概要
富士山中に突如として現れた超巨大遺跡。古代の超文明の産物とみられ、基礎構造解析だけでも今の科学を200年は進化させるほどのテクノロジーが詰め込まれている。
技術的な繋がりはマジンガーとは一切無いはずなのだが、その姿は推定600mもの巨体となったマジンガーそのもの。甲児からは「さながらマジンガーが乗るマジンガー」と言われ、その姿と可能性からマジンガーZ、グレートマジンガーに続く作中第3の魔神として「マジンガーINFINITY(インフィニティ)」と名付けられた。
その巨体ゆえに戦闘能力も凄まじく、ワームホールによる転移や、それを利用して腕部など身体の一部を転移させ遠距離攻撃を行う他、その巨体の全身から発射される誘導ミサイルや、街ひとつ滅ぼしてしまうほどの威力を持つ胸部の放熱板から放つブレストインフェルノを披露している。
しかし、インフィニティの真に恐るべき能力は、単なる戦闘能力ではなく……
ゴラーゴン
世界を作り替えることが出来ると言われる究極兵器。
その力の本質は、ビッグバン以来誕生した数多の可能性の宇宙から使用者が選んだ世界を、インフィニティが今ある世界と置き換えてしまうというもの。
要は『世界をリセットして好きなように作り替えられる能力』という恐るべきもの。
本来ならゴラーゴン起動はおろかインフィニティを動かすには制御ユニットとしてリサの力が不可欠なのだが、
Dr.ヘルは鹵獲したグレートマジンガーをパイロットの鉄也ごとダミーキーとして頭部に合体させることで稼働させている。
データの抽出が完了したのか、終盤では地獄大元帥(本作ではヘルの乗機)でもダミーキーとして稼働できるようになっていた。
余談
「無限」を意味するネーミングや「世界を作り替える能力」に加え、並行世界に関する言及など、マジンガーZEROと対になる要素が見られる。
なお、映画公開当時、漫画真マジンガーZERO作画担当の余湖裕輝氏によって『映画にご満悦なZERO』のイラストがツイッターにて公開されている外部リンク参照