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アウラ・モーリエル

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あるらもーりえる

アウラ・モーリエルとは、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア』の登場人物である。(メイン画像左側の人物)

概要

ディオニュソス・ファミリア】副団長。Lv.2のエルフの女性冒険者。二つ名は【葡萄の杯(クラーテル)】。

団長のフィルヴィスとは、ほぼ同時期にファミリアに入団した間柄で、彼女と同様に主神のディオニュソスを慕っている。

人物像

白い髪と濃い紫がかった青い目を持ち、赤と黒を基調とした戦闘衣(バトル・クロス)を身に纏う。一般的なエルフらしく、潔癖で神経質な性格。

6年前の『27階層の悪夢』の時はパーティから外されており、当時の団長や他の団員を見殺しにして生き残ったフィルヴィスを恨んでいる。また、団長という立場を利用して常にディオニュソスの右腕のように振る舞いながら主神を独占しているとも感じているため、その事もフィルヴィスを嫌う要因となっている。

クノッソス攻略戦の『第一進攻』に、ファミリア全員を巻き込んだ事で前述の件と含めてフィルヴィスを追及するが、作戦が終わるまではそれらの確執を捨て、作戦を果たすことを伝えた。

しかし、『都市の破壊者(エニュオ)』の策略でディオニュソスが天界に強制送還されてステイタスが封印されてしまい、さらにクノッソス全域を埋め尽くそうとする『精霊の分身(デミ・スピリット)』の緑肉に巻き込まれ、他の団員諸共飲み込まれて死亡した。

コミカライズ版では、迫る緑肉から彼女達を助けれないと苦渋の決断をしたアナキティによって扉を閉じられて退路を断たれてしまい、仲間達が必死に助けを求めたりアナキティ達に恨み言を叫びながら次々と飲み込まれていく惨状を前に「こんな終わり方ひどい」と絶望していた。

関連タグ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ソード・オラトリア ディオニュソス・ファミリア

ディオニュソス フィルヴィス・シャリア

ここから先は、ネタバレを含みます。

外伝15巻で、【ロキ・ファミリア】が『穢れた精霊』を討伐すべく遠征を実施し、60階層で『穢れた精霊』と対峙する。『穢れた精霊』はフィン達に「会わせたいオトモダチがいる」と言って、レヴィスを呼んだ。アイズによって倒されて消滅したはずの怪人(クリーチャー)の名を呼んだことに動揺するアイズ達の前に、その「レヴィス」が姿を見せる。

そこに現れたのは、第一次クノッソス攻略戦で戦死したはずのアウラ・モーリエルであった。

アウラは緑肉に飲み込まれて死亡したが、精霊に適性を見込まれて、極彩色の魔石を埋め込まれて怪人と化してしまった(皮肉にも、生前嫌っていたフィルヴィスと同じ末路を辿る)。しかし、アウラの人格は一切無く、かつて死んだ冒険者(レヴィナス・ダルダ)の魂を注がれて七等分にされた魔石に宿る「レヴィス(七つ目のレヴィス)」の意志を有している。

「レヴィス(六つ目のレヴィス)」やエインと比べると(元々のアウラのステイタスがLv.2だったしても)明らかに弱く、刺客にもなりえない彼女にフィンは違和感を感じつつも指が最も疼いていることに強く警戒し、彼女が詠唱を始めた途端、ベートに指示して仕留めさせた。

しかし、レヴィスの本当の目的は、自分が死ぬことで発動する呪詛(カース)【テスタルス・ルーイン】であり、自分が死ぬことで発動した防御不能回避不可能の呪詛の真紅の光がアイズを襲い、レヴィスとアイズの魂が重なり合い、かつてレヴィスとなる前の彼女の『竜』に殺された凄惨な最期を見せられたことでアイズが発狂して暴走してしまう。

余談だが、作者が11巻で挿絵で登場させたのも、このための布石だったとダンまちスタッフにドヤ顔で明かした際、スタッフに「悪魔なんですか?」と引かれたらしい。

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