アエデス・ウェスタ
あえですうぇすた
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のスマートフォン向けアプリ、『メモリア・フレーゼ』においてリリース四周年目に実装された物語。
一周年『グランド・デイ』、二周年『アルゴノゥト』、三周年『アストレア・レコード』同様、原作者である大森藤ノ完全監修によって送られる偉大英雄譚である。
全三部作構成となっており、それぞれ第一部【聖火聖臨】、第二部【月鏡】、第三部【英雄聖火】というタイトルとなっている(当初、第二部は新型コロナウイルスの影響によってセリフの収録が出来ず、ボイス無しで実装されることとなったが、第三部公開とともに実装される)。
内容は一周年以来の現代の物語で、オラリオの外の幻の聖域と呼ばれる『オリンピア』が舞台となっており、ヘスティア及び【ヘスティア・ファミリア】が初の主役となっている。
時系列は異端児(ゼノス)編の後の話になっているが、ベル・クラネルがまだ二つ名が【白兎の脚(ラビット・フット)】ではなく【未完の少年(リトル・ルーキー)】と呼ばれている(そのため、まだLv.3なのか、Lv.4にランクアップしているが『神会(デナトゥス)』前なのかは不明)。また、劇場版「オリオンの矢」の続編でもあり、原作者の大森先生は「オリオンの矢完結編」と称している。なお、ヘスティアがメインで登場した偉大冒険譚は、当作品とグランド・デイのみ。(その後、登場シーンは僅かだが、『オルギアス・サガ』にも出演している。)
2024年6月にダンメモがサービス終了になったが、そのラストとして、当ストーリーが復刻開催された。
それは遥か昔の物語
とても聡く、とても用心深い一柱の神が
天の海から「大いなる炎」を持ち出しました
炎は神の手から離れ
やがて地上に辿り着き
ひとつの聖域を作り上げました
その聖域の名は――オリンピア
オリンピアが戴くのは「原初の火」神プロメテウスの遺産
そして、「天の炎」を宿した聖域の守護者にして大英雄エピメテウス
それは三千年も前より決まりきっていた神々の負債
「これは眷族の物語ではない」
「これは神の決着たる物語」
「去るがいい、眷族の物語(ファミリア・ミィス)」
(メモリア・フレーゼ公式サイトから抜粋)