「オレは今サイコーに暑苦しいウッス!チーキュのみんなにもこの暑さを伝えてやるウッス!」
CV:亀山助清
概要
激走戦隊カーレンジャー第33話「おめざめ!激走ダップ」に登場したヘルスボーゾックの荒くれ者の1人で肩書きは「ヘルスボーゾック一暑苦しい男」。見た目は虎を擬人化し、リーゼントにした姿をしている。
「~ウッス」が口癖。
活躍
グラッチが開発した「激バカドリンク」を躊躇いなく飲み、さらなる暑苦しさと馬鹿さを手に入れ、チーキュの山を火の海にしようと激バカドリンクをガソリンタンクに入れたバイクで走り回る。
途中で、カーレンジャー達のVRVファイターにより山火事を消火されるも、さらに激バカドリンクを摂取することで手に入れた暑苦しさでオートブラスターの光線を弾き返しカーレンジャーを苦戦させ、一時撤退に追い込む。
その暑苦しさは、秋なのに周囲の気温を真夏日以上に変え、近くの学校の水道やプールの水を熱湯に変えてしまうほどである。
困り果てたカーレンジャーは、諸事情で変装したダップから「地中に潜れば暑さを回避できる」というヒントをもらい、再戦する。
再戦時に、地中に潜ったドラゴンクルーザーとペガサスサンダーの空中からの攻撃により追い詰められ、芋長の芋羊羹を食べて巨大化する。
巨大化した後は、レッドの「熱いのは夏のおでんだけでいいのだ!」という台詞の後に放たれたVRVロボのビクトリーツイスターを受けて敗北した。
余談
デザイナーの野崎明氏によると「健康とバカだけが取り柄の“ヘルスボーゾック一暑苦しい男”ですから、モチーフもへったくれもありません(笑)」とのこと。
虎モチーフという説はパワーレンジャー・ターボでトーチタイガーという名前で登場したことからの推測と思われる。
デザイン画では体は黄色くはなく、顎や腹に贅肉がついた姿で描かれており、虎モチーフとは言い難い。
声を担当した亀山氏は前作『超力戦隊オーレンジャー』でもバラスカンクの声を演じていたが、2013年1月に亡くなった為、今作がスーパー戦隊シリーズ最後の出演となった。
関連タグ
激走戦隊カーレンジャー 宇宙暴走族ボーゾック ボーゾックの荒くれ者
ドーラガンサク:見た目はサイクロプス、名前の由来は贋作から来ているがモチーフは無しと言う意味で共通する怪人。
殺し屋マッドブラスト:同じくパワーレンジャーでの名称からモチーフが推測された怪人。
デタラメデス:こちらも知性と引き換えに劇薬でパワーアップを果たした幹部怪人。
残暑忍者ベロ・タン、ヒーターバンキ、スカイフィッシュのザイ粉:同じく炎天下に因んだ灼熱の作戦を展開した後輩怪人達。ヒーターバンキはカーレンジャーと同様、車スーパー戦隊の作品に登場している。