦げにしてしまうほど高く、一度に百の兵士に攻撃を行い殲滅するなど弾数も多い。その射程は500Mを優に超え、有効射程という点ではオラリオの中の魔法でも随一。
また、ヘディンの優れた洞察眼から命中精度も非常に高く、ワルサ兵との戦闘では一発の誤射も無く魔法を命中させ敵兵を文字通り消滅させていった。
威力の強弱も可能で、ベルの特訓の時は彼が結果にそぐわない行動をした場合、感電程度で済むレベルの電撃を浴びせていた。
- ヴァリアン・ヒルド
詠唱式:【永伐せよ、不滅の雷将】
超短文詠唱の雷魔法。階層主の上半身すら呑み込むほどの特大の雷の砲撃を放つ。
迷宮(ダンジョン)27階層にある島を半壊するほどの威力を誇り、オッタル達ですら回避行動を余儀なくされた。ゼロ距離で放てば第一級冒険者の肉体すら塵も残さず焼き尽くせる。
対オッタル戦においては、それなりに精神力を消費せざるを得なかったが、【ヒルディス・ヴィーニ】を発動したオッタルの斬擊波の進路を僅かとはいえ変えてみせた。
- ラウルス・ヒルド
詠唱式:【永奏せよ、不滅の聖女】
超短文詠唱の雷属性の付与魔法。
対象の傷を大幅に癒し、さながらアイズの『風』のように対象に『雷』が付与され、対象の『速度』(単純な動作速度から、『反応速度』や動体視力のような知覚機能まで)を『階位昇華』に近い域まで引き上げる。付与された雷は『獣化』したオッタルに通用するほどの威力と貫通力を持つため、速度のみならず攻撃力まで大幅に向上する。
術者自身には使用できず、付与できる対象は術者が認めた者のみで、発動には自身に残る全ての精神力を消費する必要がある。厳しい条件の代わりにその効果は絶大で、アイズの付与魔法【エアリエル】にも引けをとらない。もっとも他者を強くする事と引き換えに自身は事実上の戦闘不能になるので、ヘディンはこの魔法の効果を『最悪の条件』と思っており、作中でベルに発動するまで一度も使った事がなかった模様。(その為、この魔法の存在を主神のフレイヤ以外誰も知らなかった)
装備
- ディザリア
長い刀身と妖精の大聖樹の柄を持つ長刀(ロンパイア)の第一等級武装。
優れた長柄武器であると同時に、魔法効果を増幅させる『杖』としての側面も持っている。
『ファミリアクロニクルepisodeエピソードフレイヤ』のコミカライズ版では、魔法を纏わせて弓矢のような使い方をしている。
『派閥大戦』の終盤で、獣化したオッタルの斬撃を受け止めようとして両断された。
余談
時を渡る道化師において
ベルが本編から7年前の「暗黒期」にタイムスリップしたドラマCD『時を渡る道化師』では直接出番はないが、作者が教えてくれた裏設定によるとディース姉妹相手に戦うベルの援護をしていたとの事。会った事ないはずなのに、自分の事を知ってるかのような動きをするベルがマジで不快だったらしい。
関連タグ
カムイ(FEif)・・・白と黒の陣営が争う世界における中の人繋がり。彼もまた白い方の生まれで、『エルフ耳の持ち主』、『仲間内の軍師的存在』であるなど共通点が多い。ただし性格はお人好しで、そして本物の王族であるという違いがある。
ついでに言えば、ヘグニの中の人は同じシリーズの次回作の主人公だったりする。
オッレルス・・・こちらも中の人繋がりにして、元ネタが北欧神話である。