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ちなみにサブタイトルでは調教(マスター)と書く。



概要です師匠(マスター)!編集


「これより『改造』を施す。女神祭まで寝る暇も無いと思え!」


ヘディンに対する敬称。彼に無理矢理「改造」という名のスパルタ訓練を受けさせられたベルは強制された訳でもないのにヘディンをいつの間にかこう呼ぶようになった。


訓練を行う理由だ愚兎。編集

フレイヤ・ファミリアと密接な関係がある女であるシルがベルに好意を寄せ、女神祭でデートする事になった。だがベルはモテるもののウブで女に免疫が無い。(まだ14歳だから当然だけど)このままではシルと満足なデートができないと考えたフレイヤ・ファミリアNo.3のヘディンはベルを拉致し、女神祭までの5日の間「改造」という名のスパルタ訓練を行い、女をリードできるように仕上げた。(因みにファミリアからの指示ではなく、独断。)

余りの厳しさにベルは「追い込まれるという言葉の意味を初めて知った」と言っており、以下の訓練内容が全てではないようでダンジョン37階層とジャガーノートに半殺しにされた時を上回る地獄だったらしい。


訓練内容です師匠(マスター)!編集

連行編集

レベル4の最高位でレベル5へのランクアップ直前の実力者で、スキルにより格上とも渡り合えるベルと正面から戦い、完封。地面にへたり込むベルを杖に取り付けられた剣で脅し、抵抗する意思を奪ってから連行する。ここから地獄が始まる。


悪夢の始まり編集

連行された場所は、牢獄ではなく喫茶店で、訓練前に(強制的に)お茶をする事になった。

その中でベルを尋問。だがベルの返答は、全くもって期待どおりでは無かった。

デートをするかどうかすら考えていなかったベルに対し、ヘディンは拒否権は無い、と一蹴。断ればベルとヘスティア・ファミリアを消滅させると脅し、デートをする事前提で強制的に計画を聞いたところ、これまた期待どおりの答えではなく、しかも憧れている人がいると宣う。それにヘディンは激怒し、女神祭まで改造を施すから、寝る暇は無いと宣言した。この時ベルの顔を鷲掴みにし、床に叩きつけている。もし憧れている人の名前まで言っていたら、多分ベルも憧れている人も殺されていただろう。

この後ベルはファミリアに手紙を書いたが、その内容がこちら。

ファミリアを 救うために

シルさんとデートします

探さないで 助けて


ヘディン)「それで予定は?逢瀬の日は何を着ていくつもりだ?回る場所にあたりは付けているのか?」


ベル)「あの…待ってください!僕まだシルさんとデートするって決めたわけじゃ…」


ヘディン)「馬鹿が!拒否権など無い。貴様に許されるのはその栄光に咽び泣くのみ!」


ベル)「咽びなっ…!?」


ヘディン)「選択肢は二つ。シル様をこの下界において最大の幸せで満たすこと、あるいは彼女に未来永劫の喜びをもたらすこと。」


ベル)「同じですそれ…」


ヘディン)「もし愚かにもあの方の誘いを断るというのなら…貴様ごとヘスティア・ファミリアを消滅させる!」


ベル)「えっ…ええっ…」


ヘディン)「あの方の望みは女神の神意に等しい。故に我らは手足として動く。たとえ疎まれようともな。」

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ベル)「でも僕憧れてる人が…」


ヘディン)「言わせるな愚兎!貴様はシル様だけ見ていればいい!他の女に懸想するな!顔も思い浮かべるな!彼女だけを思い楽しませろ!彼女が世界の中心だ!」


姿勢・表情・発声訓練編集

本を何冊も重ねた物を頭に載せ、落とさないようバランスを取りながら鏡まで歩く。そのまま鏡の前で鏡に映った自分に挨拶する。原作小説によると、精神が崩壊しかけるそうだ。

また、笑顔が悪いとヘディンに蹴り倒される


勉強編集

エルフの聖書10冊全て(しかも、全て数百ページある厚さ)を頭に叩き込み、英雄に興味と関心を紐付ける。原作小説では2時間で頭にねじ込まれたが、ベルは勉強がそう得意ではないので、アニメでは目が兎より真っ赤になるまで読まされた。

またアニメではこの時、ベルに対する呼び名「愚兎」の意味がわざわざ説明された。そしてベルを何度も蹴りながら罵声を浴びせる。



掃除編集

ヘディンの屋敷が薄汚れていたので、ベルをこき使って掃除させた。「改造」とは無関係の強制労働。


ダンジョン内でのナンパ訓練編集

中層で女3人組のパーティーを颯爽と救い、ナンパする。もし女を幻滅させれば後ろから雷撃が飛んで来て丸焼けにされる。

因みに原作小説では経緯が細かく説明され、このモンスターはヘディンが女に怪物進呈(パス・パレード)で押し付けたものである事が書かれている。(要するにマッチポンプ)

ベルは「それは外道の所業ですよ」と抗議したが、ヘディンは「外道に堕ちようがシル様を喜ばせる方法を説いているのだ愚兎」と一蹴した。


買い食い訓練編集

この時リヴィラの街で売られているスイーツ「ハイパーダンジョンサンド・タピオカデラックス」なる代物。ペアでないと買えない頭の悪い商売なのだが、女を1人誘ってこれを買い、2人で食べ合わなければならない。

デートに食べ歩きは付き物だが、ベルは糖分に耐性が無く、甘すぎる物を一口食べれば気持ち悪くなってしまう。それで嫌がったベルだが、ヘディンにガラス越しに睨まれて何も言えなくなり、嫌々実行する事になった。

丁度良いところにカサンドラがいたので行動開始。ただでさえ甘すぎるのにさらにクリームとあんこを増し増しにした代物を前に吐き気を催しながらも、数日に渡って仕込まれたナンパ術を活かして完遂。カサンドラは顔を真っ赤にして失神した。

余談だ愚兎。編集

声が小さい!声がでかい!編集

ベルは37階層を上回る地獄で疲弊しているが(37階層ですら5分間は寝られたのに、この5日間の訓練ではそれすら無かった。)、ヘディンから何か命じられたり有難い教えを頂いた時は元気よく返事しなければならない。

もし声が小さければ「声が小さい!」と怒鳴られて蹴られ、声が大きくても「声がでかい!」と怒鳴られて蹴られる。

そして、その中間の声でも「丁度良いィィ!」と言われて蹴られた


女に誠意を見せるには編集

女に誠意を見せるには、と聞かれたら大勢の人は「真心」や「愛情」と答えるだろうが、ヘディンの持論では最も効率よく誠意を表す道具は「金」である。

彼曰く、「金をかけないデートは下策も下策」だそうで、ダンジョン内で訓練を行ったのもモンスターのドロップアイテムでデートの軍資金を調達する為。

関連イラストです師匠(マスター)!編集



関連タグだ愚兎。編集

のぶつぐ中の人島﨑信長氏がヘディン役で、松岡禎丞氏がベル役。

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