チョコバナナ
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ちょこばなな
バナナにチョコレートをコーティングした食べ物。
皮を剥いた生のバナナを縦に割り箸で刺す、または、スライスして串団子のように刺して、湯煎し溶かしたチョコレートの中に浸して、コーティングし、好みでトッピングを加えたものを冷やし固める。
元々は時間が短く手軽に調理が可能なファストフードとして昭和時代に考え出された日本由来のモノである。主に縁日、学園祭などの屋台、出店で販売される。通常1本100円から200円程度で売られる。男女問わず人気が高い。
チョコレートは茶色のものが標準的だが、ホワイトチョコレートを使用したり、ピンク色や水色など、色付チョコレートを使用したものもある。また、トッピングとして、外にナッツやカラフルなケーキのスプリンクルなどをまぶしたものも見られる。様々なトッピングが施されたチョコバナナは作り手の工夫次第で、食べるだけでは無く、見て楽しむことができるため、作り手の感性や技量が必要とされる。
黄色と茶色のカラーリング、粘々した食感で、バナナ本体以上に猿のイメージが強くなっている。だが、そこがいい。
猿やお笑いのイメージがあるところも含めて、チョコバナナはお洒落なのだ。
細長い形状、粘々した食感、黄色と茶色のカラーリングで、あらぬ想像を駆り立てることもある（類似品：まるごとバナナ）。
アイスキャンディー、フランクフルトに並び卑猥な妄想をかきたでる食品である。この思春期共め！
いちごみるくにも言えるが、普通の目線で見てる人が多いので誤解なきよう。
味が好きで仕方がない人や、かわいいカルガモの雛の模様を思い出す人も多い。
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ブライアンとトレーナー♀ちゃんブライアンとお祭りに行くお話
何か浴衣ネタを書きたくて書いたら話が迷子になってしまいました。 いつものことだけどね…。浴衣着たブライアンさんは可愛いだろうって存在しない記憶があっただけです。 キャプションのネタはお祭りの後日談で、再びハヤヒデが大変なことになってますが何かのタイミングでもっと良い扱いしたいと思ってますので……ビワブラを書いて扱い良くしたいと考えてます(多分) ＊ お祭りの時に姉貴から借りてた簪を返しに姉貴の部屋に行くと、姉貴によく似たウマ娘…なのか？ものすごく恰幅の良い芦毛が部屋にいた 「姉貴入る……、誰だオマエ。私の姉貴の部屋で何してる」 「ブライアンっ！」 「？！」 その恰幅の良い芦毛は、私の名前を呼んだがその声に聞き覚えがあった。 「ま、まさか姉貴か？」 「そうだ、私だよブライアン…」 「あ、姉貴！どうしたんだ！何があったんだよ？！あんなに綺麗で体重の管理もできる姉貴がどうしてこんな姿に……！」 とても姉貴とは思いたくない姿の姉貴に私は愕然としてしまい、彼女の両肩を掴みながらガシガシと揺らしながら問い詰めた。 「まさか、あの実験魔の薬品のせいか？」 姉貴は違うと言い首を横に振った。 「じゃあ何でこんな姿に……昨日まで姉貴は普通だったのに……」 こんな姿の姉貴を見たくなかった。何があったのかわからないが、私の目の前にいる姉貴は私が知ってる大好きな姉貴ではなかった…。 「どうしてこんな姿に…」 「これはちょっとしたハプニングなんだよ、ブライアン」 「こんな姿になって、ちょっとしたハプニングで済ませるなよ！」 姉貴をこんな姿に変えたやつは私が許さない……！何が何でも見つけ出してやる！ 私の考えてることが手に取る様にわかった姉貴はすぐに私のことを止めた。 「ブライアン、犯人探しはしないでくれ、きっと悲しむだろうから…」 「何でだよ！こんな姿にされて姉ちゃんは許すのかよ！」 ＊ 今にも私体型を太らせた犯人をとっ捕まえてシバきそうな勢いのブライアンを何とか止めることが出来たが、納得がいってない様で、じわじわと涙目になる妹が目の前にいた。 言えるわけがないだろ。 可愛い妹とそのトレーナーが昨日のお祭りで買ってきたチョコバナナ180本を一気に食べたら、激太りしたなんて。 昨年の150本の時はブライアンに会う前に何とか少し太った程度で誤魔化せたが、今年は規模が違った。 まさかこんなに早く簪を返しに来るとは思わなかったから、油断してた。 「やぁ！ブライアン先輩、どうしたんだ？こんな時間に相応しくない表情だね！ボクみたく煌びやかな表情をしないと」 同室の後輩、オペラオーくんがいつものテンションでブライアンに話しかけるが、残念なことにブライアンにはこのテンションについていくスキルはない。 「……何なんだ、この暑苦しいテンションは……」 「暑苦しいとは失礼だね、これは煌びやかで神々しいテンションだよ！」 一々ポーズをとりながら言うオペラオー君はなぜ私が太ったか理由は知っている、だからこそ今は出てきて欲しくなかったんだが……… 何とか話題変えて、この場を凌ぐしかないなと思ったが遅かった。 「なぁ、オペラオー、姉貴がこんな姿になった理由知ってるか？」 「ブライアン！オペラオー君は関係ないから話に巻き込まないでくれ！」 「ブライアン先輩知らないのかい？ハヤヒデ先輩が太ったのは、チョコバナナ180本を一気に食べたからだよ」 遅かった…サラッと理由を言ってしまったオペラオー君。彼女の顔を見ると手鏡を片手に"うーん、今日のボクは冴えてる！"とご機嫌な様子でいた。 平常運転と言うべきか。そしてブライアンの方を見ると可愛らしい金色の目を丸くして驚いていた。 「ま、まさか…姉貴私たちが買ったチョコバナナで…？」 信じられないと言う雰囲気の顔で聞いてくるブライアン。彼女の気持ちを無駄にしたくなかったから喜んで食べたが、体重を戻すのに時間がかかってしまいそれがブライアンの気持ちを余計に傷つけてしまうことをしてしまった。 「ブライアンのせいではない、私が体重戻すのに時間かかってるだけだ、気にしないでくれ」 ブライアンのみみはショボンと前に倒れており、見るからに自分のせいだとショック受けてる感じで私も見てて辛くなった。 「ブライアン、本当にすまない。私の不注意だから気にしないでくれないか？」 「そうだよ！ブライアン先輩、何せボクもアヤベさん達とお祭りに行ってお土産でチョコバナナ200本買って帰ったんだよ！」 ＊ ま さ か の 爆 弾 発 言 だった。 姉貴と同室のオペラオー、そして仲良いアヤベ、トップロード、ドトウの浴衣の着付けをしたお礼にチョコバナナをあろうことか200本受け取ってその日のうちに食べ切ってたらしい。 「ハーッハッハッハッ！僕たちの方が数が多いから勝ちだね！さすがボク！」 「…………クソッ、負けた…」 悔しいが本数は僅か20本差で負けてしまった。 「今回は負けてしまったが、オペラオー次は必ず私達がブッちぎる！そして必ず勝つ！」 ここで負けたままで終わるわけにはいかない、必ず次は私が勝つ。 「望むところです、ブライアン先輩との勝負次もボクが勝つまでさ！」 「ほう、いい度胸だな。今から楽しみだ」 「いかなる時でもボクが輝きを放ちながら勝利を掴み取るよ」 謎めいたポーズで豪語するオペラオーに、私は今から彼女との勝負が楽しみで仕方がなかった。 「勝つのは覇王のボクさ！」 「いや、私だな。次は必ず私が勝つ」 「先輩に負けませんよ！」 「ああ、私も後輩だからって手加減はしない」 「ブライアン先輩！ハヤヒデ先輩！次もボクが必ず勝ってみせる！」 「いや、次は余裕で私がブッちぎって勝ってみせる！」 「「いざ！チョコバナナ合戦っっ！！」」 「なぁ、君たち、私の意見は取り入れる気は無いか？」 姉貴の声がしてそちらの方を向くと、なんとも言えない顔をして私とオペラオーの顔を見てた。 「どうしたんですか？ハヤヒデ先輩」 「姉貴どうした？」 「…………………」 「姉貴、どうした？」 「ブライアン、先程まで私のことを心配してたお前はどこへ行った？」 「はぁ？……………あ、すまん、姉貴」 「ハヤヒデ先輩………ドンマイッ！」 「も、申し訳ないが暫くチョコバナナは遠慮しとくよ……」 この日から姉貴がチョコバナナ怖いといい騒ぐようになった。 後日、ハヤヒデのチョコバナナ怖い発言を聞いた他のウマ娘が、姉貴にチョコバナナを差し入れしたらしい。 「なぁブライアン、なぜ私がこんなにチョコバナナが怖いと言ってるのにみんなチョコバナナをプレゼントしてくるのだろうか……」 体型が元に戻ったが、姉貴はあれ以降チョコバナナが怖いらしい。 「あれじゃないか？饅頭怖いと似た様なもんじゃないか？」 「…………そうなのか、じゃあチョコバナナは怖くない！と言えばいいのか？」 「………いや、何か違くないか？」 姉貴のチョコバナナ騒動は暫く続くこととなった。でもバナナは飽きないそうだ。9,003文字pixiv小説作品
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