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もしもボックス

もしもぼっくす

藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。想像を現実にしてくれる。
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概要

藤子・F・不二雄原作の漫画アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場エピソードはTC11巻収録「もしもボックス」。
公衆電話ボックス型の道具で、中に入って受話器を掛け、「もしも○○が××だったら?」のように話してベルが鳴れば、その通りの世界になる。ドラえもん曰く「一種の実験室」とのこと。

作中では「もしも魔法の世界だったら?」、「もしものない世界だったら?」、「もしもお金が要らない世界だったら?」等のように、世界の法則ごと変えてしまう使い方が多い。変えた世界を元に戻したい時は「元に戻して」と受話器に話す必要がある。
また、下記の「物価がとんでもなく安い世界」で、のび太が「もしも物価が安い世界だったら。ただし僕が持っている1万円札はそのままで」と言っているように、例外を設ける等の細かい指定も可能

ただし、効果の重ね掛け(一度何らかのパラレルワールドを実現させた後、他の要素を追加する)が出来るかどうかは不明(下記の「昼夜が逆転した世界」では、のび太が「夜を明るくして昼を暗くし、その昼を夜と呼び、夜を昼と呼ぶことにする」と追加で入力した際、結果的に現実世界へ帰ることになってしまった)。

大長編及び映画魔界大冒険』の作中では、ドラえもんドラミが「もしもボックスで実現した世界を元に戻しても、一度実現した世界はパラレルワールドになり、消えることなく続いていく」と説明している。
その一方、下記の「鏡の無い世界」、「のび助がアメリカに転勤になる世界」、「叱っちゃいけない世界」、「月が存在しない世界」が描かれた作品では、もしもボックスは現実世界を改変する道具として描写されている。

参考として『魔界大冒険』公開以降に発売された書籍では、この道具は「元から存在するパラレルワールドへ使用者を移動させる装置」(1986年発売『ドラえもん道具カタログ』)もしくは「新たなパラレルワールドを作り出す装置」(1990年発売『ドラえもんのひみつ道具使い方事典1』)と解説されている(ただし『てれびくん』1980年6月号の付録『ドラえもんひみつ全百科』でも、この道具は「異次元を製造する装置」と解説されており、『魔界大冒険』公開以前からもパラレルワールド関連の設定は存在している)。

水田わさび版アニメにおける設定では、もしもボックスは「宇宙には無数にパラレルワールドが存在しており、その中から使用者の入力した事柄が実現しているパラレルワールドを探し出し、使用者をその世界へ移動させる」道具とされている(『新魔界大冒険』、『映画ドラえ本 のび太の新魔界大冒険 ~7人の魔法使い~ 公式ガイドブック』、水田版アニメオリジナルエピソード「魔法使いのび太」)。
ただし全てのエピソードでこの設定が採用されている訳ではなく、2010年版「大富豪のび太」では、のび太がもしもボックスで元の世界へ戻した際、ドラえもんやミイちゃんの目の前に置かれていた大量のドラ焼き(下記の「物価がとんでもなく安い世界」を実現させた後、ドラえもんがのび太から貰った大金で購入したもの)が突然消失し、ドラえもんとミイちゃんが驚く様子が描かれている。

もしも・・・


また、水田版におけるもしもボックスは、原作版及び大山のぶ代版アニメと比べてデザインがやや変更されている(上画像参照)。
上部には青色のメーターが取り付けられており、使用時には赤色に変化する。すなわち、メーターの色を見れば使用者がどちらの世界(現実世界もしくはパラレルワールド)に存在しているかを確認出来る仕組みになっている。
それだけでなく、電話機にはタイムパトロール及び故障時の連絡先が記載されており、ドアの内側には「立小便禁止」と記載された紙が貼られている。

一見万能な道具のようだが、思い通りの世界を実現しようとしても結果的にある程度の辻褄が合わされてしまうので、中々上手くいかないようだ。また、パラレルワールドへ移動した後に、もしもボックスが壊れてしまうと元の世界へ戻ることが出来ないという致命的な問題がある。

しかし『魔界大冒険』及び『新魔界大冒険』では、ドラえもんのび太が「タイムマシン」に乗り込み、自分達がもしもボックスを使用する前の過去へ戻ろうとした際、魔法世界の魔界星から現実世界の地球へ帰還している
このことから、タイムマシンを使用すればもしもボックスが無くとも別次元間を移動出来ることが分かる(仮にタイムマシンで純粋な時空間移動のみを行ったと仮定すれば、もしもボックスが「元から存在するパラレルワールドへ移動する」装置だった場合、ドラえもん達は魔法世界の地球に到着することになり、もしもボックスが「新たなパラレルワールドを作り出す」装置だった場合、ドラえもん達は何も存在しない世界に到着することになってしまう)。

実現させた世界の一例

正月の定番の遊びが存在しない世界

最初に使用されたのがこれ。なんとも地味である。
凧揚げ羽根つきが下手なのび太から「今年の正月くらいはバカにされたくない」と言われたドラえもんが、のび太の為に実現させた世界。
凧揚げも羽根つきも誰一人経験したことないのだから、自分がこの世界でそれらの遊びを紹介すれば誰よりも上手に遊べて尊敬されるはず! と考えたのび太だったが、のび太が作ったへたくそ用ルールでは誰もまともに遊ぶことができず、恥ずかしくなったのび太は元の世界に帰ってしまった。

昼夜が逆転した世界

夜更かししたいと考えたのび太が実現させた世界。
しかし、人々の生活習慣が12時間逆転しただけであった。

お金のいらない世界

「お金という概念が無ければ何でも手に入るのでは?」と考えたのび太が実現させた世界。
実際はこの世界では貨幣負債の単位として扱われており、物を購入する際は金を受け取らされ、スリは自分が持っている札束を他人のにねじ込み、給料日には労働者が封筒に紙幣を詰めて職場に持って行き、街角では乞食ダンボール箱いっぱいの紙幣を「一枚でもいいから持ってって」と泣き付くという状況であり、結局は現実世界を更に厄介にしただけの世界で終わってしまった。ちなみにこの世界ではを遺棄しようとする人間が後を絶たないため、貨幣及び紙幣を捨てた者は10倍の罰金を貰わされることになる。もうややこしくて仕方がない。「お金のいらない世界」は、金が「いらないもの=邪魔なもの」として扱われる逆転世界だったのだ。
ナニ?ペイの拡充もう許してやれよ

あやとり世界

あやとりが大人気スポーツになっている世界。
唯一、のび太の思い通りに進んだ世界であり、のび太がプロあや(あやとり世界にて存在しているスポーツ)の選手として史上最年少デビューを果たすかと思われたが、ある身近な人物の手によってこの世界も終わりを告げる。

の無い世界

ジャイアンリサイタルを恐れるあまり、ドラえもんとのび太が実現させた世界。
結果、この世界では音が存在しない為、ありとあらゆることに筆談が必要となり、あらゆる情報をだけで感知しなければならない(背後からが来ても気が付かない等)という厄介な世界でしかなかった。しかも、ジャイアンの歌は何故か彼が書いた字を見ているだけで気分が悪くなってしまう為、結局何の意味もなかったのである。
上記のようにもしもボックスはパラレルワールドへ移動する時はもちろん、元の世界へ戻る時も声で操作する必要がある。しかし今回、ドラえもんとのび太は「音が存在しない世界」を実現させてしまった為か、このエピソードだけ元の世界へ戻る描写がない。また、音が無い世界をアニメで表現するのが極めて難しい為か、このエピソードは大山版及び水田版アニメにおいて一度も映像化されていない。

の無い世界

全員が他人に指摘されるまで自分のが一切分からないという世界。
交通問題が多発し、化粧もロクに出来ず、ナルシストが世界中で誕生した。結局、この世界も何の意味も無いということで元の世界へ戻った。

物価がとんでもなく安い世界

上記の「お金のいらない世界」で懲りたのび太が、お年玉で貰った1万円札が現実世界(1981年)の日本における10億円分の価値を持つ、物価がとてつもなく安い世界なら大富豪になれると考えて実現させた世界(ただし上記の通り、のび太が「僕が持っている1万円札はそのまま」と指定したことで、1万円札の価値が下がってしまうことを回避している)。
しかし、小学生が10億円もの大金を持ち歩いていれば周囲から狙われないはずが無く、のび太は誘拐犯同士で取り合いになってしまう。何とかその場から逃げ出したのび太は元の世界へ戻るのだが、途中で1円を落としてしまい、必死に探しながら「1円という大金を落としたんだぞ!諦められるか!」と言い放つほどのドケチになってしまった。

のび助アメリカに転勤になる世界

本当に自分が周囲から信頼されているのかが気になったのび太が「試しに僕がパパの転勤でこの街からいなくなったら皆はどう反応するか」という実験のために実現させた世界。
今までに比べて格段にまともな世界だが、こういう時に限ってもしもボックスが故障してしまい…。

なお、この時はまだもしもボックスが「使用者をパラレルワールドへ移動させる装置」という設定が無かった為か、このエピソードでは「現実世界の改変」という形でのび太の望みを実現させた。その後、ドラえもんがもしもボックスを修理して元の世界に戻すと、帰宅したのび助の口から会社側の「2月馬鹿」(4月馬鹿=エイプリルフールの2月版)だったと語られる。のび太はちょうどその時、ジャイアンから「これまでお前を虐めたお詫びとして俺をボコボコにしてくれ」と頼まれ、のび太は気が進まないながらもジャイアンを殴ったのだが、元の世界に戻した際はジャイアンの怪我はそのままであり、彼は先程自分がのび太に対し言ったことを忘れ「どうして俺を殴った!」と怒り出してしまった。

このエピソードでは、ドラえもんやのび太以外の人物の中でも改変中に起こった出来事を記憶している者(のび助や玉子、会社の人々)もいれば、元の世界へ戻した後にそれまでの記憶を失っている者(ジャイアン)もいる。それでいて改変中に起こった出来事は元の世界に戻した後も引き継がれている為、このエピソードにおけるもしもボックスは世界の改変という程の大きなことは行わず、のび助の上司達に嘘をつかせることに留まった。

眠れば眠るほど偉い世界

「昼寝で皆からチヤホヤされたい」と考えたのび太が実現させた世界。
確かにこの世界では、のび太は狙い通り皆から尊敬されることになった。しかし「眠ることが最も重要」とされるこの世界では、政治家は国会でいつも眠って政治は混乱、経営者も労働者も眠り続けて経済活動は停滞し、子を持つ親は家事も育児も無視して昼寝ばかりでネグレクトが横行するという破滅的な世界で、挙句の果てには居眠り運転で野比家の壁にトラックが突っ込んで来た。結局、のび太は大慌てで元の世界へ戻った。

魔法世界

魔界大冒険』で実現した世界。
「魔法が使えれば何も苦労せず生活できる」と考えたドラえもんとのび太が実現させた世界だったが、勿論タダで魔法が使える訳ではなく、体系的な知識と技術の学習が必要。その経験がないのび太は、この世界では幼稚園児でも使えるような初歩的な魔法さえ使えないということで余計に馬鹿にされる羽目になってしまった(作中にてドラえもんは「魔法を使えるようになる道具は無い」と発言しているが、実際には彼が持つひみつ道具の中に、あらゆる魔法を自由に生み出すことが出来る魔法事典」という道具が存在している)。

特筆すべきはこの魔法世界は「科学迷信として廃れ、魔法が発達した世界」という設定となっていること。そして現実世界からやって来たドラえもんが取り出すひみつ道具は魔法世界の住人にとっては「迷信であったはずのオカルト」になってしまい、畏れられ感嘆されるのである。
この世界観は当時としては非常にエキセントリックなものであり、後の世代でも『魔法先生ネギま!』や『魔法少女リリカルなのは』、『劇場版仮面ライダーウィザードinマジックランド』等で「科学世界の裏に魔法が発達した別の世界があったら?」という発想が描かれた。

作中では、危機的状況に陥ったドラえもんとのび太が、もしもボックスの使用を阻止しようとタイムマシンに乗り過去の自分達の元へと向かう。しかし、魔王の刺客であるメジューサに追跡され、過去の世界で魔法により石に変えられてしまう。この場面から、上記の通りタイムマシンを使えばもしもボックス無しでもパラレルワールドから次元を超えて現実世界へ帰還出来ることが分かる。また、元の世界(魔法が存在しない現実世界)に移動したにも関わらず、のび太がホーキングを行えたり、メジューサが魔法を使うことが出来る。移動後のパラレルワールドにおける法則は、移動前の現実世界でも通用するようである。また、魔法世界でもドラえもんが純粋な科学技術で作られたひみつ道具を使っていることから、移動後のパラレルワールドでも移動前の現実世界から持ち出した物を問題無く使用出来るらしい。

使用者が一番ハンサムに見える世界

『続ドラえもん全百科』に登場。
作中では、名前が設定されていないモブの少年がもしもボックスを使用し、「自分が一番かっこよく見える世界」を実現させた。その際、モブの少年は周囲の女の子達に言い寄られ、元の世界ではハンサムと評価されそうな少年が「いいなあ、あんなにモテて…」と羨ましがっていた。

地球に巨大隕石が衝突した世界

『ドラえもん最新ひみつ道具大事典』に登場。
のび太がもしもボックスに「もしも地球に巨大隕石が衝突したら」と入力した瞬間、ドラえもんとのび太が立っていた場所に隕石が激突し、吹き飛ばされたドラえもんは「馬鹿なこと言うなー!」と叫んでいた。

学校の授業があやとりと射撃しか存在しない世界

『決定版ドラえもん大事典』に登場。
のび太の特技を活かせるようにしてあげようと考えたドラえもんが実現させた。その世界でのび太は抜群の成績を叩き出すのだが、先生から「君にはもう教えることが無いから卒業しなさい」と言われてしまい、しずか達に卒業を祝われ学校から送り出されたのび太は「こんなの嫌だ!」と泣き出してしまった。

環境汚染が激化した世界

『ドラえもん学習ゲームブック 地底大魔王の謎』に登場。『竜の騎士』に登場した地底国出身の恐竜人間・カール(地底大魔王)が、昼寝中のドラえもんの「四次元ポケット」から盗み出したもしもボックスで実現させた。
熱帯雨林が降らなかったら」「フロンガスの濃度が上昇したら」「全世界の排気ガス南極上空に集まったら」という三つの破滅のシナリオ人類全滅させようとしたが、実はもしもボックスはレンタル品であり、カールが賃貸料金を支払ってなかったせいで計画は水の泡になることになった。

宇宙が生まれる前の世界

学習漫画『ドラえもん 宇宙大探検』に登場。宇宙がどうして生まれたのかをのび太達に教える為、ドラえもんが実現させた世界。
特筆すべきは上記及び下記のように「パラレルワールドへ移動する」ことが目的ではなく「宇宙が生まれる前=全てが一切存在していない世界へ移動する」ことを目的として使用された点である。
実際にドラえもんが「もしも今の宇宙が出来る前に戻ったら」と言いながらもしもボックスを使用すると、ドラえもん達の周囲が文字通り無の世界となり、その後はビッグバンが発生し、最終的には地球太陽系が出来上がった(実際に長い年月が経過した訳ではなく、この場面はドラえもん達が宇宙誕生の瞬間から地球誕生までをダイジェストで眺めているような描写となっている)。
このことから、この作品におけるもしもボックスは、既に存在するパラレルワールドへ移動するだけでなく、宇宙を含めた全てが一切存在していない世界(宇宙が生まれる前の世界)さえ作り出せることが分かる(作中では、ドラえもんはもしもボックスを取り出した際に「もしもこんなことがあったら…と頼むと、その通りの世界が作れるんだ」と説明している)。

太陽の光が半分になった世界

『ドラえもん ふしぎのサイエンス 3』に登場。夏の暑さに参ったのび太から「太陽の光を半分にして!」と頼まれ、彼に太陽の大切さを教えようと考えたドラえもんが実現させた世界。
ドラえもんがこの道具を使用した直後、気温が下がり雪が降り始めたのだが、世界中の海が凍ってしまい、窓や庭まで氷で覆われるという恐ろしい事態に陥ってしまった。

が存在しない世界

『学習まんが ドラえもん ふしぎのサイエンス 月のサイエンス』に登場。のび太とジャイアンから「月が無い世界で暮らしてみたい」と頼まれたドラえもんが、彼らに月の大切さを教える為に実現させた世界。
ドラえもんがこの道具に「もしも月がなくなって、地球が月のなかった時代のように回っていたら」と入力した瞬間、地球の自転が速くなった影響で暴風が巻き起こり、瞬く間に夜が訪れ、月明かりがないせいで周囲が全く見えないほどの暗闇になるというとんでもない状況に陥ってしまった。

作中では、もしもボックスについて「電話で話した通りに世界が変わる」と説明されており、ドラえもんも「他の人を巻き込まないようにしよう」と言いながら、この道具に上記の内容を入力する際に「(地球が)僕らしかいない惑星だとしたら」と付け加えている。このことから、この作品におけるもしもボックスは「現実世界の改変」という形でドラえもんの望みを実現させたと考えることが出来る。

恐竜が絶滅しなかった世界

『学習まんが ドラえもん ふしぎのサイエンス 恐竜のサイエンス』に登場。恐竜が絶滅していなかったらどんな世界になっていたかを疑問に思ったのび太達が、ドラえもんからもしもボックスを出してもらって実現させた世界。
もしもボックスを使用したドラえもん達がの外へ出ると、『竜の騎士』に登場したバンホーのような恐竜人達(ドラえもん曰く「恐竜型人間」)が人間と同様の暮らしを送っていた。その後、ドラえもん達は元の世界へ戻ったが、しずかは恐竜型人間を「6700万年経過する間に、恐竜が(人間のような知能や外見へ)進化を遂げた」と分析している。

野球サッカーが融合した世界

スピンオフ作品『ドラベース』にて、プロサッカー選手・ロナえもんが草野球チーム江戸川ドラーズと闘うために無理矢理実現させた世界。
基本的なルールは野球と同じが、「打者バットを使わずにボールを蹴ってもよい(守備についている選手もボールを蹴ってパスしていい)」「反則を起こした選手にはカードが出る」「外野席奥のゴールにボールが入ったら無条件でホームラン」等、サッカーのルールも取り入れたカオスなスポーツになっている。キックベースで良くないかな…。

のび太が3歳児の世界

大山版アニメオリジナルエピソード「のび太3さい!?」にてのび太が実現させた世界。詳しくは項目を参照。

のび太が女の子の世界

大山版アニメオリジナルエピソード「わたしのび子よ」にてのび太が実現させた世界。
のび太が「女の子だったら皆から優しくされるのかな?」と考え、もしもボックスで実現させたのだが、何故かドラえもんも女の子になってしまった。
のび太の狙い通り皆から優しくされたが、しずかとジャイアンでとある問題が発生してしまい…。

スネ夫の家が無一文の世界

水田版アニメオリジナルエピソード「豪華!スネ夫の貧乏バースデー」にてスネ夫が実現させた世界。
スネ夫の誕生日を祝おうとプレゼントを持ってきたのび太達三人を、彼がいつものように金持ち自慢で怒らせてしまう。そこでスネ夫が「庶民の暮らしを味わってみたい」と考え、ドラえもんに頼み込みもしもボックスを使わせてもらう。
スネ夫の父親の会社が倒産し、家財一式が差し押さえられ、骨川家は裏山でホームレス生活を余儀なくされる。しかしスネ夫は裏山での自給自足生活を満喫し、自力でからくり仕掛けの木製貯金箱、無添加食材で作ったクッキー、手作りの高級和紙を作ってしまうほど。
結果的に数少ない、使用者にとって都合がいい世界となり、スネ夫が反省することはなかった。

昼寝が競技化した世界

水田版アニメオリジナルエピソード「ひるね王選手権」にてのび太が実現させた世界。
上記の「眠れば眠るほど偉い世界」と同様に、のび太は昼寝の競技で世界記録保持者になったが、その睡眠技術を利用しようとする悪の組織に狙われてしまった為、結局は元の世界に帰ることになった。

叱っちゃいけない世界

水田版アニメオリジナルエピソード「アリガトデスからの大脱走」にてのび太が実現させた世界。
夏休みの宿題を終えないまま始業式の朝を迎えてしまい、先生に叱られることを恐れたのび太は咄嗟にもしもボックスで上記の世界を実現させてしまう。
その結果、22世紀では子供や若者が平気で犯罪を犯し、それどころか法律により人を叱った場合は罰則を与えられることになってしまい、叱った者が逮捕されるという世紀末の状態に。更にドラえもんは「叱り現行犯」によりロボット収容所・アリガトデスへ連行され、もしもボックスは収容所の所長・マジメーによって没収されてしまい…。

このエピソードでは、叱ってはいけない世界がもしもボックスにより実現したことを知ったマジメーが、タイムマシンで21世紀へ向かい、のび太の部屋に置かれていたもしもボックスを回収している。それだけでなく、このエピソードでは22世紀の世界及びドラミももしもボックスの影響を受けており、『魔界大冒険』及び『新魔界大冒険』における描写(作中ではドラミはもしもボックス使用後の世界における未来から駆け付けたのだが、彼女はパラレルワールドではなく現実世界の住人である。また『新魔界大冒険』では、ドラミはもしもボックス使用前に起こった出来事を覚えていた)と一致しない。

仮にもしもボックスが上記の「パラレルワールドへ移動する装置」だった場合、ドラえもんやのび太が元の世界へ戻った後も叱ってはいけない世界は存続することになる。しかし実際にはマジメーがもしもボックスを回収している為、このエピソードのもしもボックスは上記の「のび助がアメリカに転勤になる世界」と同様に「現実世界の改変」という形でのび太の願いを実現させたと考えることが出来る。

毎日が母の日の世界

この記述にはネタバレが含まれます。










水田版アニメオリジナルエピソード「母の日は終わらない」にてのび太が実現させた世界。
「毎日が母の日だったらママに叱られずに済む」と考えたのび太がドラえもんに頼み込み、この道具を使わせて貰う。最初はドラえもんはこの世界に反対して元に戻そうとするが、ネズミが受話器のコードを噛み千切ったせいでもしもボックスが故障してしまい、ドラえもん達はしばらくこの世界で過ごすことになってしまう。

その結果、カーネーションが入荷未定になったり、運動会では母親の肩たたき競技をやることになったり、のび太の誕生日ケーキが母の日仕様になる等、厄介な事態に陥ってしまった。それだけでなく、ドラえもんがもしもボックスを修理に出そうと未来へ向かった際、22世紀の世界でも毎日が母の日の状況が続いており、その影響でもしもボックスの修理が大幅に遅れてしまった。

また、このエピソードでは上記の「叱っちゃいけない世界」と同様に、22世紀の世界ももしもボックスの影響を受けており、『魔界大冒険』及び『新魔界大冒険』における描写と一致しない。

のび太とジャイ子が結婚している世界


トヨタ「ノア」のCM、TOYOTOWN NOAH「のび太とジャイ子の娘」編より。
ミニバンを買ったのび太(妻夫木聡)を見たジャイ子前田敦子)が実現させた世界。ジャイ子と同じ格好をした我儘娘がおり、彼女とドライブに行こうとしたが「月かアマゾン(に行きたい)」と言ったり、車内で「やっぱり南極がよかったな」と愚痴をこぼしていた。

関連タグ

ドラえもん ひみつ道具
パラレルワールド 公衆電話 電話ボックス

創世セット:一部の書籍で「新たな世界を作り出す」と説明されているタイプの「もしもボックス」と同様に、こちらも新たな宇宙を作り出すことが出来る。

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