ボールス・エルダー
ぼーるすえるだー
「おう、リトル・ルーキー!お前、そんな装備で大丈夫か!?」
CV:山口太郎
迷宮(ダンジョン)の18階層にある『リヴィラの街』の顔役で、街一番の買取り所を営む、左眼に眼帯を付けた大柄なヒューマンの男性。
所属ファミリアは不明(本編18巻で、主神が女神であることは判明)だが、ステイタスはLv.3と第二級冒険者クラスの実力を持つ。
見た目はまさしく冒険者=無法者と言う式をまさに体現しており、事実上トップの立場から周りにはでかい顔をしているが、ベート・ローガのような遥か格上で威圧的な人物には下手に出て裏で悪態を付くなど、小物っぽい所がある。
一方で、レフィーヤにフィルヴィスの過去を伝えて忠告する面倒見のよさや、初の階層でも安定した立ち回りを見せるベルに感嘆する一面も兼ね備えている。武具マニアで昔は鍛冶師を目指していたらしく、アイズが討伐したウダイオスのドロップアイテムを譲って欲しいと頼み込み、ほぼ無加工ながら大剣へと作り込み、何の因果かベルが『漆黒のゴライアス』を撃破する一因となった。
街での殺人騒動の際は、賞金目当てで疾風の討伐隊を結成し下層に向かうが、そこでイレギュラーモンスターである『ジャガーノート』の強襲を受けてしまい、手下は全て殺戮され、間一髪の所でベルとリューに助けられる。この時、彼女が十八階層で共闘したエルフだと気づくが、その場は「逃げろ」と言われ逃走してしまう。
その後は、ベルの救助に向かおうとしていた派閥連合と合流するが、惨劇の目撃者として同行を強制され、ベルとリューを置いて逃げてきた負い目もあってか、渋々承諾する。
生還後は、リューの折れた木刀をギルドに提出し、彼女の冤罪を晴らす為、事の経緯をギルドに報告した。彼のこの証言により、『疾風』ことリュー・リオンは完全に死亡扱いとなり、彼女のしがらみはほぼ消える事となる。
『派閥大戦』では、当初はリヴィラの街に引き籠もるつもりだったが、主神の女神の命令で派閥連合に加わる羽目になり、ベルに命を救われた借りを返す為にも【フレイヤ・ファミリア】と戦うことになる。しかし、ヘグニ・ラグナールが椿・コルブランドを斬って戦闘不能にした後、迫ってくるヘグニに恐怖しダフネ・ラウロスに指示を仰ぐと、ダフネから「斬られて」という非常な指示を聞き、カシマ・桜花やヒタチ・千草たちと共にヘグニに斬り倒されて、戦線離脱した。
ベルとは色々交流があった為か、何だかんだで彼の事は信用しているらしく、本編19巻では彼にちょっとだけサービスをした。
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