概要
CV:KENN
Lv.3の第二級冒険者にして、【アポロン・ファミリア】団長のヒューマン。22歳。
二つ名は【太陽の光寵童(ポエブス・アポロ)】。
人物像
アポロンの寵愛を受けていただけあって、エルフにも負けない美青年のヒューマン。基本的に冷静で高貴な振る舞いを見せているが、プライドが高く熱くなることもしばしばで、気に喰わない相手には容赦無く甚振る、残忍な性格。
アポロンに心酔しており、そのアポロンが寵愛を向けるベルに激しい憎悪と敵意を向けている。
『メモリア・フレーゼ』で判明した事によると、アポロンの眷族になる以前は西風の悪戯か歪んだ愛が原因で顔に重病を患い醜さから誰からも嫌われていたが、唯一アポロンにだけは「美しい」と言われ彼に忠誠を誓うようになった。
作中の動向
ベル達が酒場『火蜂亭』で祝賀会をやっていた時に、同じく仲間達と店に訪れており、団員のルアンがベル達に絡み騒動を起こした際、彼らを一蹴しベルを徹底的に甚振ろうとした。だが、その場にたまたまそこに居合わせたベート・ローガの横槍により、さすがに相手が悪かったため悪態つきながら撤退した。
実はその一件、全て仕組まれていたことであり、後日主催した『神の宴』でアポロンがベル達に『戦争遊戯(ウォーゲーム)』を申し込む大義名分を手に入れることが目的だったと判明した。その後はファミリア総出でベル達を襲撃し、リリルカ・アーデと繋がりのある【ソーマ・ファミリア】とも結託し、徹底的に追い詰めていく。だが、その場は救援に来た【タケミカヅチ・ファミリア】やヴェルフ、ナァーザ達の介入、そしてベル達が『戦争遊戯』を受けたことにより一時停戦。
遊戯の攻城戦では守備側になり、圧倒的な戦力差と格上である自分の力から慢心し切っていたが、【クロッゾの魔剣】を携えた元凄腕の冒険者の助っ人や、リリの変身魔法による情報と指揮系統の攪乱、命の重力魔法などで予想外にも戦況は劣勢となり、ベルと一騎打ちにまで持ち込まれる。
さらに、【ロキ・ファミリア】の幹部というオラリオ最上位の冒険者の二人に稽古をつけられたベルの急成長により、本来総合的な力は自分が上であるにもかかわらず冷静さを失い、押されてしまう。最終的には憧憬の教えを反復したベルに左ストレートで倒される。
因みに敗北した後は、『ギルド』の制止を振り切って、数人の仲間とともにアポロンの後を追ったようである。『メモリア・フレーゼ』のイベント「太陽神の湯けむり陰謀(ストラテジー)」では、温泉でアポロンがベルと偶然再会した時は不在だったため、会うことはなかった。
――のだが、同じくアプリの4周年イベント「アエデス・ウェスタ」の第一部終盤にて、アポロンと共に登場する。第二部では、あれから実力を上げLv.4になった模様(但し4周年イベントはあくまでパラレルに近い為、今後原作で再登場しない限りは良く分からない所である)。未だにベルに敵愾心を抱いている。
ステイタス
力 | 耐久 | 器用 | 敏捷 | 魔力 |
---|---|---|---|---|
C667 | C632 | B707 | D519 | F337 |
アビリティ
- 狩人
Lv.2ランクアップ時にのみ発現するアビリティ。一度交戦し、討伐した事のあるモンスターとの戦闘時、アビリティに補正がかかる。
- 耐異常
状態異常の症状を防ぐことが出来る。
魔法
- アロ・ゼフュロス
詠唱式:【我が名は愛、光の寵児。我が太陽にこの身を捧ぐ!我が名は罪、風の悋気。一陣の突風をこの身に呼ぶ。放つ火輪の一投!来たれ、西方の風!】
円盤上の光弾を飛ばして攻撃する魔法。通常の【ファイアボルト】より、威力が高い。爆散鍵(スペルキー)『赤華(ルベレ)』を唱える事で爆発させることも可能。
※名前と詠唱の由来は、神話で彼を好いていた西風の神ゼピュロス。
装備
- 太陽のフランベルジュ
刀身が波打っている真紅の剣。『戦争遊戯』でベルによって刀身を折られる。
- 連理の短剣
太陽のフランベルジュが折られた後、ベルに止めを刺そうと取り出す。
関連タグ
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか アポロン・ファミリア アポロン(ダンまち)
滝丸:中の人が同じ。過去に患っていた重病が原因で誰からも嫌われ、孤独に苦しんだ繋がりがありそして立ち直るきっかけを作った恩人がいた点も同じ。