ゴーゴービークル
ごーごーびーくる
プレシャスをエネルギーにするパラレルエンジンを搭載した巨大ビークルで、モチーフは働く車などの乗り物。
ボウケンドライバーというコントロール用のユニットが無ければ動かすことができない。
ボウケンジャーはこれらのビークルのパラレルエンジンからパワー供給を受けており、レッドからピンクまでの個人武器はビークルの特徴を受け継いだデザインとなっている(それを示すようにレッドからピンクまでのメンバーは変身時にビークルがこちらに迫ってくる演出が取られている)。
しかし、それはパラレルエンジンの天敵たるゴードムエンジンの影響をモロに受けるという事でもあり、こうなってしまうとエネルギーの供給が絶たれてボウケンジャーたちはパワーダウンしてしまう。対策としてダンプからジェットまでのエンジンをネオパラレルエンジンに差し替える事で克服している。
No6~No10は初期ビークルより後に開発されたビークルで、出力も並以上だが、その分負担も大きい。初期ビークルと比べて建設機械モチーフの割合が多い。
最終回では最終リミッターを解除する事でプレシャスのエネルギーなしにボウケンジャーの心というプレシャスを原動力に動かしている。
また、ボウケンジャーは他の戦隊のように等身大のマシンを持っていない為に、任務の際の移動手段としての側面を持つ。
No6~No10より更にあとに開発されたネオパラレルエンジン搭載のビークル(あとに他のマシンにもネオパラレルエンジンが使われるようになったが)。
『サージェスレスキュー計画』(凶悪犯罪やレスキューを想定した計画のこと)の為に開発された。
『DXサイレンビルダー』のTVCMではシルバーメッキが剥がれて本来の姿が現れるという選出が取られた。
下記のビークルが合体した戦艦型のメカで陸上と海上を移動可能。
初期型と同時期に開発されながら、あまりの性能に封印されていた。
実用化に際し、パラレルエンジン→ネオパラレルエンジンにエンジンが切り替わっている。
最終回後に宇宙空間へも移動できるようになり、まさに陸海空で活躍するマシンとなった(『ゲキVSボウケン』ではゲキトージャウルフを輸送している)。甲板にダイボウケンに乗るとボイジャーダイボウケンになる。
アクセルラーのキー入力ではなく、「ボイジャー、アンドック」のコールで発進する。
操縦者は初期メンバーだが、ボウケンシルバーが操縦した事も。
主な武装は主砲を放射するボイジャーキャノン。陸上では機体の前輪で立ち塞がる物を破壊する(ブラストローラー)。海上で活躍する際には王道タイプの戦艦に見えるが、陸上で動く際には前輪がロードローラーになっているために印象がガラリと変わる不思議な魅力を持ったメカである。恐らくロードローラーが前輪になっているメカは世界広しといえどこのマシンぐらいだろう。
単体での活躍が多く、合体時以外では分離する機会が少なかった。
ゴーゴーコマンダー
レッドが操縦する空中管制機型メカ。
ゴーゴーアタッカー
イエローが操縦する攻撃爆撃機メカ。
ゴーゴーローダー
ピンクが操縦するロードローラー型メカ。
ゴーゴータンカー
アフリカチームである「ボウケンファイター」のビークルで巨大タンカー型。
ゴーゴーコンボイ
アメリカチームである「ボウケンバトラー」のビークルで名前からわかる通り、トレーラー型で、荷台に搭載されたミサイルランチャーが武器。
動物メカが全く登場しない戦隊はこの頃まで珍しい事ではないのだが、このゴーゴービークルを最後に快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーまで12年間、動物メカが最低でも1機登場する戦隊が続くようになった(烈車戦隊トッキュウジャーにも本編に動物メカは登場していないが、劇場版で登場してしまった為ノーカン)。