「でも姐さんの走りにはついて来れないわよ、ハァ~ッ!」
CV:柳沢三千代
概要
宇宙暴走族ボーゾックに属するボーゾックの荒くれ者の一人で、
肩書は「ボーゾックレディースの女番長」
グラサンをかけて胸にさらしを巻いたスケバンのような外見をしており、流星号という自転車に搭乗する。
これに乗り、「暴走族なりきり鉢巻き」を巻き付けた大勢の人々と共に
暴走行為を行う。本編初の女性怪人。
好物は抹茶のケーキ。
活躍
地球に暮らす人間を暴走族にするために送り込まれるが、「ボーゾックの原点とは何なのか?」の事で身を震わせながら考え、総長ガイナモ達から「どうした」と聞かれ、「ガイナモと結婚したい」「美女ゾンネットのように美しくなる秘訣を知りたい」とバカ丸出しで見当違いな意見を言われ、挙げ句には「トイレに行きたい」とノンデリなコトを言われ、為に「走る仲間を増やす事だ」とどやされ襲来。
土門直樹をはじめとした人間たちに「暴走族なりきり鉢巻き」という鉢巻きを巻いて暴走族へと変えると、大勢で暴走行為を行わせた。
操られたブルーレーサー以外のカーレンジャーが駆けつけ、レッドレーサーによる赤信号も「みんなで渡れば怖くない」と無視する。
「流星号路地裏作戦」でスピーダーマシンを駆るカーレンジャーに追われるも、自転車だからこそ通ることができスピーダーマシンの車幅的に通れない道を選んではカーレンジャーを撒いていく。
残ったイエローレーサー&ピンクレーサーに後ろから追いかけられ、スピードを加えた際に彼女たちから
「止まりなさい!」「待ちなさい!」と注意されるが
「止まりませ~ん!」「待てませ~ん」と呑気に捨て台詞を吐き、スピーダーマシンでは到底通れないであろう階段を駆け下り逃走した(安全の都合上真似しないように)。
その後も鉢巻きで人々を次々と仲間にしていくが、菜摘が鉢巻きを利用する暴走族特訓で脚力を強化した直樹に自転車で追い抜かれ、ようやく5人そろったカーレンジャーを兵士ワンパーとともに迎え撃つ。しかし特訓の影響でパワーアップしたブルーレーサーのハイパーヘアピンキックで倒された。
その後、「こうなったら、本当は抹茶ケーキの方が好きなんだけど…ええい、芋羊羹だ…!」とつぶやいて芋長の芋羊羹を食べて巨大化。
RVロボと交戦するも、ブルーが特訓の中で得た新技・ヘアピンキックとプラグネードキックに怯み、RVソード・激走斬りを受け爆死した。
余談
彼女の中の人はそれいけ!アンパンマンにてカレーパンマンを演じている事で有名。
演じる柳沢女史は本作がスーパー戦隊シリーズ初出演だが、以降は縁が無い状態がずっと続いている。