「このスパナ、MMシューリスキーがいただくスキー!」
概要
第44話「不屈のチキチキ激走チェイス!」に登場するボーゾックの荒くれ者の一人で、肩書きは「ボーゾック一のメカニック」。
赤い作業着に身を包み、丸いサングラスを掛けた姿をしており、「~スキー」が口癖。
劇中ではボーゾック内において発生した故障車続発問題を解決すべく、悪人が使えばどんな車も自在に修理・改造できるという「伝説のスパナ」の入手に動いた。スパナの入手後は、エグゾスから借り受けたエグゾスターなる新型車を様々な形に改造し、カーレンジャーとカーチェイスしながら攻防を繰り広げる。
活躍
バリバリアン内で次々に車が故障する事態が発生したのを受け、その修理のためにエグゾスから97年型ニューモデルである新車のエグゾスターを借り、伝説のスパナの入手のためにチーキュへ赴く。
菜摘が偶然持っていた伝説のスパナを強奪するも、イエローレーサーに追跡されたため、スパナの力で彼女が乗るイエロースピーダー4の右の後輪を小さくして走れなくした後、暴走しに徘徊。
その後、カーレンジャー全員が追跡して来たのを受け、エグゾスターの排気口等を改造しては猛烈排気ガスやバスーカ砲、ついでに回転ノコギリ等の武装で応戦する。するとそこへ一台のみだが修理が終わった車に乗ったゼルモダが援軍に駆けつけたため、戦況はボーゾック側の優勢へと一転。逆にレッドレーサー達を追い回し、駆け付けたシグナルマンの追跡も後方へのミサイルで回避する。
レッドレーサー達を追い詰めるシューリスキーだったが、ドラゴンクルーザーの修理を済ませたイエローが参戦し、彼女によって伝説のスパナを奪われてしまう。負けじと彼女を轢き殺そうと突撃するもナビックブラスターによる反撃に遭い、エグゾスターを破壊されて敗北。
直後に芋長の芋羊羹を食べて巨大化し、VRVロボと交戦するも圧倒され、そのまま止めのビクトリーツイスターを叩き込まれ爆散した。
余談
声を演じる沢氏は昭和におけるウルトラシリーズの宇宙人や仮面ライダーシリーズの敵怪人の声を多く演じて来たベテランで、スーパー戦隊シリーズへの出演は平成における今作品が初となった。
しかし、スーパー戦隊シリーズの出演はこれっきりである。
また、この回は『秘密戦隊ゴレンジャー』よりスーパー戦隊シリーズの脚本を多く手掛けてきた曽田博久氏にとって現時点で最後の脚本回でもある。
関連タグ
激走戦隊カーレンジャー 宇宙暴走族ボーゾック ボーゾックの荒くれ者
グレムリンのワライコ僧:こちらも工具の扱いに長けた戦隊怪人だが、シューリスキーと違ってその用途は機械を狂わせるための物。