概要
東映特撮ファンクラブにて2018年9月2日から12月23日まで配信された『仮面ライダージオウ』のスピンオフ作品。全16話(第1.5話〜第16.5話)。
テレビシリーズの放送内容や映画の内容と連動しており、登場人物が台本を手にして進行する朗読劇風のスタイルで展開される。
なお、「スタッフが撮影の片付けをしている中をキャストが台本を読みながら歩き、それをカメラで追い掛ける演出」「機材やスタッフの見切れている」「テレビシリーズ(または映画)の設定の説明や制作事情を暴露する」など、いわゆるメタフィクション要素の強い作品となっている(ほぼ裏話やアドリブのボケ)。
また、テレビシリーズでのレジェンドゲストも多く出演している。
監督はテレビシリーズのチーフ助監督の大峯靖弘が、脚本は東映プロデューサーの白倉伸一郎がそれぞれ担当した。
登場人物
レギュラーキャスト
『仮面ライダージオウ』より
『仮面ライダービルド』より(第2.5話)
『仮面ライダーエグゼイド』より
『仮面ライダー555』より(第6.5話)
『仮面ライダーウィザード』より(第8.5話)
『仮面ライダーゴースト』より(第13.5話)
『仮面ライダーディケイド』より(第14.5話)
その他(第16.5話)
余談
- 監督を務めた大峯は、テレビシリーズでチーフ助監督としてスケジュール管理も行っていたことから、「テレビシリーズの撮影の合間を縫って本作を短時間で撮る」という体制がとられた。
- そのため、スケジュールの都合上、第2.5話から撮影している。
- 第4.5話に出演した『仮面ライダーエグゼイド』のレジェンドゲストである宝生永夢役の飯島寛騎と鏡飛彩役の瀬戸利樹は別日に撮影しており、編集で共演しているように演出している。
- ウールは本作には登場しなかったが、#12.5ではテレビシリーズのオープニング用として撮影されながらも、未使用に終わったカットを使用している。
- 第13.5話で使用しているユルセンのぬいぐるみは大峯の私物だという。
- 第15.5話に登場する仮面ライダーツクヨミは、テレビシリーズに登場するか未定の時期に撮影されたため、変身後の姿が見えるか見えないかギリギリのところで止めており、ツクヨミライドウォッチは大峯がツクヨミのことを「ツクさん」と呼んでいたこととジオウのカタカナやゲイツのひらがなに対して、アルファベットということとなり、「TSUKU」という文字が表示された。
- 撮影で使用したものは、ジオウライドウォッチをベースに大峯のラフスケッチを基にデザイナー助手の小林桜がデザインを担当した。
- 実際に本編で登場した仮面ライダーツクヨミのデザインとは異なっており、本編ではジオウらと同じく「ライダー」の文字が顔に書かれている。
関連タグ
- RIDER_TIME…本作以外の『ジオウ』のスピンオフ作品シリーズ。
- 仮面ライダーガッチャード…本作をオマージュした『仮面ライダーガッチャード 未完計画』というスピンオフ作品が存在する。