「チース!」
概要
カラーリングも赤・青・緑・白の4種類がおり、これまでや後のシリーズでもそうそう無い程にカラフルな面子が揃っている。
ただし白だけは子犬にすらビビるほどの落ちこぼれで常に1人だけしかおらず登場頻度も低いが、代わりに人間の姿への変身能力を有する(とはいえ第3話でRRリーの能力でパワーアップした他、第32話でZZギューリーと共にRVロボに乗り込んだ際レッドレーサーに倒される様子が確認出来る辺り、どうやら戦死したらしくそれ以降は登場しなくなる)。
普段は「NO FUTURE NO WAY」と書かれた副長ゼルモダの壷に入っており、彼やその他のボーゾックの荒くれ者の号令で一斉に飛び出して襲い掛かって来る。
戦闘では口から吐く墨やビーム砲を備えた刀剣を振るう他、何とビルの壁を歩く事も可能。
その正体は蛸型の宇宙生物らしく、倒されると本来の姿に戻る。
また、たまに日干ししないとカビ臭くなってしまう弱点もある。尚、ゼルモダの壺から一斉に飛び出す際、彼は良く足を踏まれる模様。
元々が蛸の宇宙生物でその鳴き声なのか、普段は上記の通り「チース!」としか言葉を発さないが、言葉自体は話せるらしく、第5話では緑色の個体が「くたばれ、レッドレーサー!」、青色の個体が「真っ二つにしてやる!」とそれぞれ叫んでいる。
EDでは何故か敵である筈のカーレンジャーを客席から応援している他、流れる曲の『天国サンバ』もサンバという陽気なリズムとは裏腹に歌詞の内容がボーゾックの社畜(?)としての彼等の悲哀を謳った物となっている。
余談
モチーフはその能力や設定から分かる通り蛸で名前の由来はワイパーとバンパーの造語である。
アメリカ版のパワーレンジャー・ターボでは、カラフルであるが故にレンジャーと混同してしまうと危惧された為かピラナトロンという戦闘員に差し替えられたが、ハヴォック将軍配下のロボット戦闘員として一部のエピソードには登場した。
関連タグ
歴代スーパー戦隊の戦闘員