「こ~りゃ楽しいぜ!楽しいぜー!」
概要
第3話「正義の初心者印」に登場する宇宙暴走族ボーゾックに与するボーゾックの荒くれ者の1人で、肩書きも「ボーゾックの根性叩き直し屋」。
目深にかぶったヘルメットを身に着けたゼノモーフみたいな顔に、腰にはスパナを下げジャケットを着ている。
手に持っているハンマーで叩くことで対象の根性を叩き直すことができる(物理的な意味で)。これで叩かれた人や物は真逆な能力になってしまい、落ちこぼれの白ワンパーをためしに叩いてみたところ、クロックアップしたかのような高速移動を発現し、地球の家電製品は暴走を始めてしまった。
活躍
「チーキュの真面目な奴らを不真面目にする」という目的のため、成功した暁には副長にするという条件のもと襲来。自分の姿を見て悲鳴を上げた市太郎の母・良江を「常識がある」として根性を叩き直そうと追いかけ家に押し入りハンマーで殴ろうとしたが、避けられたことで掃除機に命中。掃除機が良江を吸い込もうと暴れまわり、さらにはほかの家具家電も叩いて(市太郎と社長も巻き込み)天馬家を大パニックに陥れた。
そこに、社長の車の修理が終わった後に早くテストドライブをしたいがために「5人で行かなくても地球は守れるのでは」と言い訳して来なかったレッドレーサー以外のカーレンジャーが駆けつけた為に交戦。グラッチの命令で渋々ゼルモダが送り込んだワンパーとの連帯で苦戦させたが、修理が終わったレッドレーサーが参戦、攻撃に怯む。改めて5人揃ったカーレンジャーに押されていき、ターゲットをビルに変更しようとする。だが、ゼルモダ達の足止めも虚しくフォーミュラーノバを叩き込まれ、巨大化も出来ぬまま爆死。直後にハンマーも壊れ、家具家電の行き過ぎた真面目は元に戻った。
余談
モチーフはエンジニア。
声を演じる細井氏は今作がスーパー戦隊どころか特撮初出演となり、第25話のゾクブルーも担当した。次の戦隊出演は6年後の『忍風戦隊ハリケンジャー』の磁石忍者ジシャックモ役である。