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「バラグースカ~」

CV:高橋和枝


登場話:第30話「地球がグースカ」


概要編集

マシン帝国バラノイアが制作したアンテナを彷彿とさせるマシン獣の一体。


頭にナイトキャップを被ったナマケモノのような姿をしている。

いつも眠そうな顔をしており、ただ眠っていただけだったが、バッカスフンドブルドントを聞いたものを眠らせてしまう「超催眠音波」のモーター音で眠らせてしまい、怒ったバッカスフンドによって破壊されそうになったが、悪用を企んだヒステリアによって地球に送り込まれた。


バーロ兵の操縦するタコンパスで地球に送られ、星野吾郎機からの超力砲でタコンパスを撃ち落とされるとタコンパスごと落下したが運良く生還する。

アチャコチャの命令で催眠音波を発すると、オーレンジャーをバーロ兵諸共眠らせてしまった。

が、6億年もの宇宙の旅で眠り続けていたリキことキングレンジャーには催眠音波が効かず、光弾で応戦するもキングビクトリーフラッシュを喰らってあっけなく破壊されてしまった。


ヒステリアに愛想を尽かされ、出番はこれで終わりかと思われたが……


バラグースカ辺名改造秋葉原バージョン編集

「あ~ゼンマイ巻かなきゃ……」


破壊されたバラグースカの残骸を拾った辺名小太郎博士という発明家が彼独自の技術でバラグースカを修復した姿。

体を構成するパーツは秋葉原で買って来たジャンク品であり、背中にはゼンマイがくっついている。このため、定期的にゼンマイを巻かなければ動かなくなってしまう。

赤ちゃん用の回転メリーゴーランド風車が装備されており、背中に赤ちゃん人形を背負っていて動くと自動的に子守歌が流れる。


強化された超催眠音波を町中に流して町の人達を眠らせ、ちょくちょくゼンマイを巻きながら歩き回り、通信越しに通報を受けていた丸尾桃まで眠らせるほどにパワーアップした。


バラグースカアチャ強化高出力バージョン編集

「バラグースカ!パワーアップしたぞ!」


そんな改造バラグースカを見込んだバラノイアが、ゼンマイ式という弱点克服のために回収し、アチャ・コチャによってさらに強化改造された姿。


「こんな子供騙しの釘付けやがって!」「ゼンマイはダメねぇ」←アチャ・コチャ談

ゼンマイの代わりに半永久動力を搭載されたためゼンマイを巻く必要が無くなり、コンピューターと接続された強化型スピーカーを搭載。催眠音波のパワーと射程を強化したが、これに伴い性格も狂暴になった。また、スピーカー型になった顔から光線を発射して攻撃することも可能。

催眠音波もより粗々しい低音中心の音声となり、可愛げが一切無くなってしまった……


オーレンジャーはもちろん、前回は効かなかったキングレンジャーをも子守歌で苦しめ、町中の人達を眠らせた。(前述のロボットも眠らせる効果もパワーアップし、信号機や走行中の新幹線、離陸前の飛行機すらも止めてしまう。三浦参謀長は眠りかけたが、意地で耐える事が出来た。アチャとコチャは耳栓を付けていたので効かない。)

が、催眠音波の増幅装置と有線で繋がれていたことが仇になり、ドリンパクの妨害で音波を出せなくなり、オーレバズーカで倒され、2度目の破壊となった。


その直後コチャによって巨大化エネルギーを注入され巨大化

が、催眠音波は出せないままなので一方的に攻撃を喰らうがままで、レッドパンチャーのパンチャーガトリングに怯んだところにキングピラミッダーのスーパーレジェンドビームを受けて爆散した。


余談編集

名前の由来は担当声優の高橋氏の代表作の一つブースカだと思われる。


高橋女史は本作がスーパー戦隊シリーズ初出演だが、1999年に死去したため、本作が最初で最後の出演となってしまった。


バラグースカを修理した辺名小太郎だが、この話を最後に出番が無くなり、彼がどうなったかは最終話まで全く触れられないまま終了してしまった。


関連タグ編集

マシン獣

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