概要
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のスマートフォン向けアプリ、『メモリア・フレーゼ』においてリリース六周年目に実装される物語。
一周年『グランド・デイ』、二周年『アルゴノゥト』、三周年『アストレア・レコード』、四周年『アエデス・ウェスタ』、五周年『ナイツ・オブ・フィアナ』同様、原作者である大森藤ノ完全監修によって送られる偉大英雄譚である。今までの主題歌は、劇中キャラクターのCV担当の声優が務めていたが、今回は過去にアニメ版『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』で主題歌を担当したsajou no hanaが初めて担当し、書き下ろし楽曲である『影裏』が起用された。声優でないアーティストが周年記念の曲を担当するのも、これが初めてである。EDは『メモリア・フレーゼ』の初期主題歌だった鹿乃の『Ivy』となった。
全三部作構成となっており、第一部【終焉序曲】、第二部【暗黒神意】、第三部【英雄斉歌】というタイトルとなっている。また、後日談で「色褪せぬ理想」もリリースされる。
偉大英雄譚では初めての本編(外伝)の話で、外伝『ソード・オラトリア』の第1部の集大成となる第12巻の内容であり、長きにわたって戦いを繰り広げた『闇派閥(イヴィルス)』と『都市の破壊者(エニュオ)』との最終決戦「狂乱の戦譚(オルギアス・サガ)」の話となる。ほとんど本編に沿った形ではあるが、ダンメモにおける『ソード・オラトリア』8巻部分の展開が原作と異なることによる展開や、一部冒険譚オリジナルストーリーや、3周年偉大冒険譚「アストレア・レコード」の登場人物であるヴィトーが登場するなど、オリジナル展開も含まれている。ちなみに、歴代偉大冒険譚の中でも話の長さは短め。
なお、イベント開始の2ヶ月前である5/22に、『メモリア・フレーゼ』で新規オリジナルストーリーなどの更新が完結することが告知されており、この偉大冒険譚及びそれに続く短編ストーリーが、最後の新規イベントとなった。
ストーリー
無数の剣戟による伴奏。
阿鼻叫喚による合唱。
破壊の旋律が魔宮を満たす。
迎えたる最終楽章を目前に控え
勇者は知略の限りを投入した。
少女は忌むべく力をも受け入れた。
そして――喪失を経た妖精は、再び両の足で立ち上がった。
都市に響くは、世界を破壊せんと紡がれる詩。
それは『都市の破壊者(エニュオ)』が指揮する
『狂乱の叙事詩(オルギアス・サガ)』――
名もなき英雄たちの一群は魔宮を目指す。
全てを護るため。
破壊の詩を止めるため。
長きに渡った『狂乱』を討つために――
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