CV:比嘉久美子(Stage.1、2では「謎の鉢植えの声」とクレジット。次回予告ナレーション・サブタイトルコールも兼任)
概要でございますです
ぼくちんは小津家の「魔法部屋」から発見された伝説の妖樹マンドラゴラの鉢植えでございますです。
小津家のお母さまから後事を託されておりまして、小津兄妹の皆々様にマジトピアの伝承を歌って聞かせたり、魔法で生成するアイテムについてアドバイスを送ったりしますです。
「~でござりますです」と喋るのが特徴で、芳香ちん・麗ちんからは「マンちゃん」、魁ちんからは「マン坊」、蒔人ちん・翼ちんからは単に「マンドラ」と呼ばれているでございますですよ。
鉢ごと空中に浮かんで移動することができるでございますです。伝説通り鉢から引き抜くと悲しみに襲われて、この世のものとは思えない叫び声を上げて命を奪ってしまうのござりますですが、魔法使いや天空聖者なら気絶や絶叫する程度で済むのでござりますです。とはいえ、ヘッドフォンを付けていた翼ちんは全く平気でござりましたが…。
番組のエンディングでは、ぼくちんがその回に登場した新しい呪文について解説するコーナー「魔法呪文講座」が挿入されているでござりますです。
2005年10月以降は、スモーキーとともにスーパーヒーロータイムとしてのエンディングにも登場し、その週の『仮面ライダー響鬼』の内容についてミニトークを行うようになっているでござりますです。おまけに玩具やDVD、キャラデコなどのテレビCMや宣伝も行っていたでござりますですよ。
ちなみにぼくちんはStage.1からミニコーナーに登場していたんでござりますですけれど、本格的な登場はStage,3でござりますですから、Stage,1,2のOPクレジットには「謎の鉢植え」と書かれているのでござりますです。
僕ちん、不遇でございますです・・・
そんな小津家の一員であるマンドラ坊やだが、劇中での扱いがとにかく不憫極まりない。赤の他人や怪人から攻撃を受けるならまだしも、自身が案内する対象であり助言によって幾度となく危機を救っているはずの小津兄弟からでさえぞんざいな扱いをされることもざらなのである。
以下に彼の被害内容を記載する。
- Stage.8 君こそヒロイン〜マジュナ・マジュナ〜
オーディションに合格するために魔法でズルをしようとする芳香に対して「魔法はみんなの為に使うもの」と注意するも聞き入れてもらえず、無理矢理透明化の呪文を聞き出される。
今回の一件で自分の心に素直になった麗から「頭の葉っぱ枯れてきてない?」と言われる。
- Stage.10 花が咲いたら〜ジルマ・マジカ〜
蒔人が池田江里子から貰ったサボテン「プチ・エリコ」を育てる為に現存の鉢から無理矢理引き抜かれた挙句、ポリバケツに植え替えられるというあんまりな扱いを受ける。
更にその夜、プチ・エリコに憑りついていた冥獣スペクターによって魔法部屋内の本や燭台が捕食されたこと、翌朝の朝食のパンや牛乳を食していることを小津兄弟に必死に伝えるも信じてもらえず、逆に「いい加減にしろ!」と怒鳴られてしまう。
また、魔法呪文講座でもスペクターが倒され元のサボテンに戻ったプチ・エリコに自分の鉢を奪われたままであり、挙句追い出そうとしたために蒔人からそっぽを向かれてしまう。
そして一番酷いのがサボテンに冥獣が付着していたことが発覚したにもかかわらず小津兄弟がマンドラに謝罪をしたシーンが一切ないのである(さすがに翌回以降も家にいる様子を見ると劇外で謝っていると信じたいが・・・)
- Stage.19 魔法のランプ〜メーザ・ザザレ〜
天空聖界宝物図鑑に掲載されている「どんな男も魅了する香水~ヴィーナスミスト~」を教えたばかりに芳香から「マジトピアから持ってきて!」と無茶ぶりされる。
- Stage.20 キスしてケロ〜ゴール・ゴル・ゴルディーロ〜
芳香が魔法部屋内に持ち込んだカエル(ヒカル)のせいでパニックになった麗を落ち着かせる為に水入りのコップを手渡すも、カエルがその水に飛び込んだせいで麗が余計にパニックを起こしてしまい、小津兄弟諸共盛大に魔法の激流を浴びることとなった。
魔法呪文講座にてヒカルが使う魔法を知らずヒカルにコーナーを乗っ取られる。
- Stage.21 魔法特急で行こう~ゴー・ゴー・ゴルディーロ~
魔法呪文講座にて(本を読みながら)ヒカル先生の呪文を解説するも、「燃えてきたぁ、いつでもオーケーだぜぇ♪」とスモーキーにトラベリオンエクスプレスの火室に突っ込まれた。
- Stage.22 京都でデート?〜ルーマ・ゴルド〜
家族一同が任務のために京都に行ったと思い込んでいたが、事件解決で京都観光をする一同をメメの鏡で見てしまい「自分も京都に行きたかった」と号泣することに。(因みにスモーキーはヒカルの召喚魔法で呼び出されたために付きっ切りではないもののハブられてはいない)
- Stage.26 信じろよ!〜ジルマ・ジー・マジカ〜
冒頭からスモーキーの悪戯で大量の芋虫を嗾けられたせいで体中の葉っぱを虫食いだらけにされてしまう。(これに対して本人は魔法呪文講座で「いつか絶対仕返ししてやる」と激昂していた。まぁ無理もないが。)
- Stage.34 勇気の絆~ゴール・ゴル・ゴルド~
舞台がインフェルシアだったために出番が全然無く、魔法呪文講座にてそのことで一人号泣することに・・・
- Stage.37 狙い撃ち~ゴル・マージ~
冒頭から芳香に頭部の葉っぱを剪定してもらっていたが、誤って一枚切り取られてしまう。(本人は終始気付かなかったのが幸いか。)
- Stage.39 あべこべ姉弟~マジュナ・ジルマ~
冥府神トードによって体と魂を入れ替えられてパニックに陥る芳香と魁、そして他の兄弟を黙らせるために翼によって悲鳴を利用される。(翼はヘッドホンをしていたため効かなかった)
関連イラストでございますです
関連タグでございますです
ボック(ギンガマン):植物繋がりのマスコットポジ。
セッちゃん(ゼンカイジャー):次回予告とサブタイトルコールを担当するマスコットの後輩。
ドギー・クルーガー/白鳥スワン←マンドラ坊や→ミスターボイス/牧野森男
プーモ:同時期に放映されたアニメで同じく兄妹(こちらは姉妹)のサポートキャラ