概要
『仮面ライダージオウ』に登場する、オーマジオウの変身ベルト。
第1話から2068年の荒廃した未来で登場していたが、操作等もされていなかったため、音声は長らく不明だった。
外見
ジクウドライバーに酷似した形状であり、色は金色。ジクウドライバーではライドウォッチを装填している箇所に金色の装飾が付いている。
中央のディスプレイのセグメント表示はジオウ同様に2018となっている。
LAST『2019:アポカリプス』で明かされた全貌
その正体は常磐ソウゴの意志に呼応して変化したジクウドライバーの特殊形態で、彼を仮面ライダーオーマジオウに変身させた。
右側の装飾は「オーマクリエイザー」、左側の装飾は「オーマデストリューザー」という装置であり、各ライドウォッチから吸収された平成仮面ライダーの歴史がアーカイブされており、オーマクリエイザーは創造の歴史、オーマデストリューザーは破壊の歴史を司っており、これらを基にオーマジオウが形作られている。この他、変身や必殺技発動の入力デバイスにもなっている。
この2つの装置の赤く丸いパーツはオーマジクウマトリクスという理論具現化装置であり、この世の森羅万象を実体化させる事が可能。オーマジオウの各種装備を装着させているのもこの装置である。
本体であるオーマジクウサーキュラーは、内蔵ユニットを高速回転させる事により、オーマクリエイザーとオーマデストリューザーのデータを同心円状に展開、ロードして、オーマジオウマトリクスに伝達する。更に、回転時のエネルギーは加速増幅され、変身や必殺攻撃に利用される。
この他に、中央のディスプレイはザイトウインドー、上部のボタンはロック機構であるオーマオンリューザーとなっており、ジクウドライバー時と殆ど同じ役割を果たしている。
ただ、オーマジオウのドライバーと言う事で小山の音声が前面に押し出されている上に、単独音声が存在しないため、大西のボイスの方はかなり聞き取りにくい(特に作中では効果音も大きいので余計に)。
そのため、小山の単独音声だと勘違いされている事も多い。
必殺技
オーマジオウの力の他に、歴代平成ライダーの力を発動する事が可能。
劇中ではオーマジオウのみ使用。
ライダー | 必殺技 |
---|---|
オーマジオウ | 終焉の刻!逢魔時王必殺撃! |
クウガ | クウガの刻!マイティキック! |
アギト | アギトの刻!ライダーキック! |
龍騎 | 龍騎の刻!ファイナルベント! |
ファイズ | ファイズの刻!エクシードチャージ! |
ブレイド | ブレイドの刻!ライトニングブラスト! |
響鬼 | 響鬼の刻!音撃打! |
カブト | カブトの刻!ライダーキック! |
電王 | 電王の刻!フルチャージ! |
キバ | キバの刻!ウェイクアップ! |
ディケイド | ディケイドの刻!ファイナルアタックライド! |
ダブル | ダブルの刻!マキシマムドライブ! |
オーズ | オーズの刻!スキャニングチャージ! |
フォーゼ | フォーゼの刻!リミットブレイク! |
ウィザード | ウィザードの刻!キックストライク! |
鎧武 | 鎧武の刻!オレンジスカッシュ! |
ドライブ | ドライブの刻!フルスロットル! |
ゴースト | ゴーストの刻!オメガドライブ! |
エグゼイド | エグゼイドの刻!クリティカルストライク! |
ビルド | ビルドの刻!ボルテックフィニッシュ! |
ジオウ | ジオウの刻!タイムブレーク! |
玩具
2019年8月25日からプレミアムバンダイにて「仮面ライダージオウ 変身ベルト DXオーマジオウドライバー」として受注開始。
8月26日に更新された「仮面ライダーおもちゃウェブ」の開発者ブログによると
・本体の金色表現は成型色ではなく全面金色塗装(ただし、可動部など一部は成型色となる)
・中央のセグメントは固定ではなく、ジクウドライバーと同様に様々な表示が可能。
・変身音は左右の追加パーツを押すことで発動し、「OHMA ZI-O」(オーマジオウ)のセグが流れる。また、変身に至るときのあの禍々しいエフェクトの音声も収録しているほか、その時のセグの青色の時計の動き(本編で一瞬確認できる)もソウゴの台詞の中にアニメーションで再現している。
・上記の各必殺技は必殺技待機時に左右のボタンで選択する。このときセグは各ライダーの西暦をジクウドライバーと同様に表示する
・(正面から)左側のパーツを長押しすることで変身解除音が鳴る。
・キャラクターボイスはソウゴ:十数種 オーマジオウ:約30種が収録され、小山力也によるオープニングナレーションや明光院ゲイツ、ウォズの音声も収録されている。
と、かなり気合の入った仕様になっており、台詞の量や完成度はCSMレベルと言っても過言ではない(翌年のベルトでも似た事例があったような…)。
余談
公式サイトにおける「仮面ライダーオーマジオウ(2019常磐ソウゴ)」の解説では、一部「オーマジクウドライバー」と誤記されてしまっている箇所がある。
撮影に使われた小道具は変身前後で共通の物。その為、ジクウドライバーから変化するシーンをよく見ると二回りほど大きくなっているのが分かる。
なお、先述のDX版は「変身ベルト DXジクウドライバー」と同じ大きさである。
アナザーオーマジオウも同じものを装着しているが、機能も同一かは不明。
関連タグ
ゴールドラビットフルボトル/シルバードラゴンフルボトル → オーマジオウドライバー → ライジングホッパープログライズキーゼロワンリアライズver.