CV:田中信夫
概要
ボウケンジャー達の司令官的存在で、サージェス本部の意志を伝える立場らしい。
常にその正体を明らかにすることはなくモニターにCGキャラクターを表示させて、男性の声でボウケンジャー達に指令を出す。
飄々とした態度だが、時に非情とも思える言動を取ることもあったため、ボウケンジャーのメンバーと言い争いになったこともある。
ネタバレ注意
実は中の人は「レオナ」という少女(演:菅野莉央)で、ボイスチェンジャーとPC入力を用い成人男性のように振る舞っていた。
伊能真墨と本編終盤に会っており、その後他のメンバーの前にも大神官ガジャが求めるプレシャス「ゴードムの脳髄」を持って現れるが、メンバー全員が正体には気づかずじまいだった。
ちなみに判明したのが最終回のラストだった為本編では言及されなかったが、超全集によると作中でも名前のみ登場した大発明家「レオン・ジョルダーナ」が様々な知識を使って10度目に転生した姿というまさかのトンデモ設定が秘められているとか。
余談
演じる田中氏は『激走戦隊カーレンジャー』のリッチハイカー教授以来の出演となったが、以降縁の無いまま2018年10月に死去したため、本作がスーパー戦隊シリーズ最後の出演となった。
なお、転生前とされる発明家「レオン・ジョルダーナ」のモデルは言わずと知れた大天才レオナルド・ダ・ヴィンチとイタリアの哲学者ジョルダーノ・ブルーノではないかと思われる。
レオン・ジョルダーナはルネサンス期に活躍したパラレルエンジンの発明家にして画家としての側面も持っていたことが劇中でも語られているので直接のモデルは前者なのだろう。